「命をかけた演技は俺にはムリ!」アルゴ くっきーまんさんの映画レビュー(感想・評価)
命をかけた演技は俺にはムリ!
イランの大使館で人質になった6人を、映画撮影のスタッフに偽装して出国させるという、実話ベースの物語り。
うーん、スリリングだぜ。
演技がバレたら即処刑という究極の緊張感のなかで、演技なんてまったく素人なひとたちが映画人になりきる。
もちろん、こんなのうまくいくわけない、とみんな非協力。
でもほかに方法がないと、現実がわかってきた6人はだんだんやってみようと、なっていくのだ。
もし、自分ならどうだろう?
ちょっとしたウソつくときでも、絶対わらってしまう俺なんて、そもそも演技なんて絶対ムリ。
百パー笑いをこらえたひきつった顔になる自信がある。
ひとりがばれたらもちろん全員処刑。
どう考えても、うまくいく要素がないのに、自分が助かりたいだけではなく、人の命まで肩に乗っかると考えただけで緊張でのどが渇く。
映画をみているだけで終始緊張で、やたらと膀胱が刺激される。
とにかくアクション映画とはちがった手に汗握ること間違いなしの傑作だと思うよ。
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