タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツらのレビュー・感想・評価
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くだらなくて良いじゃない
TSUTAYAで存在を知ったけど、手が伸びなくて
アマプラにあったので観たら、まぁくだらない。
大人がゲラゲラ笑いながら楽しく作ったに違いない!
サイコな雰囲気を出してるけどなんかニヤニヤしちゃう
不思議な映画。
サイコパスな二人と勘違いした大学生が次々に自死して
行く様は笑ってしまった。
気持ち悪いのに次どんな死に方するんだと期待しちゃう
この映画の優れてる点は、
ただの勘違いに終わらず実はホントの殺人鬼の血を引く
者がいたと言う点だと思う。
適当に観てたのに、おっと腰を据えて観なければ!
と思わせるところが良かった。
ただの大人の遊びじゃないんだなと。
ちょっと酔っ払っちゃって映画でも観るか!って時に
丁度良い映画。
親友コンビと大学生のすれ違いヴァイオレンスコメディ
この映画を勧めるツイートがバズっていたので見てみました。
キャンプにきた大学生が買い物中に鉢合わせた(偶然行き先が近くの)中年二人を気味悪がった事から始まる勘違い。二人から逃げるために、事故で気を失った女子大生を置いて逃げるあたりから空気がおかしくなります。
洋画をそこそこ見ていたら、大学生一人の特殊な出自、小屋、噂の殺人鬼は簡単につながると思います。それまでの不運な事故で死んでいく大学生たちの理由が愚かすぎて、今までの伏線を拾って推理しようなんて思わないでしょうけど。
期待値が高かったのか、ハマれずしっかり見れませんでした。洋画をあまり見ない、Z級映画も気にならない人ならコメディとして楽しめると思います。
グロに関しては、まあまあ痛そうです。使えるものは使えではないですが、そこらへんの木に突っ込んで串刺しはもっとどうにかならなかったのかなと思いました。これで後々死ぬだろうなと思ったら、大体その通り死んでスッキリしました。
こういう映画お約束の、また同じパターンで事件が起きるかも…?オチも安定していてよかったです。
ついつい声を出して笑ってしまう。
・オッサン二人組と大学生たちの勘違い合戦がうまくできている。ここぞというところではつい声を出して笑った。
・オッサンたちと大学生の立場が逆転するのもスムーズで違和感なく見られた。前振り(過去の事件)から種明かし(事件の真相)までも無理がなくて良い。
・結末がハッピーエンド過ぎるのは、個人的に、ちょっといただけないかな。
たまにはこういう楽しい映画もいいもんですね
アマプラで評価が高かったので観てみましたが、思っていた以上に面白かったです。
「13日の金曜日」を彷彿とさせる殺人鬼ホラーのパロディコメディです。山奥の湖畔、大学生のグループ、リーダー気取りの白人に頭の悪い金髪巨乳と絵に描いたようなテンプレでクスッとさせつつ、息もつかせぬテンポの良さで話が進んでいきます。コメディーではありますが、スプラッターシーンやホラー要素もしっかりとあり、恋愛要素や主人公の成長物語までも盛り込んだ贅沢な仕上がりです。約90分気軽にサクッと楽しめるいい映画でした。
おばかえいがはどっち
エンタメにはおばか枠という領域ががあり、映画でいえばエドウッドやトロマなど、低予算・B級と呼ばれる映画群で、概してアメリカ産の印象がつよい。(これはカナダ映画だけど。)
もともと日本人は、アメリカ人にたいして、細かいことにこだわらず、おおざっぱで明るい──という紋切り型の先入観をもっている。
それが陽性な映画の風合いと重なり、大味なアメリカ映画を見ては「おばかだなあ」と嘲笑する見解が定番化した。(もちろん愛着心も込めて、だが)
だが、じっさいにおばか映画を生産しているのは日本であって、わたしたちはがんらい人様の国のエンタメをおばかなどとけなせる立場にはない。
火口のふたりという映画があった。日本映画界の重鎮監督のさくひんで、権威主義団体の旬報が2019年度の最高の日本映画に選定した。堂々の第一位だった。内容はいとこどうしが出会ってやりまくる。それで火山が噴火する。噴火は絵でひょうげんしていた。死霊の盆踊り顔負けのおばか映画だった。(個人の見解です。)
新聞記者という映画があった。「勘違いの正義」と「妄想」がテーマの映画。みずからをヒロインと信じている女性記者が妄想をつのらせた結果、政府が生化学兵器を研究・活用しようとしているという(妄想)情報をつきとめ(ドンキホーテのごとく)槍を持って風車に突き進まんとする話。ほんとの新聞記者が原案を書いた渾身のおばか作品だった。(個人の見解です。)
かれらは、おそらくじぶんがおばか映画をつくったとはゆめにも思っていなかったと思う。それはThe Room(2003)をつくったTommy Wiseauも同様であっただろう。だが、人を楽しませた、もしくは少なくとも楽しんでもらおうとしていた──点において、エドウッドやTommy Wiseauのほうが何倍も賢かった。とわたしは思う。
いったいどっちがDisaster Artistだと思いますか?
本作はB級ホラーパロディの外観から、おばか映画枠におさまっているわけだが、ごらんになればわかるとおり、気取った「ザ日本映画」とは比べようがないほど楽しい。──だけでなく、観衆を楽しませようとしていることが有り体にがわかる。
(日本映画界が理解しない基本の前提だが)映画の真価はつくった人の満足度ではなく見た人が楽しいことだ。
たしかにとばっちりにひとしい牽強付会な比較ではある。だがアメリカ映画が日本の巷間で「おばか映画」と称されてしまう現象に、個人的にはいらだちを禁じ得ない。じっさい日本映画のほうがずっとばかなので。
とはいえ、タッカーにけしかけられたデイルみたいに女性にアプローチしたら、きらわれるってより、たいほされるぞ。自己肯定ってのはほどほどがいいわけで。
自信は持っても先入観は持つな
休暇に、やっと手に入れた別荘へとやってきたタッカーとデイル。
途中で寄った店で、キャンプへ行く大学生たちとすれ違い、話しかけようとするも怪しまれてしまう。
いざ別荘へ着いてみると、そこは森の中の不気味なボロ屋だった。
夜に気を取り直して川釣りをしていると、水遊びをする先程の大学生たちに再会。
そこで1人の女子大生アリソンを助けるが、それは悲(喜)劇の始まりだった。
本当はめちゃくちゃ良い奴らなのに、見た目のせいで殺人鬼扱いされちゃうタッカーとデイル。
個人的には最初からそんなにヤバい奴には見えなかったけど…
一度パニック状態に陥るとみんなああいう感じになっちゃうのかもしれないけど、先入観だけで行動するあの大学生たちが1番嫌いなタイプすぎて…
集団だから余計面倒臭いし。
ずっと2人が不憫で本当に泣けてくる。
「大事な休暇を邪魔しやがって!
夢の別荘滅茶苦茶にしやがって!」
あそこまでされたら、めっためったに殺しちゃっても良いのに、“自分の力では”殺さない2人優しすぎる。
あと、アリソン大好き!
カウンセリング術を活かして、デイルに寄り添ったり「お茶でも飲んで話し合い」を提案したり、もし助けたのがアリソンじゃなかったらって考えたら…
邦題『タッカーとデイルとアリソン』が良いんじゃない?
根底にはデイルの成長物語が流れていたのもアツい!
最初は勘違いされるほどビビってたのに、最後には女の子誘えるほどにまで。
ここにおいても、「自分にもっと自信持て!」と助言しまくっていたタッカーと良きヒロインアリソンに感謝。
キュン死しそうなラストシーンからの、B.J.の不幸は繰り返されるオチも完璧。
実際はエグい話なのになんだかほっこりできる作品でした。
これはおもしろい。おもグロ映画🎬 「悪魔のいけにえ」「ファーゴ」の...
これはおもしろい。おもグロ映画🎬
「悪魔のいけにえ」「ファーゴ」のオマージュシーンあり。
はっはぁ〜ん。さては、この監督さん、相当な映画好きだなと感心しました
なんて幸せな物語
ジャンルあるあるを上手く活かしたコメディ。
ずっとニヤニヤしながら観てしまった。
CABIN同様、ポイントを突いてくるから時間を忘れる。
最後までゆるーい緊張感と多幸感が続く良い作品。エンディングも幸せたっぷりな後ろでサイコな現場がサイコー。
勘違いコント
強面の大人を見た大学生集団が殺人鬼と間違えて総攻撃を仕掛けるも、自滅する話。
コメディなんだけど、スプラッタ要素あり。
勘違いコントを見ている気分。
勘違いが解消されると話が終わってしまうので、勘違いを継続させるための台詞や事故が次々と起こるので、飽きずに観ることができた。
1回嫌だと感じたら、10回連続で自分に良いことが起きないと第一印象って変わらないそうな。
人は見かけによらない。
思い込みで命を落とす皮肉。
思い込みで他人を殺そうとする心理。
相手の立場に立って考えることの大切さを思い出した作品でした。
グロテスクな描写もあるので、好き嫌いは分かれる。
勘違いの精査ができずストーリーが進むのでイライラする人もいるかも。
1人で頭を空っぽにしながらの鑑賞をオススメします。
すれ違いって怖い
「王様のブランチ」で勧められていて、面白そうだったので視聴。
テーマは「人は見かけによらない」。
他の人も書いているようにすれ違いの妙で進んでいく展開は面白い。
あと人がホイホイ死んでいくテンポも小気味よい。ちょっとした耐性がないときついかもしれないが…。
全体的に面白かったものの、すれ違いがちょっと強引過ぎて大学生が異常者にしかみえない。
あとは最終的に防衛のためとは言えチェーンソーを振り回すのはキャラ的にも疑問に思ってしまったので、感情移入しづらい部分も残る。
また観るかと言われれば観ないが、人にはオススメしたくなる映画なのは間違いない。
ホラーかコメディか、恋愛指南書か
なるほど「13日〜」もJasonくん側から言わせれば真実はこういう事なのかもしれない。篤姫の教え通り「片方聞いて沙汰するな」は大事と実感。またこの映画の特徴はコメディとグロテスクホラーを行ったり来たりしながら、(若き日の自分のような)臆病者への恋愛指南書になってる点かな。「勝手に卑屈になってるな。好きな相手にはガッツと誠意でぶち当たれ!」と背中を蹴ってくれている。ただまあ最も大きな教訓は「第一印象………はやはりとっても大事なので最低限身綺麗にはしときましょうね』につきるね。
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