「空の青がきれいなこときれいなこと。」おおかみこどもの雨と雪 サマーサマーさんの映画レビュー(感想・評価)
空の青がきれいなこときれいなこと。
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公開初日ということで劇場はほぼ満席。
小さい子を連れた親子連れが目立ちました。
鬼のような丁寧さで描写される子育てシーンにあるあるとうなずき、成長してぐずったり甘えたりする雪と雨を自分に置き換え省みたり、甘えてたはずの雨があっという間に親離れを果たしてしまうなど、やりたい事をやってろくに故郷へも帰らないあの時の自分ではないかと思ったり。
雪と雨がそれぞれの道を見つけていくプロセスがとても丁寧で、だから導き出した結果にも納得がいくのです。
突然雨がいなくなってその後花は近所の人たちにどういう説明をしたのだろうとヤボなことが頭をよぎったりしたけれど、後半はもう、観客のお母さん達のすすり泣きで劇場内は包み込まれていました。
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