「運び屋の活躍だけを描く映画ではありません。」プンサンケ peanutsさんの映画レビュー(感想・評価)
運び屋の活躍だけを描く映画ではありません。
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南北朝鮮の38度戦を行き来する謎の男のお話。
てっきり、この行き来する運び屋が38度戦を越える時のドンパチがメインで話が進むのかと思っていたら…そんな単純な話ではありませんでした。
毎回韓国映画見て書き込む内容だけど、お話の作り方が面白い!さすが!
南北諜報員の攻防戦も面白いですが、終盤に両者がひとつ部屋にとじこめられて争うシーンはソウの密室シーンをさらに緊迫させた名シーンに出来上がっています。
この状況を作り出す話の進め方もうまい!
愛国心は必要だけど、過ぎると無意味…、南北分断の悲愴さがしみじみ語られています。
相変わらず…容赦なく最後は皆死亡…これがさらに現実の重みを突き刺しますね。
ガッツリ、ドッシリ映画を見たい方にオススメです。
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