キック・オーバーのレビュー・感想・評価
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ハードな刑務所でハードなアクションを
史上最悪の刑務所と言われた「エル・プエブリード」に収監されたアメリカ人。
無法地帯とも言えるような状況下の中、彼は脱獄の為にとんでもない秘策に打って出る。
過去実在した信じられないような刑務所の全貌を知る事ができる驚愕のアクション映画。
この作品で久しぶりのアクション映画復帰となるメル・ギブソンですが、アクションシーンこそ少ないものの内容はなかなかハードなものに仕上がっています。
まさかの“あの御方”を出してきた時は「それは無理でしょ💦」とツッコミたくなるも、予想以上に上手くて笑ってしまいました(笑)
久々の快作!
メル・ギブソンにハズレなし。
ゴシップにまみれ、最近は評判を落としているようですが、今作も、痛快な娯楽作品。
雑多な刑務所の描き方や、ヒーローのバイタル、子役のいい演技もあって、今までの彼の出演作とは趣の違う痛快作になっています。
長さ的にもちょうどいい。
欲を言えば、女優さんがもう少しキレイなら…
でも、美男美女が登場しないのがこの映画の良さでもあるし。
味付の濃い料理のようなもので、好みは分かれると思います。
2013.9.3
ちょっと無茶苦茶すぎる
雰囲気も好みで楽しくはあるけどちょっと無茶苦茶すぎる。
メキシコの無法地帯化した監獄がおもな舞台。ロケーションも殺伐としててとてもいい。犯罪もどこか陽気ないかにも南米ノリとでもいうのかその雰囲気は良く出てる。しかし西部劇みたいな銃撃戦までいくと、あ、真面目にやる気ないんだな、とうっすら勘付いてしまう。メルギブソンの演技からしても全部笑い飛ばしてくれ、ってことなんだろう。
しかしまあ、ふざけんな、って思う人も多々いそうな映画ではある笑
大金を取り戻せ!
ただの人口過密な土地に見えて売店もあって麻薬も打てるのに刑務所とは・・・実際に行きたくはありませんが、面白い場所だと思いました! なんだかんだ悪党はみんな片づいて、名乗っていた名前が裏切って奥さんとトンズラした元相棒の名前だったのは上手かったですねえ、最後の最後に元相棒との決着もつけるとは、いい作戦でしたね(笑)
ヤバい刑務所で巻き起こる脱獄計画。
『キック・オーバー』鑑賞。
*主演*
メル・ギブソン
*感想*
久しぶりのメル・ギブソンの映画。「ブラッド・ファーザー」以来。
話はシンプルで、強盗犯がマフィアから大金を強奪して逃亡中に逮捕され、収監された刑務所でマフィアや囚人、汚職警官らに命を狙われながら、奪われた大金を手に入れ、脱獄する為に奮闘するアクション映画。
まず、舞台のメキシコ刑務所がヤバイ。
泥臭いし、刑務所と小さい町が合体してるし、金や、女、ドラッグ、買収が常にありふれていて、かなり治安酷いし、怖い!汚職警官居すぎww 相棒のキッドは子供なのに平気でタバコ吸っちゃうし、ヒロイン的なポジションにいるのはキッドの母親っていう、、ね。(^-^;
アクションはまぁまぁ。
最初は面白かったけど、中盤~後半はごちゃごちゃしてて、ストーリーにまとまりがないような気がして、少し残念。
個人的には微妙でしたが、メル・ギブソンがめっちゃカッコ良かったです。
刑務所の描写に目を奪われます。
メキシコ刑務所に収監された強盗犯が、刑務所を仕切るボスと戦う物語。
想像を遥かに超えるメキシコ刑務所に驚きでした。これはどの程度実情を現しているのでしょうか?コロンビアメデジンカルテルのパブロ・エスコバルが収監された際にも、刑務所内の専用施設で好き勝手していたようですから、あり得る話なのでしょうか?
映画自体は、幾つかの話を上手にまとめていたと思いますが、逆にメインテーマが疎かになった印象を持ちました。それもあり、刑務所の描写のみが印象に残った作品でした。
肝臓移植もの・・・
まるで小さな町のような刑務所。犯罪者たちはかなり自由で、金さえあれば何でもできる。暴行や強盗は日常茶飯事だし、ボスであるハビの子分たちは銃さえ持っているのだ。ドライバーが捕まったのは国境でのカーチェイスの末。メキシコ側で捕まったので、しょうがなくメキシコの刑務所に入れられたドライバーだったが、マフィアの追手はアメリカ警察の二人も暗殺してしまう恐ろしさ。強奪金を横領しようとしたメキシコ警察の男たちもやがて殺される運命・・・
少年の肝臓を横取りしようとする悪のハビとも手を組み、アメリカへと渡りマフィアの幹部を殺すドライバーだったが、このシークエンスがなかなか痛快。イーストウッドの声真似をして、貿易商を仲介にして手りゅう弾で爆破。
最後の銃撃戦は急展開すぎてついていけないし、残酷な銃撃戦もさることながら少年の肝臓を取り出すシーンまで描いているのだから、かなりえげつない映像の連続。少年の母親とラブラブにはなるのだが、これもひと夏のバカンスなのか。
拾い物
端的に云うと、強盗犯が捕まっちゃって強奪した金を横取りされて、脱獄して金を取り戻すまでの話。
それがまた面白い。
話のほとんどはメキシコの監獄の中で展開されるけど、ホントにメキシコの監獄はあんな感じなのか?
だとしたらすげぇ国だな。
強奪された被害者も実は悪党で、横取りしたメキシコの汚職警官から取り戻そうと動き出し、
監獄の中では支配している悪党がいて、主人公はそいつに取り入り脱獄しようとするが、肝臓のために囲われている母子に出会って話が展開し、
等々狭い空間の中ではあるが目まぐるしく話が進む。
それが面白い。
ユーモアもあり、思わぬ拾い物。
メル・ギブソンかっけぇ系映画
ストーリー70
演出80
キャスト75
総合70
楽しい!これは楽しい映画だ!笑
メル・ギブソン演じるちょい悪?
いや、超悪オヤジが無法地帯な刑務所で
暴れまわる!
キッドもいい味出してるね
顔つきとかちびっ子ギャングなんだけど
可愛らしさもあって。
どんなシーンでもメキシカンな
音楽が流れてるし
手榴弾空中で投げ返しちゃうし
大ボス1日で倒しちゃうし
ちゃっかり妻を取られた相棒に
制裁加えちゃってるし笑
気楽に見れる娯楽活劇ですね!
メル・ギブソン製作・脚本・主演なのでとにかくやりたい放題。『ペイバ...
メル・ギブソン製作・脚本・主演なのでとにかくやりたい放題。『ペイバック』でイマイチ消化不良だったハードボイルド感を本作では全開でブチ撒けています。オーストラリア人なのになぜここまで徹底してラテンにこだわるのかは不思議。とにかくメル・ギブソンの眼つきにはもう狂気しか残ってないです。あとご本人の宗教観も前面に押し出されているのでオレオレ節で耳鳴りが止まらない傑作でした。スクリーンで観れなかったのが残念です。
おもろい
もっと単純で脳みそは使わなくていい系のヤツかなと思ったらそうでもなく、 わからない点がいくつもあるんだけど、なんだろうこの満足感は。 主人公のモノローグで状況を説明するのがとてもよかった。 最後の場面のモノローグで語られる言葉、私には響いた。
独特
この人、私生活では高嶋政伸みたいな立場なんだろうか(笑)
それはともかく本作は、土臭い独特の雰囲気を持ったクライムアクション。
メキシコ舞台、特有の個性があるので、こういうの苦手な人も多そう。
ストーリーは主人公中心。何やっても失敗しないみたいな都合のいい展開。その強引さと、
登場人物の多さから、かなりわかりずらい部分もあるね。
そもそもこういう刑務所って治安悪いとこには実在するんだろうか?ググりたくもないけどw
メキシコの刑務所はめちゃくちゃ
メルギブソンがスラムが如きメキシコの刑務所で犯罪スキルを用いて最下層から支配クラスに這い上がっていく感じがとても面白い。そんな立身出世とそうは言ってもしょせんスラムなところも切なく、アクション地味で面白い、ミステリー要素もとても面白かった。ヒロインがシングルマザーのおばさんなのは仕方がなかった。刑務所の不衛生で居心地の悪そうなところやクズしか出てこないところも最高だ。ある意味、これぞ映画じゃないだろうか。
とても面白かった。地味だけど年間ベスト級の傑作だ!ヒットする要素がまるでないけど本気で面白い。心あるアクション映画ファンはこの映画が映画館で上映されている奇跡を劇場で味わっていただきたい!!
キック・オーバー
予備知識なしで見たら、設定そのものがイマイチ理解できない、もちろん、映画であるからには、映画に描かれる世界が、現実であろうが、虚構であろうが、そこに真実味が無ければならないのだが、ウソ臭い映画である。
どこに面白みを見つければいいのか分からない。
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