劇場公開日 2021年3月8日

「作品ではなく作者が一人歩きした映画」シン・エヴァンゲリオン劇場版 K介さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0作品ではなく作者が一人歩きした映画

2021年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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K介
シュンシュンさんのコメント
2021年3月29日

ラスボスとの闘いがまさかの対話だった。
暴力で勝負が決まるモノではないとのゲンドウの言葉通り、最後は二人が深層心理で触れ合う。何とユイはシンジの中に居た。
その事に気づいたゲンドウは勝負から降り、ユイと共にシンジの身代わりとなることを望む。

究極のヘタレオヤジだったけど、まさかまさかの意外な幕切れでありつつ、力で父を殺すより面白かったと思う。
まあ、心までも強い父親を力で屈服させる方が王道だろうが…エヴァは万人受けするものでは無いのだ(笑) 奥様はまともな感性なのである。

シュンシュン
K介さんのコメント
2021年3月29日

ゆっきーさん
共感してくださってとてもうれしいです。

funya_tomoさん
批判的な箇所はビクビクしながら書いたので、そのコメント励みになりました。ありがとうございます。

ひのさん
ありがとう!最高!という感想が多い中なので、同じ感想と言ってくださると私もほっとします。

ナンダバナオタさん
>作者と作品を別物にしなければいけないという発想…
作者の思いはSFアニメのオブラートで包むべきであり、本作はダイレクトな自己投影が過ぎる、という趣旨で書きました。これは表現手法の話です。作者と作品は別物でなければいけないということではありません。
>あなたの好きなキャラクター達があなたの好きな行動をし続けるのをいつまでもいつまでも望む…
私にそうした望みはありません。「綾波がどこに行き着き、シンジがどう変化するのか(を観たい)。」と書いたとおりです。

背中にエンジンさん
ラストまで構想が固まった上での「序・破~」の船出と思っていましたが、4作目最終の〆切直前まで原稿が上がってなかったことが「プロフェッショナル」でやっていました。現場は壮絶だったのですね。

K介
背中にエンジンさんのコメント
2021年3月28日

エヴァの呪縛とか、大人になれないとか大げさな事ではなく、「エンタメを作る」と言って始めた新劇場版の最後がコレってどうなの?って思います。
ラストが旧の焼き直しに過ぎないコレでは序・破を作る意味が無かった。

背中にエンジン
ナンダバナオタさんのコメント
2021年3月27日

言葉そのものがまさにエヴァの呪縛に囚われた人のそれですね。

作者がいて作品があるので作者の思いは反映されて当然。むしろ作者と作品を別物にしなければいけないという発想自体がアニメ作品を神格化されてませんか?

綾波が白くなって消えた、それで良いじゃないですか。
いつまでも楽しいこと好きなことが続くんだ、俺の好きな綾波やシンジ達のキャラクターよ、期待する結末を見せてくれ?

全然わかってないです。
あなたの好きなキャラクター達があなたの好きな行動をし続けるのをいつまでもいつまでも望むことが結局大人になり損ねているんですよ。

時代も世の中も様々なことが変わったのにまだ昔の大好きな形であることを願うのですか?
現実世界の環境や人間どころか、アニメのキャラクターでさえ同じことをリピートすることに決着をつけたというのに。
成長してほしいものですね

ナンダバナオタ
ひのさんのコメント
2021年3月27日

マジでこれ
同じ感想を持った人がいて安心しました

ひの
funya_tomoさんのコメント
2021年3月26日

言いたいことを言ってくれたレビュー。

funya_tomo
ゆっきーさんのコメント
2021年3月26日

すごく共感しました。
そしてレビューが素晴らしい。

ゆっきー