「壮大な物語はここから始まる」ベルセルク 黄金時代篇III 降臨 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
壮大な物語はここから始まる
20年以上も続く三浦建太郎の大ベストセラーコミックのアニメ映画化3部作の最終章。
前作から1年後、ガッツは再び鷹の団と合流。衝撃的な話を聞かされる。
ガッツが鷹の団を離れ、自暴自棄に陥ったグリフィスは、ミッドランド国の王女と姦通、国王の逆鱗に触れ、幽閉されているという。鷹の団も逆賊として追われていた。
ガッツと鷹の団は救い出す事に成功するが、グリフィスは想像を絶する拷問で死人同然となっていた…。
…と、ここまでは中世劇だが、中盤からは驚愕の展開に。
グリフィスが…
ガッツが…
キャスカが…
鷹の団が…
原作未見の者としては、呆然。
そういやこの作品、ダーク・ファンタジーだったんだよね。
見終わった後Wikipediaで調べてみたら、今回の3部作は壮大な物語の序章で、始まりに過ぎない。
右目と左腕を失い、武器を仕込んだ義手と身の丈の剣を手に、キャスカを守り、グリフィスに挑む、ガッツの復讐の旅が始まる…。
R15はダテじゃない。
残酷描写は文字通り血祭りで、エロ描写は実写顔負けのリアルさ。
先にも述べた通り、この3部作はエピソード0。
せっかくだから、他のエピソードも本3部作のように映像化してほしい。
差し当たって次は、“黒い剣士篇”かな?(笑)
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