シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
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アニメ映画じゃなくアート鑑賞
特にはまってるわけでもないのに初日に観た。
アニメは20年前、映画も10年前に観た以来。
映画館でエヴァンゲリオンを観るのは初めて。
Qもレンタルで観たかも知れないが覚えていないくらい理解不能だった。
今回はどうなんだろう?いきなり観に行って良いのだろうか?と不安だったけどやっぱり分からんかった。
正しく分からないので、気持ちよく分からない。
分かろうとすると置いていかれるので分かったふりして付いていった感じ。
まるで現代アートの巨匠を集めた美術館で絵画を観ているような錯覚で楽しめた。
普通のアニメは世界にわりとすんなりはまりやすいが、今回はそういうのじゃない。
その演出はなぜ?という疑問を挟む余地はない感じが斬新。エヴァンゲリオンってこういう感じだったなと思い出してどんどん受け流して楽しむしかない。壮大な予定調和の世界で全部裏切られていく。
だから面白かった。
集合体のおどろおどろしいウォーホールの世界だったのに君の名は。的な爽やかさが滲み出た毒入りスプライトのCMようになって大団円?
思考停止で急にジェットコースターから頭に槍が刺さったまま降ろされた感じ。
あっという間の2時間超だった。
なにも説明されないけど全部開示された感じ、嫌いじゃないです。
無事いい女とハッピーエンド
今回の完結編でも、相変わらず明確な解答がなく、
きっとこういう設定なんだろうという考察ありきの内容でした。
その辺は賛否両論ありそうですが、学生時代にTV版を見ていた
作品がようやく完結ということで、結論としては観て良かったです。
170分と長時間の上映ですが、最後まで飽きずに見れました。
戦闘シーンはなにしてるのかさっぱりわかりませんでしたが、
3Dと融合した映像美が、とにかく緻密ですごかったです。
不満なところは、やっぱりスタッフロール流れてからの余韻が
「えっ、こんな終わり方?」で、ポカーンとさせられたところです。
大人になったシンジくんの声優が、なぜか神木隆之介さんで、
新海誠監督作品の世界線に移ったのかとさえ思いました。
ちなみにスタッフロール後を、誰しも期待しますがなにもありません。
右下に終劇と出てカラーと出るだけです。ただ、スタッフロールに
ufotableなど今をときめくアニメスタジオから数人ずつ参加してるのが、
妙に印象的でした。
延期になって卒業シーズンに上映で相応しかった
7時の最速枠と即日リピ鑑賞
テレビ版旧劇場版からの伏線も回収できるので本当にエヴァが終わったのだと 卒業式の後にふと思い出が良くも悪くも懐かしく感じる気分です。 すべてのエヴァファンに「そろそろ妄想の世界から卒業して現実世界で生きて?」という願いが込められてたのかも。
見事に庵野監督自身の深層心理の世界に20年以上引き込まれた感じ。最後にたくさんの新たな用語が飛び交うが、ある程度言葉の意味で見ながら推察できる感じです(イスカリオテのマリアだけは調べて、なぜユダではなく?と思ったけど何か意味があるのでしょう)
パリ奪還の最先端の世界からいきなり(ありえないぐらいの)ド昭和な感じのあべこべ感は 結局-庵野監督のエヴァイマジナリーの世界で葛藤や模索をして人生を経てきた自身の実体験を描いてあるのかなと思った。
終盤にかけての描写がコミカルに見えて緊張感が抜けて詰め込みで25年分のモヤツキを駆け足で回収されたような気も。
庵野監督的には意図があるんだろうけど、ヴンダーとネルフ艦の戦いで流れたBGM「惑星大戦争のBGM」は笑いが出そうでQで流れたナディアのネオノーチラス号の曲の壮大な感じとの格差で萎えます。他にもいくらマイナス宇宙の記憶の世界であるにせよ初号機と13号機のバトルがミサトの家や教室で親子ケンカじゃんって 笑いが出そうになった。(シンジ君よりコミュ障な、電車にしょんぼりゲンドウさんにもかなり。) 旧劇場版でも登場したデカアヤナミや首無し人間の集団のCGも安っぽくてプレステが出始めたころのCGシーンみたい(それもわざと??) アニメーションのグラフィック面で向上してるのに少し残念だったかな。
キャラクター設定面でいうと、もう少し綾波レイを引き立ててくれてもよかったような。 いくら模造品だとはいえ、田舎の生活で人となりの生き方を学び始めたアヤナミタイプ6をLCL化てそれはむごすぎる。 テレビ、旧劇と謎が多かったレイ。それでもミステリアスな魅力でエヴァの代表キャラで新劇場版で感情の豊かさに芽生えたのでああいう扱いは惨い。 初号機にずっと残っていた長髪のレイには一番感動でしたけどね。
アスカが相田ケンスケといい感じになってることで アスカロスが起きるだろうとはおもいながらも まぁアレもオリジナル(惣流アスカ?)からの副製品だと言うことと シンジの成長の上での初恋の人との別れを入れ込んだのかと言うことで仕方ないのかな。ただ最後の駅にはアスカ一人だし個人的には相田は相棒みたいな存在で一人で生きている気もする。
あと渚指令。りょうちゃんとの対話がほっこりしたけどユーロネルフの指令だったってことでいいの?
そして、いくらゲンドウ君と学生からの付き合いにせよ、いきなり出てきたマリに全て持って行かれた感はあるけどね。絡みも冬月とだけでゲンドウ君との対峙も欲しかったかな。 そして申し訳ないけど マリの英語がめちゃ下手なのがとても残念。せっかく英語監修が文字表記とかこだわってるのに 重要キャラなので真綾さんにもう少し英語特訓して欲しかったかな。(イギリスハーフなのに米国式だったり(それもなんか米国式っぽい)「他勢に無勢」のとこやラストのGood Luck の一言さえ あまりにノンネイティブすぎて。 さらにはワザとっぽいから良いけど中国語の「再見」も下手。 声優さんは耳がいいのでもっとトレーニングすれば簡単な表現ぐらいマスターできたはず。
ユイにヴィレの槍で処理されていくエヴァシリーズや さよならエヴァ8+9+10+11+12の走馬灯のように切り替わる歴代エヴァ達が安っぽすぎてちょっと萎えたかな(笑)
そう言う演出の緊張感が萎えたことで星4かな。 とはいえ、あれだけ謎に包まれていたエヴァを終わらせられた、終わりを見られただけでも幸せな気分になれます。 マリにも突っ込まれてたけど全てゲンドウくん(=庵野監督?)のワガママだよね。 なので最後に初めて笑みがこぼれるやんわりなエヴァ作品 になってますね。
宇部新川駅近くの映画館で見れた方は幸せだったろうね!拍手喝采だったかもね。
映像作品全てを見ている人は本当に楽しめる作品
「Air/まごころを君に」のオマージュというか、再演があったのは本当に鳥肌が立ちました。それに、TVアニメ版のカヲルとの出会いのシーンや、ゲンドウがTV版(Air/まごころを君に含む)の世界を知っている事を思わせる様な発言もあった。
Qは14年後の世界の絶望を突きつける作品ならシンは希望という手を差し伸べる作品。
シンジ以外の同級生達は子どもがいたり、仕事をしていたりと「大人」になっていた中で自分だけが中学生のまま止まってしまっているというのもカヲルが目の前で死んでしまった中では追い討ちになってたのではないかなとも感じた。とりあえず、ここでは書ききれない情報量でした
受け入れる覚悟
ネタバレなしにこの作品をレビューするのは不可能だと思う。
ただエヴァンゲリオンがTVアニメやってた時代にまさに14歳だった世代からするとこれが本当に庵野エヴァでやりたかった事なのかと受け入れるしかないという現実を突きつけられて今日からどう生きていけばいいのか分からないので、取り敢えずまた観に行こうと思います。
やはり庵野さんは庵野さんだったという、もうそれ以上の事が私には書けない。
この作品に様々な想いを持つ人、重ねる人がいるだろう。
何しろ四半世紀かけて織りなしてきた物語だ。
納得するしないではなく、ファンとしては受け入れるしかない。
あと緊急事態宣言が首都圏で延長されたのを忘れるくらいにそういえば東京って人が多いんだなとおよそ1年ぶりに思い出した。
映画館でパンフレット買うのにこんなに並んだのは後にも先にもこの作品だけかもしれん。
庵野!そこに愛はあるんか(あった)
サヨナラ、全てのエヴァンゲリヲン
初期のTVからの観てるオッサンです。
昨夜、本日公開が待ち遠しくて眠れず、朝イチで鑑賞。
見応え、迫力は今までの様ではなかった事は残念。
音楽もイマイチ突き刺さらなかった。
総集編観てる感じが付き纏って
途中睡魔に襲われる程退屈だった。
が、最後の伏線回収で全てを帳消しにした感じは今までにない終わりだと思える。
今回だけ監督変えたのもこう言う終わりにしたかったからなのかな?
最後は綺麗に終わらせて欲しいと願い、その通りな展開で終わった喪失感からなのか、何で綺麗に終わらせてんねんとなるこの天邪鬼な感じは共感していただけるだろうかw
が、コレで本当に終わった。
サヨナラ、全てのエヴァンゲリヲン(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
いいエヴァ
この歴史ある作品をまとめた、制作陣に拍手
ストーリーは、○○ぷなので、予想以上ではないと感じました。
しかし、もう出ないのかと思っていたキャラクターが、こうあって欲しい形ででるので、エヴァのカーテンコールとしても、嬉しく思いました。
とてもよかった
もうこれでお終い、もう何も出ないよと庵野監督が幕を引きたがっている感じがすごい。ラストシーンで大きくなったシンジとマリがこれから出勤するのか駅の階段を駆け登る場面、あれは一体なんなのだ? 数年であれほど人類の文明が復興するとは思えない、パラレルワールドなのだろうか。また、クライマックスは裏宇宙などと言い出して、それではなんでもありではないかとも思う。人類補完計画は結局のところ、人類殲滅計画だったと解釈していいのだろうか。ゲンドウがシンジに愚痴を言い始めたのには度肝を抜かれた。しかも自分はコミュ障だとかそんな内容。そんな理由で人類を滅ぼそうとしていたのか、ひどい。初号機がミサトの自宅などいろいろな場所で戦う場面がふざけていて面白い。綾波が人間性を獲得した途端死ぬのがつらい。
人生や恋愛は素晴らしいというメッセージが込められていた。マウントを取りたいわけではないのだけど、恋愛より育児の方が10倍素晴らしいので、それを答えのように言われても困る。この映画ではまともに育児をしていたのがトウジだけだ。ゲンドウもミサトも子どもがいるのに育児をしていない。
最期に相応しい出来でした
初見から早十数年。モヤモヤという名のエヴァの呪縛から解き放たれてスッキリしました。
理解が追いついてない所は多々ありますが、シンジが報われる終わり方で良かったなと。
完結に感動。ただ、ヒロイン
中学生のとき初めて観たTV版から追っかけてました。当時なけなしの小遣い貯めてLD版を集めたり、本を買ったり。何度も観直したり。もう40となるオジサンだが終わりかと寂しくもあり感慨深い。
個人の感想ですが、
本作では、セルフオマージュがあったり、登場人物一人一人に焦点を当てたアンサーが描かれており、風呂敷を畳む集大成だったと思う。何が起きているのか置いてかれた所もありますが、ラストは再構築された世界?平行世界?でチルドレンの幸せそうな姿があり、良かったねみんなって思わせられる大円団。けど一方で並行世界のオチかいって思いも残ります。まあ1番皆が満たされる終わり方だと思うようにしますけどね。
ただ、どうしもアスカが残念。「瞬間、心、重ねて」の回が特に好きで、シンジを意識するツンデレアスカには、王道的にシンジとくっついて欲しかったし、当然そうなると思っていました。TV版の頃からアスカが好きだった私には悲しさが残りました。
いちファンのボヤキですけどね。完結してよかったです。
訳分からんが、大満足(笑)
「さよなら」はまた会うためのおまじない
26年間エヴァンゲリオンとは無縁でした。一度も見たことがなく、中田敦彦のYouTube大学で予習してからの今回初めて劇場での鑑賞。初めて鑑賞したという人のレビューとして読んでいただけたらと。
まず、創造、神、人類、愛といった普遍的なテーマ、とても深い深いそして知的な作品であることは言うまでもない。
また、哲学的な要素も含んでいて、セリフ一つ一つも深い。
【生きることは辛いことと楽しいことの日々の繰り返し】
タイトルの楽譜のリピート記号は、上記の意味を含んであるのかと個人的に感じた。
父と息子の愛対して母と息子の愛
父と息子って女の私にはとうてい理解できないけれど母とは愛情表現が違うのよね。
なんせ音楽のチョイスが秀逸。主よ人の望みよから始まりエンディングの宇多田ヒカルで終わる。クラシックからオペラ、オーケストラに洋楽、J-POPとバラエティに富むラインナップ。
アニメ×オペラってちょっと新鮮。
ストーリーや内容については私のようなエヴァンゲリオン超ど素人が語るのもおこがましいので控えるが、エンディングの長さと本作に関わる会社、人たちの多さに圧倒。監督はじめ多くのスタッフの想いと汗と涙の集大成、本作に携わった全ての人たちに拍手を送りたい!
もう少しエヴァンゲリオンを勉強して再度観に行こうと思います!
それにしても平日月曜日の11時でも劇場は満席、立ち見客も出るほど。
休日じゃないかというほど劇場は混み合っていた。エヴァンゲリオンを心待ちにしているファンの多さを実感した。
【幸せのおすそ分け…】
…ゲンドウくん、認めて楽になった、救われた、解放された。
この話をSF、作り物語、別世界と侮らないこと。
…ワンネス、心理学、NSL(神経言語プログラミング)…
…幸せになるための、ごまかさない、自分が主役で
生きるための知識です♪
日本を代表する作品
マジで終わったのか・・・
あの頃、
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