ジェーン・エアのレビュー・感想・評価
全13件を表示
名作劇場
有名な小説だけど、読んでない。映画観て読んだ気になってはいけないが、でもどんな話か、よくわかった。感謝。
荒野…ほんっとにだだっ広くて、木も生えとらん。こんなところを一人っきりで、トボトボ歩くのは辛い。しかし、ジェーンは負けない。逆境にあってもくじけない強さを持っているから。目がほんとに物を言う。
衣装がすごい。めっちゃ凝っている。髪型、衣装、ロケ地、これらのパワーで19世紀に入り込めた。自分の人生を自分で切り開くジェーン、あっぱれ。
BS松竹東急の放送を鑑賞。
物語の背景
高校生の頃に大好きだったジェーンエア。映画は初めてだけど、こんなハッピーエンドだったかな?
ジェーンエアがまさにその通り。当時はその時代のことや歴史、英国特有の身分制度などほとんど分かっていなかったのに何で好きだったのかな。物語のもつ普遍性で面白い。ハドンホールが想像ついて、そこにいるかのような息づかいが感じられた。
あれ?映画の詳細みたら、みたのはこの人たちの映画じゃない!私がみたのは、シャーロットゲンズブルグとウィリアムハートのものだ!
マイケル・ファスペンダー目当てです(きっぱり)
マイケル・ファスペンダー目当てだったからいいや。
原作が実家にあって、昔読んだけど。
ジェーンがエドワードに惹かれる理由が、いまいち不明。
性格がねじ曲がってる上に自分勝手な男:エドワードなイメージだったけど、マイケルが演じたらやっぱ違う!
しっとり鑑賞
女性が社会的地位も身分も男性よりも劣るとみなされ、存在価値が一族繁栄のための道具であったり、裕福な家に嫁ぐのが最良の幸せであるとされていたような時代の中で、色々な弊害を脆ともせずに、自分の夢や愛に正直に生きる芯ある女性が描かれている文芸作品(特に英国)が、わりと好きです。
「プライドと偏見」「いつか晴れた日に」「ジェーン・オーステンの秘められた恋」等好みでが、今作品も例外ではありません。原作は一度だけ読んだことがありましたが、かなり昔でしたのでとても新鮮な気持ちで鑑賞しました。
前置きはこれぐらいにして、こちらの魅力のひとつはキャストです。主人公ジェーンにミア・ワシコウスカ。相手役のロチェスターにマイケル・ファスベンダー。そして、ジェーンを助け密かに思いをよせる若き牧師は「リトル・ダンサー」のあの男の子!面影残るジェイミー・ベルがこんな青年になったのね~と感慨深かったです。3人の魅力がこの古典文芸作品に結集して、新しい伊吹を運んでくれたように感じました。
芸術的にもアカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート作品だけあって、色使いが地味目なのですが細部までこだわって作り込んだ衣装というのが分かりましたし、荒涼とした風景や建物も趣がありました。
何よりも極端に微笑みがなかったミア・ワシコウスカ、彼女はこの役を監督に自ら志願したそうで、当に主人公に乗り移っていたかのような渾身の演技でした。
愛されるよりも愛するほうを。
悩んで苦しんで、人知れず涙を枯らした後に、心を決めた女性は強いのです。「幸せは待っていてもこない。」ですね!
ミアが美しい!!
兎に角、ミア・ワシコウスカが美しい!僕には、それで十分です(笑)。中盤やや単調ですが、光の使い方や風景が醸す映像が美しく、衣装も素敵。キャリー・ジョージ・フクナガ監督、前作「闇の列車、光の旅」とのギャップに驚き。
世界観完璧!!
まず惹かれるのはミアのバレリーナの様な曲線。
細い首。
まとめた美しい髪。
白くてはっきりとした鎖骨。
細細のウエスト。
そして秘めた情熱。
爆発させる姿も胸をうちます。
ファスベンダー氏の憂いとツンデレで溢れる愛。
エキセントリックで暗い秘密を抱えながら“言って欲しい言葉”を紡ぐ魅力的過ぎてしまう旦那様の役は絶妙!
荒涼とした英国の風景、その中で際立つ威厳あるお城と美しいガーデン。
繰り広げられる貞淑な古典でありながら自立した意志思の強い女性の物語でした。
素晴らしくて目を奪われる衣装の数々……
ジェーンの一番のドレスは本当に美しかった。
今年はロンドン五輪。
映画でひと足先にイギリスの魅力堪能出来ました!!!
一番驚いたのは小学生の時、確かに読んだ原作の内容を少しも覚えていなかった自分、でした。
ミア・ワシコウスカとマイケル・ファスベンダーのコンビは絶妙だが、やや単調
1943年のジョーン・フォンテイン、オーソン・ウェルズ主演作から数えて4度目の映画化である。
不変の愛を描きつつ、女性でもひとりの人間として自由で強くありたいジェーン・エアの人物像を浮き彫りにする作品だ。
キャスティングをみたとき、ミア・ワシコウスカはジェーン・エアの年齢に近いうえ、古い時代がよく似合う女優だ。また、出演作はどれも現実や運命に抗い自分らしく行動する少女を演じており、まさにジェーン・エアにぴったりだといえる。
そのジェーンが初めて愛するロチェスターは荘厳な風格はあるが、誰にも話せない秘密を持ち陰鬱で暗いものを背負っている。鬱屈したものを抱える男を演らせたら今もっとも上手いのがマイケル・ファスベンダーだ。
ソーンフィールド館での初対面のシーン。ぶっきらぼうな会話ながら互いの感性に惹かれていく様子は、まさにゴールデン・コンビの成せる一番の見どころといえる。
家政婦役のジュディ・デンチも相変わらず脇をしっかり固めている。
余談だが、少女時代のジェーンとロチェスターの被後見人(ジェーンの生徒)アデル、それに館の若い家政婦リアを加えた3人の顔がどことなく似ていること。たまたまそうなったのだろうが、この作品は、それでなくても従兄弟(従姉妹)だの兄妹が絡むので、つい親戚関係に見えてしまった。
描写で気になるのは、現在と少女時代を行き来する話の進め方はいいのだが、ジェーンがローウッド学院を出ていくカットがあまりに唐突で、一瞬、どういうシーンなのか理解できない。
原作を知っていれば、ジェーンが学院で数年教師を務め、教え子と別れを惜しんでいるのだと分かるだろうが、原作を知らない者にとっては頭のなかで端折られた部分を補完する必要があり、たとえ一瞬であれ、話の進行から離脱して現実に引き戻されてしまう。
もう一点、主要人物の台詞の抑揚が、皆、同じように聞こえるため中盤がやや単調でダレる。
映像は綺麗だ。鑑賞した映画館が最近、デジタル上映を採用し、色彩、フォーカスともにクリアになって、今作では霧や雨の一粒一粒が見えるようでソンフィールド館の佇まいや森が美しく、とても楽しめた。
元祖ハーレクイン???
ラストがやっぱり泣けました。。
そこまでは、正直を言うと、
重苦しさだけがあって、ロマンがない という、
ちょっと残念なつくりでした。
ブロンテ作品は女性目線だし、嵐が丘に比べると、
もともと、ややおとなしい作品だけれど、
感情に訴えてくる情熱がないのですよね。。
まあ、でも、「文芸作品」とはかくあるべき!
と、いうタイプの方(逆に激しいのは好まない方)
には、良い作品かな??と、思います。
と、いうことで、4点です♪
感動。
主役二人の演技が尋常じゃありません。引き付ける。
何を考えているのか?どう感じているのか?ものすごく考えてしまいます。
絵も音楽も美しく、シーンの切り替わり方がさすが!と拍手をしたくなります。
(うまく言えなくてすみません、、見たら納得してもらえると思います!)
見てよかったと、心から思う映画です。
素敵な映画に出会えました!
全13件を表示