プロメテウスのレビュー・感想・評価
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新作を観てから印象が変わった
人類の起源―。当時この言葉が幾度となく宣伝され、かなり浸透していた様だ。(私の身の回りでは特に)しかし実際は「エイリアン」シリーズの原点に還る作品だった。紛れもなくシリーズ最新作だ。何故かそれはあまり宣伝せず、その事実を知らない私の友人らが観賞後に疑問の嵐だったことを今でも覚えている。
私は最新作「エイリアン:コヴェナント」を観賞後、本作の印象が変わった。初めて観賞した時は人類の起源よりもエイリアンの起源を描いていると思っていた。しかし、「エイリアン:コヴェナント」ではあのエイリアンが誕生する。それも衝撃的な形で。そして本作は「エイリアン」シリーズの架け橋的な位置付けであり、人類の起源を描きながらエイリアンとの関わりを描いていたという設定にようやく気がついた。どうもラスト直前に登場する怪物のインパクトが大きすぎてずっとそう考えていたのかもしれない。ちゃんと前日譚としての役割は果たしていた。
本編は壮大なスケールだが、「エイリアン」シリーズの観賞は必須だ。舞台となる惑星はLV-233。年代は2089~2093年。「エイリアン」はLV-426。年代は2122年。別の惑星であり環境も違う。また、本作の方が古い時代の出来事となる。しかし共通しているのはジャガーノート号の存在。「エイリアン」では墜落した状態。本作では基地の地下に埋まった状態。そこにいる謎の異星人の遺体。これには非常に興奮した。「エイリアン」ではそれほど触れられなかった異星人の遺体が、本作の重要な鍵を握っているとは。あまりの感動に鳥肌が立った。 また、最新作を観るとどうも本作のデイビットに目が釘付けになってしまう。
正直、このストーリーは後付けだ。始めから構成されていた物語ではない。よって様々な関連作品で矛盾が生じている。「エイリアンVS.プレデター」etc...しかし良くあの作品からここまで話を広げることができたなと感心する。よく考えると監督のリドリー・スコットは過去作でも「人間または人類」について描いている作品が多い気がする。彼は昔からその謎を追い求めていたのかもしれない。
長文になったが、監督の飽くなき欲求はこれからも続くのだろう。
三部作の一作目なんですね
プロメテウス
「エイリアン」と同じ世界観を背景に描くSFミステリー超大作。
人類の起源を求めて未知の惑星へと旅立った探査チームが目の当たりにする驚愕の真相を、
スケール感溢れるダイナミックな3D映像で描き出していく。
冒頭、
謎の白マッチョが滝の上で怪しげな液体を飲んで、
液体を飲んだ白マッチョが突然苦しみ出しそのまま滝壺へ。
そして、
DNAが破壊され再構築されていく。
これが人類の祖先?
説明が一切ないので全く意味が分からなかった。
キャッチコピーの「人類は どこから 来たのか。」とはこれのこと?
だとしたらあっさり見せすぎだと思います。
とにかく調査隊員達のバカすぎる行動が気になった。
「地球よりいい空気」とか言って平気でヘルメットを脱いでしまったり、
未知の生物に手を出してあっさりと殺される始末。
イカみたいなエイリアンの造形に愕然。
クライマックスで、
プロメテウスを相手の宇宙船にぶつけて自爆する「さらば宇宙戦艦ヤマト」みたいな展開にはビックリ。
才人リドリー・スコット監督の味わい薄い一品。
前日譚としては普通に楽しめました、傑作の類ではなかったですが
確かこれ、劇場公開時はキャッチコピーを「人類の起源」とかなんとか壮大な文言を売りにして、何かと物議を醸したんでしたよね。
今となっては「エイリアン」シリーズの前日譚(正確に言えば前日譚の前日譚?)であることがさも当たり前のようになっていますが、でも確かに予告編見ても「エイリアン」については何も触れられていなかったし、それらしい雰囲気もあまり感じられずでしたので、それはまあ物議を醸しても全然不思議では無かったなと。
特にグロ系やモンスター・クリーチャー系が苦手な方には、何だこれは!となること間違いなしの内容だったでしょう。
逆に言えば「エイリアン」シリーズが好きな方ならば、多少雑と言うか強引な部分もありはしましたが、前日譚としては十分楽しめる内容だったのではないでしょうか、勿論、リドリー・スコット監督が血気盛んだった頃と比べてしまえば、それは見劣りしましたけど。
しかしこう言う宣伝をされたのは日本だけだったのかなぁ?
まあ「エイリアン」の前日譚として宣伝すれば、見に来る方は手広くはならないですからねぇ、でもあまりにもブーイングが凄かったからなのかどうかは分かりませんが、続編はちゃんと「エイリアン:コヴェナント」として上映する辺り何か面白いですね。
まだ今回ちょっと謎な部分も残ったので(単に私の頭が鈍いだけなのかもしれませんが)、その辺りは続編に期待したいと思います。
それにしても、このシリーズのヒロインは本当にタフだなぁ、笑っちゃうぐらいタフ過ぎて、特に「あの」シーンでは開いた口が塞がりませんでしたよ。
本家のリプリーもビックリなエリザベスのタフさ具合でしたね、リアルとは欠け離れていましたが、もう何でもあり、これはこれでOKです!
ノオミ・ラパスのエリザベスが良かっただけに、出来ればシャーリーズ・セロンにも何かもう一捻り驚くような演出があれば、尚良かったかなぁ。
あとその他大勢的な乗り組み員にも、もう少しキャラ付けがあればね。
ただイドリス・エルバ船長のカッコ良さと、マイケル・ファスベンダーのアンドロイド感は絶品でしたね、謎めいた怪しさ満点のデヴィッドは続編でも期待できそうな予感です。
まあ本家に比べると、全編に漂う緊張感、ドキドキ感はやや薄めでしたし、雑さ加減も少々気になりました、でも何だかんだで楽しめましたし、あのラストのフォルムを見るとやっぱり興奮しちゃいますね、かなり強引な展開でしたけど・・・とりあえず、続編に期待して待ちましょう、使命感に駆られたリドリー御大の渾身の一撃を期待して。
これ、エイリアンのbeginning?
面白いけど説明不足
エイリアン1と同じ監督??
デヴィッド
エイリアンの前日譚としては
研究者グループのテクノロジーと『エイリアン』のテクノロジーの差が凄い。
映像的技術の違いはあるが、内容は『エイリアン』と変わらず、研究者グループがどうなるか?想像はついてしまう。
作品としてはエイリアンの説明と言う感じ。
丁寧に作っているとは思うが特に感嘆に値する作品ではない。
人類の起源というよりは…
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