「ファンタジー系の映画は苦手ですが、このシリーズはなぜか好きです。渡辺麻友さんの吹替えはそこそこうまくてかわいいけれど、役と女優さんのイメージには合っていなかったかも?」パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 魔の海 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジー系の映画は苦手ですが、このシリーズはなぜか好きです。渡辺麻友さんの吹替えはそこそこうまくてかわいいけれど、役と女優さんのイメージには合っていなかったかも?
AKB48の渡辺麻友さんが声優をされているというので、すごく興味がありました。
というのは、「タイム」で、同じAKB48の篠田麻里子さんが吹替えをされていて、すごくイメージぴったりでよかったからです。
篠田さんの時は、役のイメージと役者のアマンダの容姿が、これ以上ないというくらいぴったりで、とてもよかったのですが、今回は微妙に違っていてあまりよくなかった。
本作の渡辺麻友さんは、アニメの声優をしたことがあるので、そこそこうまかった(アニメより実写の方が、表情がある分、吹替えはしやすいらいしい)。
けれども、本作の人はいかにも西洋風の美人で、日本人妹キャラの渡辺さんとイメージが合わない。
AKB48の人なら、いないけれどもあえて言うなら、藤江れいなさんみたいな感じでした。
個人的には、AKBより乃木坂の方が好きなので、声優できるかどうかわからないけど、白石麻衣さんでもよかったかもしれない。
現在は、女性アイドルが数えきれない程いるのだから、できるかどうかは微妙だけど、イメージがぴったりの人にもっと吹替えをやらせれば、新しいファンも獲得できるだろうし面白いと思う。
「パーシージャクソン」は、「ハリーポッター」と「ロードオブザリング」を一作目しか見ておらず、ファンタジー系の映画が大嫌いな私にとっては、めずらしく好きな映画です。
なぜかと考えてみると、設定そのものが全部ファンタジーになっておらず、舞台がそのまま現代のアメリカになっているせいかもしれません。
マンガで言えば、「ドラゴンボール」というよりも「ジョジョの奇妙な冒険」(若い人に言っても通じないことが多いけど・・・)の方が好き、という感じです。
一般社会の中なのだけれども、一般人とは別の世界で戦っているところがいい。
ファンタジー系が好きな人には許せないのだろうけど、個人的にはこんな感じで本作以降も続けてほしいです。
それと、この映画は2D字幕版では、面白さがかなり落ちると思います。
3Dの演出、映像はたいしたことないけど、2Dではさらにつまらないだろうし、字幕では渡辺さんの声が聞けないので・・・?