「よくも悪くもウォンカーウァイ」グランド・マスター Kikiさんの映画レビュー(感想・評価)
よくも悪くもウォンカーウァイ
ウォンカーウァイが撮るアクション映画なんて、一体どうなるんだろう!?
という期待満点で観に行きましたが、あの独特なスロー感、スローモーションは健在。よくも悪くもウォンカーウァイ。
映像は素晴らしいし、俳優さんたちの表情も息をのむほど美しいのだけれど、いまいち誰にも感情移入できず、話がたんたんと進みます。アクションシーンもスローモーションとストップモーションの繰り返しで、重要なスピード感がないために盛り上がりに欠けました。
そして、やはり皆さんも言っているように「カミソリ」の存在意義が分からない。せっかく一番華があったのに。。。もっと彼を見たかった。
アクションの面で宣伝せず、物語重視で見に行っていたらもっと高い評価ができたのかもしれません。
コメントする