「戦いに勝った後に燃え尽きた夜の蝶」ユダ ありさんの映画レビュー(感想・評価)
戦いに勝った後に燃え尽きた夜の蝶
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ナンバー1を勝ち取った主人公は、燃え尽きた感じ。
好きでもない人に指名のために身体を許し、その気にさせる言葉を言い、
好きになりかけた大社長は逮捕され、
関わる男はその気になるけど幸せは来ない
身を引くなら店で暴れた上でビルから札を撒くのではなく、綺麗に身を引いて欲しかった。
しかし、あの状態だと500万かけてバースデーイベントを店側からセッティングされても、期待に添えなかったから消えたかな。
太客が居なくなった感じだから。
だから自暴自棄になったし何もかもアホくさくなったのだろう。
大社長の逮捕は特に痛い。
大宮の頃からの客からは頭に怪我を受けて昔のトラウマが思い出され、
あれだと、屋上から札を投げたのは自身も身投げをする流れを想像させられる。
海外にでも飛ぶなら札は投げないだろうし。
キャバ嬢らは引退しても店を出したり経営に走る人が多いから、そのように考えて欲しかった。
ところが、この映画は
虚しく散る夜の蝶で終わり。
あまりに虚しい。
一応、歌舞伎町No.1の夢を得られたのは良いが、戦い続けて燃え尽きたね。
でもそれも人生だな。
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