「作品の価値を貶めるレビューの数々に怒りを覚える」スープ 生まれ変わりの物語 浮遊きびなごさんの映画レビュー(感想・評価)
作品の価値を貶めるレビューの数々に怒りを覚える
何なんだこの茶番は?
この作品に対して言っているのではない。
ここ最近の本作に寄せられたレビューの9割に対しての言葉だ。
知名度が高い作品でないにも係わらず、公開2週間足らずでレビュー100件超。
平均評価は4.5という超高得点。
何らかの組織票が動いたと考えない方が無理な話だ。
ここだけでなく他サイトでも全く同じレビューが十数件投稿されている。
複数のサイトに跨がって投稿される方も当然おられるだろうが、
初投稿で複数のサイトに投稿するとは、大したバイタリティですねえ。
挙げ句の果ては、原作者を名乗る人間が「素晴らしい映画」と吹聴する始末。
もう一度言おうか?
何なんだこの茶番は?
“スープ”の存在は事実と断言している意見は多々あるし、
この考えが世の中に浸透すれば世界が変わるという意見はもっと多い。
正直、新興宗教か何かのようで不気味だ。
(ところで『世に一石を投じる』という文章表現が複数あるのは偶然かね)
だが原作ファンならまだ良い。最悪なのは、原作を知っている事を隠して絶賛する輩がいる事だ。
「原作は知らない」と前置きしていながら、最後に「原作通りだった」と書くちゃらんぽらんなレビューすらあった。
断っておくが、作品自体は良い映画なのだ。
役者陣はベテランから若手に至るまで魅力的だし、
あの世の描写は俗っぽ過ぎるが独特。
それに原作ファンでもなくあの世や来世について半信半疑な自分にも、
「前を向いて、今を悔いなく生きろ」という力強いメッセージを感じた。
映画で描かれるあの世の描写は、人生における後悔や大切な存在を炙り出す為のある種の鏡なのだ。
なのにだ、
良い映画を観た後でどうしてこんな不愉快な気持ちにならんといかんのだ?
初の1.0判定を付けてやろうかとも思ったが、
それでは余りに映画のスタッフに申し訳ないので、判定自体は作品単体としての評価を付けさせていただいた。
映画も所詮は売物だ。売上を上げなければならない。
本作のような小規模作品では宣伝もしづらいのだろう。
だが、売れりゃ何でもいいのか?
ここでの行為は、映画で本当に感動してレビューを投稿した方や、
良い映画を作ろうと真摯に努力したスタッフの顔に泥を塗る行為だ。
作品自体の持つ力をこれっぽちも信じていない者共の行為だ。
恥を知れ!
そう怒鳴りつけた所で、どうせ当人達は涼しい顔をしているんだろうが。
<2012/7/14鑑賞>
きびなご様
keiko…様
割り込み、失礼します。
レンタルビデオ屋ハーヴェイです。
ご両人様への感謝とお詫びのコメントを[エイリアン]、[スープ]の所に入れました。ご一読頂ければ幸いです。
とにかく話し合ってみる、今回のような場を設ける少しの勇気があればいいのですね。そうすれば、きっと何かが生まれるのですね。相手を思いやる事の大切さ…ありがとうごさいました。
あっ。よく読んだら、宣伝についてもかかれてありましたね。
それについては、反論の余地はありません。
私もあこぎな宣伝員です。
でも、それは、組織として動いてるわけではありません。
自分でそうしたいからやっているだけです。
ファンのチラシ配りの話もしました。
それは現在も進行形です。
森田さんのところに7000枚強、昨日化おとといの時点であるそうです。
以前より減りが少ないので、ファンも限界かもしれません。
チラシがほしい人は、森田さんのサイトの森田さんのメルアドにチラシ希望と件名
入れて、枚数を書けば、森田さんのサイトの不思議研究所のほうから、送られてる
システムになってます。
私もチラシ送ってもらいましたが、なんせ、近場で映画やってないので、
たくさん渡すことができません。
だから、自分のできることとして、ネットで宣伝してきたりもしました。
ヤフーでブログ持ってたので、それ通して宣伝したりもしてきました。
(大した中身にないブログでしたが)
今は、まめに、映画サイトとか見てたりします。
それで、気になるときにかきこんできたりしたわけです。
でも、それは、誰かに頼まれてるわけではなく、
自分でそうしたいからしているだけです。
私もお手伝いがしたいからです。
続きです。
この作品を多くの人が見るということは、もう1つの側面があります。
パンフに挟まれたはがきが森田さんの元に届き始めたことは書きました。
そのことについて、森田さんはこう書かれていました。
「大半は感想だけ書かれています。」
ということは、前世記憶やあの世のことについて書いてきた人が、もうすでにいるのはと思いました。
森田さんの著書「生まれ変わりの村」が出されて(これは中国での取材を書いたものです。それに対して、批判する人は多かったのです。出版の過程も大変でした。長年、森田さんのサイトを見てきた人たちは皆、知っています。それだけ、リスキーなことを森田さんはしてきたのです。)話を元に戻します。「生まれ変わりの村」が出されて、5万冊売れた時点で、最初の日本人の証言者がでてきたそうです。その後、確か、5人出てきたと思います。
しかし、映画はもっと、早くそういったことがおこると思います。本より映画のほうが情報を共有しやすいからです。多くの人が、この映画を見ることで、前世記憶やあの世の記憶を持ってる人の証言者が増えてくる可能性があります。
証言者が増えてくれば、増えてくるほど、あの世や前世記憶、いろんなことが解明されてくると思います。
また、この映画を見て、亡くなった人がスープを飲まずに生まれ変わったら、前世記憶者がどんどん増えてくるということになります。
信じられない人にとっては、新興宗教のように思えるかもしれません。
ただ、みなそんなことを考えたりしてるということも知ってほしいです。
読んでいただき、ありがとうございました。
きびなごさん、コメントありがとうございます。
きびなごさんが思ったことをこうして書いてくださったことはとてもよかったと
思っています。ここまで、書いてくださっていたので、私は反論することができました。
誤解したまま、いろいろ思っていた人も多かったのではと思うからです。
他のサイトでも、きびなごさんが書かれたようなことを言われました。
そういうやり取りの中で、私も今騒動になっている現状を理解してきたというのも
あります。なんせ、にわか登録者なので、今まで映画サイトにきてた人達がどう感じてた
のかなど、全くわかりませんでした。
そして、きびなごさんが、いろんな人達に配慮された上で書かれていることも感じます。
そして、作品自体も気にいってくれてるみたいなのもうれしかったです。そして、書いた後に、コメントをいただいたことも嬉しかったです。
もし、私がコメントした後、宣伝について言われれば、それについては、これ以上、反論に余地はないと思いました。皆、お金のためではないとしても、この作品を多くの人に知ってほしい、見てほしいというのがあるというのは事実だからです。
長いですが、もう少し続きます。
僕は原作は未読ですが、映画は人生への希望を謳っていました。
人生に希望を持つ、あるいは希望を与える事は美しい事です。
僕が赦せないのは、そういった“希望”を自分の利益
(金銭や社会的地位)を得る為に食い物にする人間が世の中に存在する事です。
芸術や信仰でビジネスを行うなと極論を言うのではありません。
善き物を継続する為に利益を得る事は必要です。
しかし言うまでもなく、『対価を得る』事と『食い物にする』事は全く異なります。
僕のレビューの最大の目的は、その姿勢の批判にありました。
ご理解ください。
今回の件はひとえに僕の配慮の不足が原因です。
この作品と原作を愛する方々に改めて謝罪します。
もう少し慎重に言葉を選ぶよう心懸けます。
keiko001366さん、ありがとうございました。
あと、自分の言いたい事はもう少し短く纏められるようにします。
長過ぎですからね、これじゃ(苦笑)。
keiko001366さん!
コメントありがとうございます。きびなごと申します。
悲しみや憤りを感じられた事とお察ししますが、それでも理性的なコメントをくださった姿勢に感謝します。
keiko001366さんのコメントに書かれた、原作・映画を純粋に愛し、応援している方々まで
“あこぎ”な宣伝員のように取り扱ってしまった事は申し訳ない限りです。
この映画を純粋に気に入ってレビューを投稿された方は、
僕が考えているよりずっと多いのかも知れません。
そのような方々を批判するつもりは無かった、
本意では無かったと言いたい所ですが、
勢い余って個人的信条の批判にまで及んでいる表現もあります。
これでは弁明の余地も無い。
個人の信仰・信条をけなす事は失礼極まりない行為です。
非常に不躾であり、不寛容でした。
謝罪します。
原作者の森田健さんが営利目的でレビューを寄せられた訳では無い事も理解しました。
細かい事情を知らなかったとはいえ、そのような疑いを掛けてしまった事は謝ります。
ただ、映画制作に直接携わっていない立場とはいえ、原作提供者である時点で作品に大きく係わってしまっている訳です。
ファンサイトやブログ等のローカルな範囲ならともかくも、
映画興業にある程度の影響を与えるであろう場で意見を述べるべきではなかったと考えます。
(絶賛にせよ酷評にせよ、です)
ここからは犬の遠吠え程度の言い訳だと思って聞いてください。
僕はこのサイトに参加して3年近くになりますが、
これだけの数のレビューが、これだけ早く寄せられ、これだけの高評価を得た例を見たことがありませんでした。
例えば『ブラックスワン』という映画には2週間で40件ものレビューが寄せられましたが、賛否は様々でした。
高評価レビューが不自然に大量に寄せられた他作品も知っていますが、
それらと比較しても今回のレビュー件数は多過ぎた。
ですから、何らかの作為を感じずにいられなかった訳です。
一部レビューの内容もその疑いを助長しました。
それが今回の投稿に踏み切った理由です。
続きです。
知名度が低い映画なので、ファンは友達を誘い、家族を連れ見に行ってる人が多いです。
商売をしてる人は自分の店にポスターをはったり、そうでない人は、ポスターを置かせてもらえる店を探したり、路上でチラシを配った人もいます。
森田さんのところに映画会社から送られてきたチラシが、森田さんだけでは、さばききれないので、ファンが協力してやってきたのです。
ただし、そこでは、だれもお金をもらってやってるわけではなく、仕事の合間、家事の合間などに、みな、都合つけてやってきたのです。
そして、森田さん自身だって、原作者としてのお金はすでにいただいていて、たとえ、この映画がどんなにヒットしようともお金は入ってこないそうです。
でも、みな、この映画を愛しています。
そして、パンフの話がありましたが、
当初はそれは、森田さんが作るはずだったそうですが、いろいろあり
森田さんは作ることから身をひいたのです。
ただし、はがきだけ入れてもらうことで合意したそうです。
(この話は森田さんのサイトで読んだことで、確か、こういうようなことだったと思います)
だから、パンフがいくら売れようと森田さんには1銭も入ってこないはずです。(たぶん)
森田さんが作ったガイドブックは書店で売っています。
「生まれ変わりの村」と映画「スープ」の世界というタイトルです。その編集された方は、前世記憶者の日本人の諸言者の人でもあります。その人はあの世は覚えてないそうですが、ほかの日本人の人であの世の証言をされている人もいます。
それから、昨夜、森田さんのサイトでは言ってた話では、
そのパンフのはがきに切手を買って感想を書いてくる人が多かったそうです。
切手は、いらないんですが・・
長々と読んでいただき、ありがとうございました。
私もレビューを書いた1人です。
原作の森田さんの1ファンです。
この作品で初めてレビューを書きましたし、
映画サイトにもくるようになりました。
他の複数の映画サイトにも投稿しました。
(内容は同じものですが)
なぜ、このような騒動になってるのかと
気がついたことは、多くの原作ファンにとって
「スープ」という映画は、オンリーワンの映画だと思います。
だから、低い点数はつけようがないんです。
どういう点数が相場なのかわからずつけてる人が多数だと思います。
しかし、点数に裏切られたという人はベスト1の映画を見たいのだと思います。
でも、書き込んだ人たちはそこまで考えてないと思います。
そして、知ってほしいのは、皆、それぞれにお金払ってみて、
書き込んで、工作員呼ばわりされてるってことです。
森田さんもレビュー書かれてますが、森田さん自身も
一般のお客さんと同じようにお金を払ってチケット買って映画を見て書いたレビューだということを知ってほしいと思います。
お世話になってます、きびなごです。
毎度の長文コメント失礼致します。
共感票12票をくださった皆さん、本当にありがとうございました。
すみませんが……再々投稿して共感票をリセットさせていただきました。
繰り返しのお願いですが、このレビューには共感票を入れないでいただけるとありがたいです。
同じ意見の方が多く居られると分かって安心しました!
やっぱりここは良いサイトだと思います。
……念押しで訊きますけど、このレビューを宣伝に利用しようとしてる方々の票じゃないっすよね。
や、だから冗談ですって(笑)。
ただ、普段なら共感票貰って狂喜乱舞する僕ですが、
前にも書いた通りこの投稿内容は映画について全体の1割しかレビューしてませんし、
結局これだってある種の宣伝になってしまってるんでしょうし、
正直こんな厭(いや)な内容で共感票をもらったところで素直に喜べないのが本音。
純粋に映画の内容に感動した方まで厭な気分にさせてしまったでしょうから。
レンタルビデオ屋ハーヴェイ様!
折角コメントくださったのに上のような勝手な理由で削除してしまい、本当に、本当にごめんなさい。
コメント、嬉しかったです!
やはりハーヴェイ様のコメントの写しを以下に掲載させていただきます。
別作品にもコメントいただけた事ですし、
こちらのコメントにはスタッフを労う言葉も含まれていましたので、削除するのは忍びない。
写しとはいえ、ハーヴェイ様に失礼な表現を含む内容ですみません。
↓↓↓
きびなご様の意見に賛成です。新興宗教もどきの組織票めいた
『笑えました。泣きました。感動しました』のオンパレード。
ボキャブラリーの無さが残念です。
私は映画観るくらいしか趣味も楽しみもない凡人ですので、
内容よりも役者さんに興味を持って鑑賞したクチです。
高校生役の皆さんが頑張っているのが、観ていて嬉しかったです。
パンフレットを700円出して買いました。定価の書いていないプレスシートでした(裏表紙に『有楽町スバル座にて公開』の文字まで入っていました)。
中に原作者行きの葉書が入っていたので、『資料で無料配布するモノを700円とは…ぼったくりにもほどがある。貴方は悪者の生まれ変わりか?』と書いて、送りました。
今回の100以上のレビューの気持ち悪さが、この映画の質を落としてしまったのが残念です。