劇場公開日 2012年4月7日

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「娯楽の大爆発」アーティスト "Auggie" Wrenさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0娯楽の大爆発

2014年3月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

“映画そのもの”が主役!!の珠玉作!!!!
映画に携わる事の素晴らしさ、美しさ、そして厳しさが きらびやかに描かれる。ただ ひたすらに“最新”を追い求める手法を良しとせず、映画が永年 培って来た あらゆる技を駆使。その結果、有声無声を縦横無尽に駆け巡る事となる(基本は silent )。

時代の波に激しく翻弄された(そして溺れ続け、どんどん しみったれて行く)無声映画時代の花形俳優と、その明るく真っ直ぐな魅力で次々に成功を掴んで行く若手女優。二人の明らかな対比が、殺那くも華やかな米映画業界の過酷さを掬い取る。

その実、映画が持つ娯楽性、大衆性も兼ね備えている……、どころか爆発してるのだから恐ろしい。

今作で映画と言う名の芸術が大々的に reset され、また reload された。映画人の今後の動向から目が離せない…!!!!

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"Auggie" Wren