「映画を見た感動が今も続いています」スープ 生まれ変わりの物語 おかださんの映画レビュー(感想・評価)
映画を見た感動が今も続いています
今日は晴天のもと、友人三人と一緒に映画を見に行きました。今、この映画を見ることが出来て自分はすごい幸せであると思うと涙が止まりません。この世のシーン、あの世のシーンとが入れ替わりスクリーンで流れて、この世でも、あの世でも人は同じように泣いて、笑って、怒って、驚いて、喜びを感じていて、連綿と生命が繋がって生きていると思いました。渋谷、美加はずっと生きていて、再会の時を迎えるまで、片時もお互いのことを忘れることなく16年の歳月を過ごしていて、花嫁は式場へ現れた少年の16年間思い続けてきた言葉を聞くことで、ずっと続いていたお父さんの命をそこで感じたと思います。スープの情報を聞きに来て、激怒した人がいて、この人物へとこの情報を聞くために人がたどり着くことがないように何人もの舎弟を配置していて、自身も三度スープを飲まずに生まれ変わっていて、そして今回はスープを飲むつもりで、この情報は自分の中で、このあの世で、そしてあの世でも消し去ってしまおうとしていたと思います。この人も三度も記憶を持って生まれ変わって、あの世でもこの世でも何度も泣いて、笑って、怒って生きてきていて、この間、スープを飲むか、飲むまいかということは何度も何度も考え続けたと思います。その何度も考えて至った結論がスープを飲むという結論で、この人の噂を聞いて、渋谷のように家を訪れてきた人をこれまでに何度も追い返していて、このスープの情報は自分の中だけに留めて置こうとしていたと思います。そして渋谷も同じように激しく叱責して、家から追い返していて、でも、渋谷に最後、この情報を伝えました。強烈な変わり者と評されたり、屈強な子分たちを抱えて、この情報はもう誰にも教えないようにしていて、でも、この家の自分のもとへとたどり着いて、どうしても記憶を持ったまま会いたい人がいるという15年の間、ずっと持ち続けてきたこの美加への渋谷の気持ちがこのスープの情報を持った人のとても堅く心に決めていた決心を揺るがしたと思います。そして渋谷と由美がここまでにたどり着くまでに、屈強な男たちのガードをかわし続けて、渋谷たちをこの家まで命がけで案内をした少女の存在があって、この少女の前世での過去を知って、彼女はスープは飲んでいましたが、この少女を見つめて、また来世で会えたら会おうと言っていた由美の笑顔がとっても良かったです。スープへとたどり着くまで、そしてスープへとたどり着いてからも、人がこの世とあの世とで笑うこと、泣くこと、怒ること、驚くこと、嬉しく思うことはずっと続いていっていて、命が繋がっていっている人たちの姿をこの映画で見ることが出来て、今自分自身もこの中で生きているんだと思いました。 何度も劇場へと向かいたくなる映画です。