「最終作はギャグマンガ日和の打ち切り漫画のような扱い」ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!! 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
最終作はギャグマンガ日和の打ち切り漫画のような扱い
監督は『ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!』『爆転シュート ベイブレード THE MOVIE 激闘!!タカオVS大地』『映画 あたしンち』のやすみ哲夫
脚本は無し
2002年公開
同時上映『ドラえもん のび太とロボット王国』『ぼくの生まれた日』
たった5分ほどのショートアニメ
声当て無し
BGMと効果音のみ
ディズニーのショートアニメでさえ声当てはいちおういるんだけどね
よっぽどプロデューサーに嫌われていたのか最後はたった5分という酷い扱い
予算も少なく声当てを雇うお金もない
『徹子の部屋』に出演した山田康雄は謙遜してお金はそれほどもらってないと言うが林原めぐみクラスだとそれなりにいただいているだろう
神谷明がギャラを下げることに反発してコナンを降板するくらいだからやはりそれほどでもないのかな
Dr.アシモフが集めたサッカーチームとドラえもんズが対戦する内容
サッカー場はDr.アシモフが用意したものでドラえもんズを邪魔する仕掛けは沢山
それでもゴールを塞いだ壁をぶち抜かれ負けてしまうDr.アシモフ
ドラえもんそのものは今回も欠席
ドラ焼き以外の面白い理由も必要
お尻に火がつきそれでグラウンドにドラえもんの大きな顔が完成
声当て無し5分のわりにそれほど悪くない
ギャグマンガ日和の打ち切りマンガ系のような扱いに可哀想な想いもしたがスタッフはそれなりに意地を見せた
有終の美ではなかろうか
賛否が分かれたドラえもんズ
ある程度の支持があったからこそシリーズ化されたのだが
原作厨のプロデューサーに嫌われた
規格段階でボツにすれば良かったのだがドラミちゃん担当のよこざわけい子の活躍の場が増えればOKを出したのだろう
プロデューサーはよこざわけい子の声がお気に入りのようだから