劇場公開日 2012年7月21日

「小学3年生以上の女性に是非観てもらいたい映画!」おおかみこどもの雨と雪 ひまじん三太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0小学3年生以上の女性に是非観てもらいたい映画!

2012年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

この映画を「アニメだから」とか「画がかわいいから」とか「おおかみこどもの話だから」などの理由で小学生以下の男の子には観せないように!ほぼ間違いなく30分で飽きて暴れるでしょう。さらに女性に優しくない中学生以上の男子・男性もだめですね。この映画の良さ、面白さは解らないでしょうから。細田監督自身も語っているようにこれは「女性(母親)讃歌の映画」です。これは「母親の子育ての物語」であり、「こどもの成長の物語」なのです。設定は「キワモノ」にしていますが普通に実写映画並みの作品の質を持っています。是非、小学校3年生以上の「女性」に観ていただきたい、お薦めの映画です。後味が清々しい映画です。

ひまじん三太
heso&momoさんのコメント
2012年8月13日

はは。その限定の仕方が強引だけど理解もできます。

でも本当は理解できる年齢の子供(個人差がありますが)全てにも見せたい映画です。

だって、人が愛し合って(片方がおおかみという突っ込みは不要です)、親が子供を臨み親の喜びのウチに生れる。そして親がご飯を食べさせ、『大丈夫、大丈夫。』とさすってあげていたと思ったらもう自分の道を歩き出す。

このタイミングがわからないと、本当に親離れできません。子離れもそうですが。

今作では小学生と中学生で自分の道を選択しました。実際にはもっと後でしょう。
だけど、『自分の道は自分で決めるモノなのか。』とか、『自分で決める姿ってカッコイイ!』などと感じてくれたら、成長していく中で絶対に力を与える事になると思います。

だから、男の子にも機会をあげてくださいね。

heso&momo