「難しいけど、最高だった」シン・エヴァンゲリオン劇場版 neru_cvさんの映画レビュー(感想・評価)
難しいけど、最高だった
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25年も重みを背負って見てきた訳では無いが、旧劇場版と新劇場版が繋がっていた考察があっていたことに感動した。カヲルくんが旧劇場版からずっと記憶をただ1人失っておらず、何回も何回もループしてシンジに出会うために生きてきた、もう1人の主人公だという考察を見て納得出来た。この作品のテーマは「愛」なのだなと感じた。相手に記憶がなくても何回ループしてもシンジの幸せを願い、それが自分の生きている存在意義と勘違いしてしまっている。ミサトさんと加持さんの関係の中で、ミサトさんが加持さんのことを父親と見置き、1回別れ、再開した後一人の人間として対等に、また交際を続ける、という関係性をシンジとカヲルくんでもあるのかなと思った。
物語のキーマンはアスカでもレイでもなく、マリとカヲルくん、という考察を見て、たしかに旧劇場版では登場しなかったマリがカセットテープの番号を進めていたことにも納得出来た。
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