とらわれて夏のレビュー・感想・評価
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なんか強引に感動作を作った感じ。
設定は良かった。ただ所々強引で抜けてる気がする。国民性かも知れないが脱獄犯が真っ昼間に家の修理したりキャッチボールしたり
カナダに逃避行するのに早朝だは。夜中だろ心理的に。脱獄犯とママがお互い意識しだした瞬間子供をやたらパシリにするは。どちらかと言う脱獄犯&母息子と言うより脱獄犯&母+息子みたいな感じになったのがちょっと裏切られた感に陥った。町の風景や
音楽で助けられた感じがします。ラストはもう定番中の定番でコテコテでした。総合的に惜しい作品でした。
掘り出し物
あまり期待せずに行ったら掘り出し物的に良かった.さすがにライトマン監督,上手い.アメリカのしかも田舎町が舞台なのにピーチパイをはじめとする食べ物が美味そうだし,登場人物はキャラが立ってるし.
主役は子供
この映画は何といっても”危なっかしさ”が主点。
思春期の子供の目線が微妙です。
過去にとらわれている(とは初めは分からないが・・・)二人が引き合う、危なっかしい物語。
期待以上に良かったですね。
後味のよいアダルトロマンス
性的な描写はなくてもエロティシズムを感じる作品。
性に目覚める年頃の男の子と、男との生活で何かを見つけた母の微妙な心理描写が繊細です。
脱獄犯という危険な設定があるにも関わらず、後味が良い!
ピーチパィ・・・
はっきりいって、キライです。
シナモンがまずダメ。
その次に果物を温めるなんて、
キュウリをあたためるようなもんです。
わたしの小学校時代の給食では、
アツアツの酢豚のなかに入ってたヨ・・・キュウリが。
トラウマです。まじ無理っす。(><)
ま、それはさておき、この作品。
まず、ジョシュ・ブローリン。
いい役に出会えたなー、と思いました。
「ノーカントリー」「トゥルー・グリット」ではそれぞれ、コソ泥的ねこばば犯、父仇の役で、なかなか味のある、いい死にっぷり。でも、ジェフ・ブリッジスやハビエル・バルデムの名演に隠れてしまい、彼には長年同情していました。そしてようやく去年。「L.A. ギャング~」ではオスカーのショーン・ペンをぶちのめす、正義のデカ部長。わたしの心が熱くならないわけがない。
そんな思いもあり、ラストでわたしの目から汗が・・・。
今後の活躍を大いに期待したい、好きな俳優さんですね(^^)
あと、ケイト・ウィンスレット。
年齢30代後半にしてあのシワの数(ラストは特殊メイクなのかもしれませんが)。作品全般でアメリカナイズされた体型がみられ、ちょっと病気が心配。
でも、彼女のことは「タイタニック」「愛を読むひと」以外の作品や、私生活を知りませんが、いい年を重ねてるなーと思わせる、彼女にしかできない素晴らしい演技でした。
最後にトビー・マグワイア。
がんばれっ!とびー・・・・・。
映画が終わると、そんな2人(3人)のおかげで、
ピーチパィ。食べてみたいなー、と思ったのでした(^^)v
い
や
、
嘘
で
す
。
ストレートな良作
ジェイソン・ライトマンって負け犬な人を愛嬌よく描く名人だな。なんか何があっても生きてることを肯定したくなる。人間が面白いんだな。「ジュノ」「マイレージ・マイライフ」「ヤングアダルト」全部好きだな。
母子家庭のこの輝きの夏の出来事が2人を新しい世界へと誘う
或る出来事に因って、引き篭もりになってしまった母。
そして、その母と暮らす中学生の息子。片田舎のアメリカでこの親子が経験した一夏の或る衝撃的な出来事を描いているこの作品は、途中からは涙が溢れるような感動で、男泣きしてしまい少しばかり恥ずかしい思いをした。だが快いラストには本当に感動して、こう言う映画のラストシーンは決して忘れられない映画として記憶に残る作品だ。
始まりのシーンは「マディソン郡の橋」を想い起すような、のんびりと時間が静止しているような50年代のアメリカの田舎を想わせる風情があった。
でも、この映画は70年代後半のお話だったけれどね。広いアメリカの田舎の70年代80年代は本当に未だ未だのんびりしていて平和的ですね。
映像的にも自然が美しいし、少しだけ物語の先がどう展開して行き、ラストは一体どうなるのか?と言うハラハラドキドキ感が有る堪らない作品でもありました。
そして結末は本当に、切ない哀しいラブストーリーでした。
何だがこう言う作品は、一時代も二時代も昔のような純情なラブストーリーで信じられないお話ですが、こんな話が2010代の現代に有っても、良いのではないだろうか?
作品を観ていると、人間の本当の価値とは何だろうか?と何度となく考えた。
私などは酷く単純なキャラなので、犯罪者は悪、犯罪者を描く作品はNOと言いたい方なのだが、この作品を観ていると人の善悪や、人間が人間を愛する事。
信頼する事、家族の絆とは? と様々な事柄に付いて考えさせられる。
家族の血は何よりも果たして濃いのだろうか? そこには大きな価値と絆が有り、護るべき事でもあるけれど、逆も真なりで、それのみが最重要視されるべき事では決して無い事を改めて嫌と言う程この作品では考えさせられる。
あなたは、愛する家族と最近どんな会話をして、どんな思い出を作りました?
GWで丁度お休みを取って家族の絆を深くする事は出来ましたか?
出来たら御夫婦で、この作品観に行かれると良いと私は思うのです。
そして、あなたはどんな素晴らしい時間を、これから家族と共有出来るのでしょうか?
甘酸っぱい、ピーチパイでも出来たら是非、この映画の様に手作りして、家族みんなで楽しい時間を送ってみたらどうでしょうか?
映画は決して観るだけの物ではないですよね?映画から学んだ数々のエピソードを自己の生活に生かしてより豊かで素敵な実生活を営まれる様になったら、更に貴方の人生も豊かな実りになるのではないでしょうか?さあ人生の新しいページを一緒に始めようよ!
予想外の展開は期待しないで
まずこの映画にはなんら衝撃の展開はない。これでもか!というくらい予想通りにストーリーは進んでいく。
個人的に最後の最後でどんでん返し系の映画の方が好きだ。でも逆に予想を裏切らない内容で観客を引き込む映画のほうが心に残る事が多い気がする。下記のあらすじは全く大げさすぎるし、トビー・マグワイアはほんの2、3分しか出てこない。それでもこの映画をみてよかったか?と聞かれれば見てよかったと答える。まず、映像がとても綺麗だった。まるで森林浴をしているような落ち着いた雰囲気が常にスクリーンから伝わって来た。一部音響などでビックリするシーンはあるが、凶悪なシーンも残酷な描写もなく、「このままの時間が続けば良いのに」という「心地よさ」を上手に表現している。
ファミリー向けではないし、友達とわいわい見る感じでもない。かといって恋人と見るほどのラブストーリーでもないから1人で見るのがいいかもしれない。
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