「荒削りなホラー仕立ての大河ドラマ」リンカーン 秘密の書 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
荒削りなホラー仕立ての大河ドラマ
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ロシア人監督のベクマンベトフの映像センスには注目すべき点(特に馬の暴走シーン)はあるものの、ホラー映画としては怖さの微塵も感じられなかったバンパイア・ハンターもの。
エイブラハム・リンカーンは、実はバンパイア・ハンターだったと言う設定は確かに面白かったけど、バンパイアと闘う以外の大統領としての軌跡を忠実に描こうとするが故に荒唐無稽さに欠けてしまったのが残念。
また南北戦争で劣勢に立たされていた北軍の切り札(バンパイアたちの弱点が銀であること)を、すっかり忘れていたリンカーンのうっかりミスには思わずツッコミたくなる。
あゝ早く思い出していればあれほど戦死者を出さずに済んだのに。
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