スープ 生まれ変わりの物語のレビュー・感想・評価
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自分の人生を肯定できた気がしました
とても緊張しました。自分が死というものを受け入れることができるのか自信がありませんでした。渋谷さんが落雷で死ぬこともわかっていてでも直前まで本人ではないけれどそうとう毎日がつらいのではと思いました。死んだ後すぐに綾瀬さんはあの世を満喫しているように感じ、対照的に渋谷さんを見て自分も自分の死というものを受け入れるということがとても難しいことであるのだろうと思いました。そんなときモスリンさんの鼻笛が聞こえてその音色がとても心癒され、この場面から何か自分でも諦めのような死んだということをそうなのかもしれないと思いはじめるきっかけになった気がしました。あの世ではさまざまな年齢の人やさまざまなこの世となんら変わらない人がいました。そしてむしろ死んだ人のほうが何かにしばられることなくあの世を楽しんでいる感じがしてこの世よりも生命的だと思いそこからとても気持ちが楽になりました。石田さんが登場してからあの世がさらに魅力的に感じでもお母さんとの再会の場面では泣きました。見た目には子供が年上ですが記憶のお母さんはお母さんで母親も子供は子供なのだと泣き笑いの場面で感動的でした。私はスープを飲んだのだと思います、前世の記憶がないですしきっとスープの情報を知らなくて突然にあの世で辛かった記憶がリセットされるよといわれたら100%飲むにちがいないと思いました。しかし、森田さんの本を読んでいたので運命は決まっているそして人間の個には自由がないけれど責任はないと今は思うので、渋谷さんのような運命だったら自分だったらもっとひどい人間になったかもしれないと思い、ゾンビのようだといわれる渋谷さんだって好きでそうなってはいないのだと感じます。それで運命は決まっているということを森田さんの本で読んだときにショックでしたが、運命が決まっているならば今まで自分の人生で起こったことだって決まっていたなら自分ではどうすることもできなかったのだしもう諦めるしかないと少しづつですが思うようになってきて、そして生まれ変わりの村の証言であの世に裁きがなかったというデータから因果応報がなかったということでそのこととスープと結びつかなかったのですが、映画を見て自分の人生は不幸だと思ってきたけれどぜんぜん不幸じゃなかったとなぜか思えたことが驚きでした。因果応報がない裁きがないということを知ってもしかしたら不幸も幸福になったんじゃないかと自分の人生を振り返って、消したい記憶などないと映画を見てそう思えましたことがとても自分でも驚きました。消したい記憶がないということはスープは飲まなくてもいいと結果的になったことが映画を見て自分で驚いたことです。スープを飲まないとか飲むとかその二者択一ではなくて第三の選択肢が現れただって運命が決まっているなら自分で自分の運命を消す必要もないんじゃないかとそう映画を見て思いました。石田さんの生まれ変わりが美人の女子高生で石田さんが女子高生の中で記憶として今も同時に生きている気がしてスープを回避したら死はなくなるのかもしれないとそう思いました。そうなると死というものに対して必要以上におびえたり蓄えたり、裁きに対して裁かれないように生きるということもしなくていいのだと思えて心が軽くなりました。死んだことがわからなかったという証言が生まれ変わりの村のデータであったときにはとても不思議でしたが、そのように死を認識できないくらいにスムーズにしてくれていたシステムはやはりすごいことであったように感じました。スープだって悪いものとも思えないです。でも運命が決まっていて因果応報もなく前世と関係なく生まれ変わるなら消したい記憶とかなくなる気がしました。死がなくなったら生き方も自然と変わるような気がしてきました。この映画はほんとうにただものではない情報の公開なのだと改めて思いました。生きているうちにこの映画を見ることができて今生きながら自分の視点が内面から外側に向かう情報である気がしてきて何度も何度も見たいです
今までにない発想の作品
一言でいうと、よかった。楽しめた。演出が変に懲りすぎず、構成もシンプルでわかりやすく、キャスティングが絶妙に素晴らしい。涙あり笑いありで、映像も美しく、どんどん興味をもちなががら、自然に映画に入り込める感じだった。 ただ、欲をいうと、「あの世」のシーンの内容をもうちょっと深く詳しく描いてもよかったかな…と思った。
素晴らしい映画でした
先日、亡くなられたお子さんを抱える、津波で被災されたお母さんの写真を見ました。胸がかきむしられる思いです。
死が別れであるという常識に対して、こんな風にあの世を歩き、また元気にこの世に生まれてきてくれるという情報は、多くの人にどんなにか希望と安らぎをもたらすだろうと思いました。もちろん、せめてもの安らぎかもしれないけれど、例え記憶を無くしてしまっててもいい、どこかで元気に生きてくれるならと願わずにはいられません。
劇場を出る時に高齢の女性が二人、「清清しねぇ」と話されてたのが聞こえ、心に残りました。あの世のお話だったけれど、この世を生きる喜びが増えたというか、重荷がひとつ取れ明るい気持ちになります。
作品の価値を貶めるレビューの数々に怒りを覚える
何なんだこの茶番は?
この作品に対して言っているのではない。
ここ最近の本作に寄せられたレビューの9割に対しての言葉だ。
知名度が高い作品でないにも係わらず、公開2週間足らずでレビュー100件超。
平均評価は4.5という超高得点。
何らかの組織票が動いたと考えない方が無理な話だ。
ここだけでなく他サイトでも全く同じレビューが十数件投稿されている。
複数のサイトに跨がって投稿される方も当然おられるだろうが、
初投稿で複数のサイトに投稿するとは、大したバイタリティですねえ。
挙げ句の果ては、原作者を名乗る人間が「素晴らしい映画」と吹聴する始末。
もう一度言おうか?
何なんだこの茶番は?
“スープ”の存在は事実と断言している意見は多々あるし、
この考えが世の中に浸透すれば世界が変わるという意見はもっと多い。
正直、新興宗教か何かのようで不気味だ。
(ところで『世に一石を投じる』という文章表現が複数あるのは偶然かね)
だが原作ファンならまだ良い。最悪なのは、原作を知っている事を隠して絶賛する輩がいる事だ。
「原作は知らない」と前置きしていながら、最後に「原作通りだった」と書くちゃらんぽらんなレビューすらあった。
断っておくが、作品自体は良い映画なのだ。
役者陣はベテランから若手に至るまで魅力的だし、
あの世の描写は俗っぽ過ぎるが独特。
それに原作ファンでもなくあの世や来世について半信半疑な自分にも、
「前を向いて、今を悔いなく生きろ」という力強いメッセージを感じた。
映画で描かれるあの世の描写は、人生における後悔や大切な存在を炙り出す為のある種の鏡なのだ。
なのにだ、
良い映画を観た後でどうしてこんな不愉快な気持ちにならんといかんのだ?
初の1.0判定を付けてやろうかとも思ったが、
それでは余りに映画のスタッフに申し訳ないので、判定自体は作品単体としての評価を付けさせていただいた。
映画も所詮は売物だ。売上を上げなければならない。
本作のような小規模作品では宣伝もしづらいのだろう。
だが、売れりゃ何でもいいのか?
ここでの行為は、映画で本当に感動してレビューを投稿した方や、
良い映画を作ろうと真摯に努力したスタッフの顔に泥を塗る行為だ。
作品自体の持つ力をこれっぽちも信じていない者共の行為だ。
恥を知れ!
そう怒鳴りつけた所で、どうせ当人達は涼しい顔をしているんだろうが。
<2012/7/14鑑賞>
スープ 生まれ変わりの物語 ・・・ほんとかな
スープ 生まれ変わりの物語を,すごく期待して,鑑賞日2日前に,座席指定して,観にいったのです。
あの世の描写は,以前,丹波哲郎が主演した(題名は忘れました),にそっくりで,少し,がっかりしましたが,主演のお父さんが,娘に再度,会いたい純粋な気持ちが,伝わり,最後まで,楽しめたストーリーでした。
スープ
ほんとにいい作品だった。
若手の役者人がいい表情をしていた。
あの世と「この世 生きるのはほんとに大変といった女の子や
記憶を持って生まれ変わることが楽しそうだった女の子がいきいきしていたのが印象的だった。
良かった
泣いて、そして世界を好きになる
次男は小さいときから大人っぽい子供でした。本人には言っていませんが、ある人から「高僧の生まれ変わりです」なんていわれたこともあります。
それを100パーセント信じたわけでは勿論ありません。でも、なんで私みたいな出来の悪い母にそんな子供が生まれてくるんでしょうと思っていました。
その次男があるとき「ねえ、お母さん、生きていても死んでいても同じなんだよ」と言ったことがあります。
なんのことか、ずっとその意味がわかりませんでした。でもこの映画を見てその言葉を思い出したのです。
たくさん泣きました。そして、こんな世界に住んでいることを幸せだと思いました。
想像より面白かったです
父が誕生日に娘に贈った赤いバラ、同じバラを今度は父の墓に手向ける娘、さらに同じバラを父の生まれ変わりの高校生が嫁ぐ娘に贈る、このつながりが隠された合図のようでなかなか良かったです。ただ娘さんが墓に供えるバラは向こうの父には届かないのですね。せつない話です。
素晴らしかった。
原作本を読んでいたので、そこからこれだけのストーリーを考え出す想像(創造)力はすごいなと思いました。本で読んで想像していたあの世が映像化されて自分もあの世を体験できているみたいで楽しかった。ただ原作本読んでないとわからないところもあるような。大御所俳優の演技も当然すばらしかったけど、思っていたより若い俳優の演技もすばらしかった。時空を超えた親子愛など色んな場面で涙が出たけど、笑えるところも多くて楽しかった。
素敵なお父さん
ストーリーも役者さんも凄く良かったです。娘を思う気持ちがラストシーン‥号泣です。それとあの世のイメージが変わりました。こんな世界だったのか!と今までの情報がひっくり返りました。スープを飲まないつもりでしたが悩んでます。
泣けた
自分の娘を残したまま世を去ってしまった父と、しっかりと父の事を理解してあげられなかった娘の想いがよく表現されていたと思う。
後に父は記憶を持ったまま転生し、成長した娘に会ったシーンは感動しました。
欲を言えば、あの世をもう少し詳しくしりたかったです。
泣いて笑って楽しかったです。
娘を思う生瀬さんが、とってもせつなくて涙がでました。
やはり、誰もがこの世に思いを残しながら、この世を去っていくのですね。
毎日当たり前に家を出て生き、帰って来る事を、改めて感謝しなくてはいけない事を痛感しました。
最後に広瀬アリスさんがとっても、可愛いくて、面白くて、私の周りの人も爆笑していました。
今後の彼女にとっても期待しています。
驚きのノンフィクションベース!
一緒に観に言った友人が「あの世がこの世と変んないじゃん…よっぽど予算が
無いんだねww」と言ってて、逆に笑ってしまいました。
いやいや、あの世とこの世に差異が無いからこそ、死んだことに気付けないんですよ、と。
予算がないから公園でロケしたんじゃないですってばwwww
また「飲み屋とかディスコがあるのが意味わかんない」と友人。
いやいや、あの世に何故飲食店等が営業してるか意味がわからないことの表れですよ、と。
テキトーなあの世描写ではナイんですってばwwwww
ってか、「俺(友人)君ってば、あの世の存在を信じてるの?」とあたくし。
「いや、信じてナイよ」
「何某かの電波や放射線みたいになって、周波数帯を漂うっては理解できるかもだけど」
と友人。そのワリにはアタマの中に、あの世の思い込みがビッシリ入っていて驚く。
わからないことを、わからないから、わからないように描写演出してるのに、
「客がわからないのなら映画の手落ちだ」って風潮はよくないですよね。
今の映画界、原作本読まなけりゃぜんぜん中身が理解できないなんて作品はザラなので
この作品の仕上がりは何の問題もナイハズです。
むしろ、原作本愛読者の多くが、こうして高評価してることがこの映画の愛され度であり
本質であり、原作取材本の確かさの表れなのかもしれません。
後半はとにかく号泣でありました。ドラマとしても秀逸です。
これが真実であり、この映画の功績により、こうした現象が現世に増えてくるのならば
まさに地上天国のはじまりなのかもしれません。
おもしろかった。
初めて映画を観た時、感きわまったのは、スープを飲める場所のシーンでした。渋谷が娘に再会したくて、そのためにスープを回避して生まれ変わろうとするんだけれど、自分がもし死んでスープのことを覚えていた時に遭遇するであろうをことを疑似体験して見てたこともあるのかなって思いました。スープを飲めばこれまでのレールに乗ることができるんで、生きるって大変なこともあるけれど、安心できるところもあると思います。スープを飲まず生まれ変わることは、未知な体験だからちょっとこわい気がするけれど、渋谷が湖に飛び込む時、何か来るものがありました。
『生まれ変わりの村』を読んで、あの世からこの世に生まれ変わる時、突然消えるみたいなことも知ってたのだけれど、映像で見て初めて、不思議なことだと思いました。「一体どうなっているのか」ってセリフがあるけれど、どんな仕組みになっているか。今、生まれてから死ぬことは当たり前になっていて、あらためてそれを問うって日常あまりないと思います。もし、「スープ」の情報が常識になる時代が来たら、それはずっと未来の話かもしれませんが、映画で観た不思議だという気持ちも普通には持ちえないかもしれない。だとしたら、この変わり目の時代に生まれることが、根源的な問いを持つチャンスなのかもしれません。
映画を見ながらよく笑いました。生まれ変わった石田が修平(渋谷)に、「酒もたばこも我慢してやっているんや」みたいなセリフは、まじめなシーンなので笑えるところでもないかもしれませんが、かわいい女子高生にそう言わせていたりして、映画全体でも、そういったシーンが随所にあり楽しいです。
2時間はあっという間でした。
スープ(楽しかった)
原作を全部読んでいるので、内容はとても分かりやすかった。
もともと来世や霊魂に興味があり、その方面の本も読んでいるので、理解できた。
現代の人は「今だけ、金だけ、自分だけ」の考えで、生きている方が多くなっています。
現世、来世と本当にあるように思うのですが、いろいろなことでつながりがあるように思います。
全編楽しく鑑賞ができました。
スピリチュアル系の話に興味がある人は必見
「映画は面白い!」が大前提としてあって、その上で自分にとって「感動があるか?」「ためになるか?」 を基準に映画を鑑賞しています。
『スープ』はスピリチュアルに興味がある人には必見な作品です。
あの世にいきなり行ったら、一度でも想像したり考えていなければ、その人にとって驚きの連続でしょう。
僕自身はそういう世界に興味があるので、多分何も考えていない人よりかは驚きは少ないと思っていますが、この映画はそういう事に多少の心得がある人間を驚かせる話が描かれていました。
「魂がある」「あの世がある」の先の話はあまり考えたことがなかったので、「へぇ〜」と思いました。
もしかしたら、『スープ』はスピリチュアル系の分野に一石を投じる作品なのかも知れません。
スープ 生まれ変わりの物語
原作の実写化をどう表現するかと思ってましたが、原作はノンフィクション、映画はフィクションという珍しいパターンだと思います。映画を観てこんなに涙が止まらなかったのは初めてです。ただ原作を知らない人には難しいかもしれません。ストーリーでは所々、原作者の見方が散りばめられています。何度か見るなり、原作を読まれた方がいいでしょう。映画では個人的な範囲で事は進んでいきますが、スープの話が世界中に広がったら世界がどのようになるのかわかりません。
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