プロメテウスのレビュー・感想・評価
全129件中、21~40件目を表示
メモ
・人類には創造主がいる。彼らと人間はDNAが同じ。しかし、肉体的なスペックに完全に差があり、劣化コピーされている、もしくは地球のサイズに合わせて小型化されているのだと思われる(島嶼化。大型動物の矮小化と小型動物の巨大化)
・人間も人型アンドロイドの創造はできている。ただし、心の実装はできていない点で技術力の差がある。
・エイリアンは創造主が人類を滅ぼすために作った兵器。製造過程で暴走して創造主は殺された。
・創造主が人類を滅ぼそうとする背景は不明。もし続編があれば触れられるのではなかろうか。
・映像美
・エイリアンシリーズを見てきた人たちであれば楽しめるが、本作単体で見ると説明不足感はある。
・SFとしては設定に違和感を感じるところがある。航行期間が2.5年だが、地球から最も近いケンタウルス座α星でも4.4光年離れているので光速より速いことになるが、相対性理論が成り立たなくなる。(ワープしているなら別)。宇宙船のエンジンが常に点火されていたが、慣性の法則で移動するため、十分に加速したらアクセルは不要のはず。そして惑星に近づいたらブレーキが必要。
・ちょいちょい人間模様を描写しつつ、あまり語り切れていないので不完全燃焼。割り切って映像美やSF的想像力に振り切っても良かったのでは。
変態絶倫
好きな作品✨
びっくりするくらい面白くなかった。。
リドリー・スコット監督なので、ちょっとは期待したんだけど。。びっくりするくらいつまらない映画だった。
で、皆さんのレビュー観た後でわかったんだけど、なるほど「プレ・エイリアン」だったのか。そりゃ、つまらんわ。「エイリアン」は興味無いから観たこと無いし。
これは明らかに映画のコピーが悪いな。。「人類起源の謎」って、全然関係ないじゃんか。。しかも、詳細は結局わからなかったわけだし。
最初から「プレ・エイリアン」ってコピーにしといてよ。そうすれば観に行かないか、あるいは仮に行くとしても、予備知識としてあらかじめ「エイリアン」観とくことも出来たわけなんだから。。
おかけで、最初の10分くらいで駄作の臭いが漂ってきて、このまま終わらないよな?と思ってるうちに作品が終わってしまった。苦痛の2時間。。
サービスディだったから1000円で観れたけど、1000円でも高い。今年観た中で一番面白くない映画だった。
話の矛盾を吹き飛ばす激烈なグロさ!
所謂「スペースジョッキー」を掘り下げる物語
作品単体としてはよく出来ていると思うし、それなりに楽しんで観た(ただ一作目よりも時間軸が過去のはずなのに、テクノロジーが遥かに進歩しているように見えるあたりは整合性という意味で不自然極まりなく、このあたりは考慮に入れるべきだったろう)。一作目以前ということだが、生物としてのエイリアンについて掘り下げるというよりは、いわゆる「スペースジョッキー」の方に焦点が当たっていて、こちらについて掘り下げるためにある物語という感じだ。そしてその筋書きに面白味が無いわけではない。
ただ、『エイリアン』の前日譚として捉えた時に、これが本当に必要だったのか?という疑問が頭をもたげる(この疑問は、次作『エイリアン コヴェナント』に対しても同様)。前日譚としての作品の存在意義は、単体の作品としてのものだけでなく、「これを観ると元作品の味わいが深まる」ということが求められるわけで、実際にはこれを観たからといって、元作品の面白さが増すかというと…正直怪しいものだと思う。物語というものは、謎めいているから胸に強く迫ってくるということがあって、全て解き明かしてしまうとかえってつまらなくなるということもあるわけなので、何でも詳しく掘り下げてしまうのが良いわけではないと思う。そういう意味で、この物語が存在する必然性について説得力が乏しいのではないかとの疑念を、自分はどうしても払拭することができない。
(2024.4.4加筆修正)
B級、見る価値なし
本作でエイリアンシリーズが一気に哲学SFへと進化する
補完が必要
「なぜ人類誕生の瞬間は、空白のままなのか。」
見終わった後このキャッチフレーズ見ると、
見事な「キャッチ」でしかなく、解決した「フレーズ」は皆無だ、
腹が立ってくる。
人類の起源に関わる手がかり、というのもかなり一方的な見方で、
なぜ他の人は誰も指摘しなかったのか。しかも未来の話なのに。
まあそこで話の腰を折ると進まないので譲るとしても、
未知の惑星に着いてまでやってる行為が下らない。
というか意味不明なことが多い。
人類の起源を探しに来てるのに、見つけたモノこねくりまわして、
しかもその場所から他に移ろうともしないし、
それぞれの科学の専門家が来てるのに、それぞれ何もしないし、
責任者?なんか一番何もしないし、
デイビッド(ロボット)の行動は一番不可解。
何故「あれ」を彼に飲ませたのか、只の実験?
それとも彼女に育てさせて、何か狙っていた?よく分からない。
キャッチフレーズはともかく、
話の最初と終わりが全然つながりが無く、
最後の最後で「あれ」を出して帳尻合わせて、ドヤ顔されてる気分。
やりたいこと色々やり過ぎて話がとっちらかってる感じ。
落石
人類の起源説はおもしろい。映像も良いしキャストも良い。 が、登場人...
おうち-28
スター・ウォーズ見ると、宇宙行きたくなるけど、
エイリアン見ると、やっぱやめとくわってなりますね。
相変わらずフラグ立てるヤツは、しっかりと回収してくれるし、
素人目にもやりすぎちゃう?と思うことは、必ず失敗してほら見ろになり、
必要な時に必要なボシションの人が離脱するのは、もうシリーズ恒例。
ハラハラとイライラとツッコミの融合。
エイリアンシリーズのヒロインってなんとなく顔の系統似てるような……。
ファスベンダーさん、今より若くて、見比べると『コヴェナント』よりアンドロイド感がある気がしちゃう。
シャーリーズはこういう制服にタイトな髪型がすごい似合ってて、言い方悪いけど、作り物みたいな美しさ。
エイリアンがちゃんと形として現れるのがラストなので、エイリアンによるパニックムービーを期待してる人はちょっとガックリかもしれません。
戦闘シーンも少ないし。
ただイドリス・エルバの男っぷりを見るだけでも損はないかと。
コヴェナント見るなら、これ見ないとね(見てなかった自分が言うのもあれですが、見とけばよかったと思いました。)
新作を観てから印象が変わった
人類の起源―。当時この言葉が幾度となく宣伝され、かなり浸透していた様だ。(私の身の回りでは特に)しかし実際は「エイリアン」シリーズの原点に還る作品だった。紛れもなくシリーズ最新作だ。何故かそれはあまり宣伝せず、その事実を知らない私の友人らが観賞後に疑問の嵐だったことを今でも覚えている。
私は最新作「エイリアン:コヴェナント」を観賞後、本作の印象が変わった。初めて観賞した時は人類の起源よりもエイリアンの起源を描いていると思っていた。しかし、「エイリアン:コヴェナント」ではあのエイリアンが誕生する。それも衝撃的な形で。そして本作は「エイリアン」シリーズの架け橋的な位置付けであり、人類の起源を描きながらエイリアンとの関わりを描いていたという設定にようやく気がついた。どうもラスト直前に登場する怪物のインパクトが大きすぎてずっとそう考えていたのかもしれない。ちゃんと前日譚としての役割は果たしていた。
本編は壮大なスケールだが、「エイリアン」シリーズの観賞は必須だ。舞台となる惑星はLV-233。年代は2089~2093年。「エイリアン」はLV-426。年代は2122年。別の惑星であり環境も違う。また、本作の方が古い時代の出来事となる。しかし共通しているのはジャガーノート号の存在。「エイリアン」では墜落した状態。本作では基地の地下に埋まった状態。そこにいる謎の異星人の遺体。これには非常に興奮した。「エイリアン」ではそれほど触れられなかった異星人の遺体が、本作の重要な鍵を握っているとは。あまりの感動に鳥肌が立った。 また、最新作を観るとどうも本作のデイビットに目が釘付けになってしまう。
正直、このストーリーは後付けだ。始めから構成されていた物語ではない。よって様々な関連作品で矛盾が生じている。「エイリアンVS.プレデター」etc...しかし良くあの作品からここまで話を広げることができたなと感心する。よく考えると監督のリドリー・スコットは過去作でも「人間または人類」について描いている作品が多い気がする。彼は昔からその謎を追い求めていたのかもしれない。
長文になったが、監督の飽くなき欲求はこれからも続くのだろう。
全129件中、21~40件目を表示