「良い映画」おおかみこどもの雨と雪 けいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
良い映画
主人公が狼男との間に出来た子供を苦労しながらも楽しく育てる話。
主人公 花が大学で出会った風変わりな男は実は狼男だった。
二人は同じ大学の講義を受けていて、付き合うようになるが、あるとき男から正体を知らされる。花は男が狼男だという事を気にせずに付き合い、そのうち子供を授かるようになる。
貧しいながらも二人で協力して子育てしていくが、2人目を授かったときに夫と連絡が取れなくなり、その後、川で死んでいる夫を見つける。
夫の貯金でなんとか生活を送って行くが、子供も夜泣きや遠吠えをするので、近所からの苦情やペットの飼育は禁止されていると言われ、田舎へ引っ越す事になる。田舎でぼろぼろの古民家をタダ同然で借り、修繕しながら畑を耕し自給自足の生活を送ろうとしていた。畑も最初は失敗ばかりだが、花の一生懸命さを見ていた近所の老人から色々なアドバイスを受け、順調に生活ができるようになっていく。
一方、雪は学校でもうまくやっていき人間として生活をして行こうするが、雨は学校はあまり得意じゃなく森で遊ぶのに夢中になっていた。
雪も雨もある程度成長した時に、雨が先生と呼んでいた森の主のキツネが死に、雨がその跡を継ぐというようになる。その頃大きな台風が町にきており雨は森へ出て行ってしまう。花は雨が森で生活する事に反対だったので、雨を追って森へ入るが見つけられず足場がくずれて滑落してしまう。雨は花を近くの駐車場まで連れて行き、そのまま森に帰ってしまう。雪は学校で仲良くなった男子におおかみこどもであることを打ち明けるが、それを受け入れてくれる。
そのまま、雪は人間として生き、雨はオオカミとして生きるようになるって言う感じで話が終わった。
正直、夫のオオカミオトコが死んだ理由とか、貯金だけでそんなにながくやっていけるのかとか気になる点は多くあったが、楽しく見れた。子供に見せたい映画って感じ。