「格調高い難解なミステリーに偽装した茶番劇」裏切りのサーカス odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
格調高い難解なミステリーに偽装した茶番劇
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警察や諜報機関に限らず組織内部の腐敗や裏切りはもはや定番のありふれたストーリー、それを脚色や編集でズタズタに分解、ゲイリー・オールドマンという名優の重厚な風格で格調高い難解なミステリーに偽装した実に手の込んだ茶番劇である。演技がわざとらしく早々に気付いていたがひっかけかと思っていたらフルハウスとはふざけ過ぎ、幹部同士は昨日今日の間柄では無い筈、ここまで東側にやられ放題のMI6は村役場程度の管理体制、セキュリティなのでしょうか。鮮度の悪い自虐ネタをいかに調理するかアルフレッドソン監督は映画技法の手腕を見せたかったのでしょう。
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