「おおかみこどもたちは良かった」おおかみこどもの雨と雪 典さんの映画レビュー(感想・評価)
おおかみこどもたちは良かった
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ハナとおおかみ男のエピソードが私にはグッと来なかった・・・
奨学金を頼りにしている学生のハナと、狼男だという「彼」、
ただでさえ2人とも安定した生活を送れる立場ではないのに、
避妊もせず2人も子ども作る時点で何だか引いてしまった。
ハナも家族をはやくに失い、彼も決して暖かい環境で育たなかっただろうから
家族をつくりたい気持ちが強かったんだなとも思ったけれど、
病院や他人に頼れない状態で苦しい出産をしたのに、翌年懲りずにまた妊娠という。
ちょっと「え~っ」と思ってしまった。
こんなことに引っかかってしまう私の心が狭いのだろうが・・・
でも、雨と雪のそれぞれの葛藤や、ハナの苦労とたくましさは凄く良かったと思う
学校生活も、「こんなやりとり、あるある」と、自分の体験も思い出すような感じ
ソウヘイくん、とっても優しい男子だった
雪とソウヘイくんの一連のやりとりを始めカーテン越しの雪のカミングアウトまで、
子どもならではのドキドキやときめきが蘇ってくるような不思議な気持ちになりました。
宣伝などをみて、ファミリー向けのように思っていたけれど、これは確実に大人向けの映画だったなあ
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heso&momoさんのコメント
2012年8月22日
典さんも燃えるような恋をすればわかると思いますが、どんなに苦労してでも、愛した人の子供を産みたい、産んで欲しいと思うのですよ。(男なので女性の気持ちは想像です)
ですから全然そこで引っかかる必要はないと思いますよ。