「3.7」アーティスト onakaさんの映画レビュー(感想・評価)
3.7
サイレントからトーキーに移行する時代、サイレント映画のスターの苦悩の話。
単純でわかりやすい良作。
内容が少し似ているので『雨に唄えば』を彷彿させられた。
物語の序盤の、主人公の夢の中のシーンが秀逸。すごく工夫されていて、この映画ならではの演出だと思った。
ぼくの中の名場面ベスト10には確実にランクインした。
サイレントでも内容を十分理解できるうえ、字幕が出ない会話の部分を想像することができるので、トーキーより優れるところもあると思う。
サイレントとトーキーはどちらがいいか比べることがナンセンスで、別のジャンルとして観るのがいいと思った。
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