劇場公開日 2012年6月8日

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「安定のキャメロン・クロウ」幸せへのキセキ チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0安定のキャメロン・クロウ

2015年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

幸せ

原題:は「We Bought a Zoo」ということで、「動物園を買っちゃった」って感じでしょうか。そう、そういうお話なんですね。
キャメロン・クロウ監督って、最近、何作か観てきたんですが、独特の空気感がある気がするんですよね。リズムっていいますか。いつもストーリー自体は結構ベタな路線なんですけど、それを描くリズムがなんだか心地よい、そんな感じがしてきてます。
私にとって、このリズム感は映画を見る上でかなり重要で、なのでキャメロン・クロウ監督は今後も観ていきたいなと思える監督のひとりなんですね。
それで、この作品ですが、やっぱり安定の面白さでしたね。まったく予想を裏切らない話ではあるんですけど、でも面白い、これってやっぱり監督の力量だと思います。
ただ、今回、舞台が動物園っていう一箇所に縛り付けられていたところが、面白さを、というより上記のリズムをちょっともたつかせていたかな、と思います。『エリザベス・タウン』は車で走るシーンが印象的で、それが独特のリズムを刻んでいたんですけど、今回はその車で走るシーンに相当する部分を、動物たちのショットで補っていた感じで、それがどうも惹きつけられなかったという感じがありました。
途中でマット・デイモンがバターを買いに遠くの店まで車で行くというくだりがあるんですけど、できればそこで車を走らせている時のマット・デイモンの表情であったり、その表情のバックに流れる外の風景なんかのシーンがあったら、もっともっと嬉しくなったかもしれないなって思いました。
あ、でも、動物園オープンの時、私、ちょっと泣けましたね。あのシーン、最高です。
ちなみに、この映画でのスカーレット・ヨハンソンはそんなに魅力的じゃなかったです。一番魅力的だったのは、エル・ファニングでしたね。なんだか甘酸っぱいんですよ、ホンと。

チャーリー