「不思議の国のガーディアンズ」ガーディアンズ 伝説の勇者たち 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
不思議の国のガーディアンズ
子供たちに悪夢を見せ、世界を闇に変えようとする悪の妖精ブギーマン。世界に光を取り戻し、子供たちを守るべく、善の妖精たち=ガーディアンが集結する…。
先日見た「クルードさんちのはじめての冒険」同様、日本劇場未公開のドリームワークス製CGアニメ。
プロデュースはギレルモ・デル・トロ。
月に選ばれたガーディアン(守護者)たち…ジャック・フロスト、イースターバニー、トゥース・フェアリー、サンドマンにサンタクロースまで。
妖精たちが集まる、さながらファンタジー版「アベンジャーズ」。
日本で言ったら、桃太郎、浦島太郎、一寸法師などお伽話の主人公集結!…みたいなものかな?
楽しいのは楽しい。
映像もさすがのクオリティ。
子供たちの夢や希望の為に戦うガーディアンたち。
実質主人公であるジャック・フロスト。ガーディアンの最後の一人に選ばれ、子供たちに気付いて貰えない事が悩みの彼が、己の存在意義を見出す様も滲ませる。
…だけど、妖精たちが日本人にとって、馴染み薄いのが致命的。
サンタクロースは別として、他の妖精たちは、知ってる人は知ってる、知らない人は知らないだし。
サンドマンは知らなかった。調べてみたら、眠りの砂の妖精だって。
残念だけど、これは日本劇場未公開は納得かな…?
もう一度言うが、決してつまらない訳じゃない。
オリジナル声優は、クリス・パイン、ヒュー・ジャックマン、アレック・ボールドウィン、アイラ・フィッシャー、ジュード・ロウと贅沢。
ファミリー向けというより、冒険ファンタジー。
ファンタジー好きにオススメ。
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