プロメテウスのレビュー・感想・評価
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個人的には満足。
劇場には行けなかったのでDVDを楽しみにしていた。どこの映画サイトでもレビューは賛否両論だったが、その原因は観て解かったがストーリーが平坦過ぎると云う事だと思う。結局これも次回作のプロローグに過ぎないために山場らしい山場もなくエンド・マークを迎えてしまうその結果ではないだろうか。何もかも手に入れた金持ちの考えること、それは不死の命。果てしない欲望と云ったありきたりの図式からプロメテウス号は科学者を乗せて未知の惑星に向かうが、その後は凡庸なストーリー展開でハラハラ・ドキドキも薄い。それでもファースト・シーンがどのような意味ほ持ってくるのかまだ見えないけれどこの後の展開は期待させるものがある。「エイリアン」ファンとしてはそれほど駄作とは思えずビジュアルや世界観がしっかりしていて満足できる作品と云える。さすがリドリー・スコット監督とその演出やキャスティングあるいはカメラ、スタッフなどの意気込みに敬意を表したい。
エイリアンを復習してから観よう!
そば屋の暖簾をくぐると、そこはお化け屋敷だった。
冒頭の大自然を描写した雄大な映像表現は素晴らしかった。
ただ、何の予告もなしにSFミステリーからショッキングなバイオレンス映画に路線変更したら誰かて驚きますよ。もちろん、悪い意味で。
そして新生エイリアンシリーズの幕開けを示唆するような終わり方。
大仁田厚がいつまでもデスマッチにしがみ付いて、「電流爆破じゃ~!」と吠えるくらいにナンセンスでした。
それでもリドリースコットは異能の名匠やけどね。
及第点
自分的には最高
まいったなぁ
世界観が独特
期待外れ
解らないなりに思いを巡らしたくなります
映像が素晴らしく、すっかり見入ってしまいました。3Dで鑑賞して良かったです。
人類の起源の謎に迫るため未知の惑星に降り立った学術調査隊、その行く手には…。
サスペンス感は少なめですが、次から次の展開で目が離せませんでした。学術調査隊の割には人材不足というか知性不足で、特に生物学者の科学者らしからぬ振る舞いに唖然。ある意味で見どころでした。
考古学者エリザベス・ショウ、ノオミ・ラパスが好演でした。意外と可愛い…と思っていられたのは序盤だけでした。立ち向かう強さと、少しの残酷さをはらんだ好奇心を持ち続ける科学者らしさが良かったと思いました。
アンドロイドの デヴィッドと考古学者 チャーリーの会話が強く印象に残っています。もしかして何かに関わるキーワードが?なんて。解らないなりに思いを巡らしたくなります。
さらなる大きな謎解きは次回作ということでしょうか、期待です。
エイリアンの焼き直し
そこそこ面白い
本日の予定がキャンセルになったので、以前から気になっていたこの映画を観ました。
少し評判が芳しくなかったので、期待せず観たのが幸いしたようです。
ストーリーの前半は、はっきり云って退屈。
後半になってやっとパニック映画らしく盛り上がって、時間の流れが速く感じます。
シガニー・ウィバー主演の第一作の、迫りくる様な緊張感やエロティシズムが感じられず残念ですが、ザックリした広大なスケール感は今ふうで時代の差を感じます。
映画の所々で第一作のオマージュが見受けられ、この映画の善し悪しに関わらず楽しめます。
ただひとつ苦言を呈すれば、ノオミ・ラパスの吹き替え「剛力彩芽ちゃん」はいただけませんね。
僕は吹き替え版の愛好者?なので、最近の傾向でもある人気優先のタレントさんを起用するのはやめて頂きたい。
※彩芽ちゃんは、可愛くて好きです。
日本の声優の方々は、海外の人が驚くほどの演技力が有ると聞きます。
映画を愛する業界の方々、是非、優れた声優さん達を起用するよう要望します。
評価分かれるところだが、面白かった
人類の起源、という壮大なテーマを語る訳ではない。もしかしたら、いわゆる自然発生的な進化論ではなく、もっと遥かに長い生命の歴史の一葉だったのかもしれない、という事をおもわせる内容。聖書の前提があれば、すんなりと溶け込めるかもという内容。神がいきなり人間を創造する、という物語です。
ストーリーは「エイリアン」よりも粗いので、あまり細部を対比させない方が面白い。かなり大胆で想像力をかき立てる面白い映画です。やがて、「エイリアン」に登場する探検先の惑星にある、謎めいた遺跡構造物が実は、という展開になっていくのですがここは見てから。
突っ込みどころは満載ナンだけど、おおざっぱに楽しめます。
エイリアンよりも心理的な恐怖は少ないです。
詐欺
最悪。これ程までに、悪い意味でCMとのギャップがある映画は初めて。完全に騙された。「人類の起源」を謳っているにも関わらず、そのテーマに迫る描写はなく、ただただ退屈でグロいモンスターパニック映画。さらに映画全体を通して他のSF映画で見たことのあるシーンの連発。また、ストーリーも背景描写が希薄で明らかに情報量に乏しい。その辺り、エイリアンを見ている人ならわかる、という前提なのであれば、謳い文句も素直にエイリアンエピソード0とすべきである。結局、見終わって「人類の起源」に想いを馳せるどころか、意味不明なまま、そして後味の悪さだけが残った。巨匠とはいえ、その才能の限界と不誠実さを晒しているような内容だと思う。とにかくCMで期待させられるようなロマンや壮大さなどは皆無なので、要注意の一本。
やられました
チャンチャン♪
映像はA級、でもB級テイストの楽しさ満載!
予告編での「プロメテウス」は"人類の起原を探る"と、何やら哲学的なSF映画風の宣伝がされていたので、少し不安だった。だってこの映画は「エイリアン5または0」なんだから、このシリーズに期待するのはB級テイスト満載の娯楽以外にないのですから。
さて、本編の出だしも格調が高く、本当に人類の起原を探る物語として進むのかと思った矢先、その心配は吹っ飛んだ。
科学者たちは「この空気は地球と同じで汚染されてない!」とばかりに、ヘルメットを取ってしまうのだ。
おいおい、未知なる惑星なのに、未知なるウィルスの心配はしないのかい?
それから先は強引に物語りを進めるが、基本的プロットは1作目と同じ。あれは殺られキャラだなと思ってると案の定だったり。
そして後半は、内臓グチャグチャ、腕は千切られ、首スッポンのグロ映像のオンパレード!
これが3Dプラネタリウム的美しい映像と混ざり合うだから、もう訳がわからないうちに、その映像の迫力に圧倒されてしまった。もうリドリー・スコットの真髄発揮。
期待を裏切らないB級テイスト満載の娯楽映画でした。
ストーリーは矛盾して穴だらけ、親子関係の描き方は中途半端でキャラも弱い。ラストに思い出したかのように、人類の起原に話しを戻すのには笑った。
映画評論家的ジャッジをすればダメ映画の部類かもしれない。
でもB級映画にはそんなもの求める方がおかしい。
まあ残念なのは「エイリアン」の恐怖度には及ばなかった点。そもそもリドリー・スコットに任せるにはプロットが少々複雑過ぎたせいだったのかもしれない。
親子関係の描写なんてストーリーに全く関わらないなんだから、切っちゃえば良かったと思う。
また3Dで観たが2Dでも充分。
ただし、縦5m以上のビッグスクリーンで席は10列より前に座らないと、見えない見落としてしまう映像演出がぎっしり。ましてテレビじゃ、拡大トリミングでもしない限り完全にアウトだろう。
映画館のスクリーンで観ないと、この手の映画はダメですね。
リスベットがリプリーに?!
この映画の謳い文句は、「人類の起源は?」である。
「人類の起源」って。。。
学校で、ネアンデルタール人だとか、クロマニョン人とか。
現代人間と同じ骨格だとか習ったじゃん。。。
類人猿の進化だとか。
その源の事だろうけれど、今さら「人類の起源」って言われてもね~。。。
と、私は疑いの眼で見ていた。
それが良かったのか、この作品の展開にも、違和感は覚えなかった。
「エイリアン」を彷彿とさせる展開に、思わずニヤリとしたり、クスッとなったり。
画面映像が暗くなり、普段は煩わしい3Dメガネも、今回は良かった。
特に、星座のホログラムに、抜群の威力を発揮した。
これは、感動ものだった。
異星の様子が良い。
とても重厚感がある。
奥行きがある。
想像力を豊かにかきたててくれる。
宇宙船の形もおもしろい。
ある食べ物を思い出したわ~。
キャストが良い。
ノオミ・ラパス。
リプリーを彷彿とさせていて、彼女とは違っていて、人間味があり、同時に知りたいことにはとても貪欲で、勇気があり、次世代のリプリーの誕生ね。
ロボット役のマイケル・ファスベンダー。
心を持たないはずなのに、微妙な表情を漂わせる。
「アラビアのロレンス」が大好きだったり。
「プロメテウス」とは、ギリシャ神話に登場する人類に火を与えた神の名前。
それにしても、最後に、「アイツ」と対面するとは。。。
難しいことは考えず、楽しんだ。
壮大な物語だ。
監督、やってくれましたね!!
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