「25年追う者として満足」シン・エヴァンゲリオン劇場版 ザワさんの映画レビュー(感想・評価)
25年追う者として満足
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面白い面白くないよりも満足感が凄い。
カップリングとか色々言われるだろう感じではあるけど、それぞれの立場を考えたら納得の関係性。
シンジとマリはあぶれた者同士というか、全てを俯瞰して知ってしまった者同士なので、うまくいく関係性だと思った。1番大人だし、シンジを救う役としては最適。アスカでもレイでも、孤立してしまっても、シンジは自立せず救われないので、マリとくっつくのが1番幸せになれる展開だと思った。むしろそのために追加されたキャラだな、と納得。
ケンスケとアスカはケンスケがメンタル大人過ぎるので、恋人というよりは親子関係という感じに思えたけど、解釈違いではくっつくと思う人がいても否定しない。アスカが幸せになるのは確実なので、アスカの幸せを願うのであれば、納得すべきである。1番アスカがアスカとしていられる場所に帰れたのだから。
レイは話的にシンジとくっついてはならないので、誰ともくっつかないけど、あえて関係性持たせるならカヲルくんなのは超妥当だった。最後のカット的にカップリング感はあるけど、くっつける必然性が無いので、ただの友達だと思う。
ゲンドウとユイはもはやギャグなので、そういうものとして見守った。
テレビ、旧劇、新劇と観てきて良かった。
終わるのは寂しいけども、自立の物語であったので、前に進みましょう。
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