「無神論者の日本人であることを実感する映画」ノア 約束の舟 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
無神論者の日本人であることを実感する映画
無神論者の日本人であることを実感する映画。
最近気づいたが、ほんと宗教(とくに聖書)を材にした映画で共感できたことがない。知識がないため再現性の評価も下せないが、もうダメなんだと思うほうがよさそう。終盤の説教くささが無理。
「沈黙」をある程度理解できるのは信心すること自体をテーマにしているからで、その葛藤なしの信仰を前提にされると、もう入りようがない。
どういうことかというと、言うのも躊躇われるが世界の宗派の割合から言って賞賛される割合が自ずと多いのが、この手の賛美?映画になるわけである。22億人が興味津々なわけで(さすがに、んなこたない、と思うけど。。)もう、数年に一度アイデンティティの確認みたいに大きな力が働いてるとしか思えない。
でも、マジで規模のわりにスベってる映画と思うわけだが、しかしこれに価値を見出す人がこの世界にはたくさんいる、その現実をもう理解しないといけないんだろう、と思うようになった。
悲しいかなその感覚だけは変えようがない。。
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