センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島のレビュー・感想・評価
全5件を表示
【”What a Wonderful World。そして恋の胸筋ダンス。”ドウェイン・ジョンソンの魅力溢れるコメディ要素満載のジュール・ヴェルヌの「神秘の島」を下敷きにしたアドベンチャームービー。】
■謎の島からの救難信号を受信したショーン(ジョシュ・ハッチャーソン:前作に引き続き一人だけ続投。大きくなったね。)は、知的で器の大きい筋肉義父ハンク(ドウェイン・ジョンソン)やパラオのお調子者のオンボロ観光ヘリ操縦士のガバチョ、その娘カイラニと共に謎の島へ旅立つ。
雷鳴轟く中、危険を乗り越えて何とか辿り着いた場所は、ジュール・ヴェルヌが書いた「神秘の島」だった。
そこで祖父(ナント!マイケル・ケイン)と再会したショーンは、想像を絶する冒険にミ皆と一緒に出る。
◆感想<Caution! 内容に少し触れています。>
・今作の様な、アドヴェンチャー映画に余計な突っ込みは入らないと思う。
ー 例えば”あんなボロッチイヘリで無傷で島に到着するなんて、ありえない!”とかね。-
・主役は前作に引き続き登場したショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)だと思うのだが、彼の義父ハンクを演じたドウェイン・ジョンソンが、矢張り圧倒的に魅力的である。
ー ショーンを気遣いつつ、カイラニに恋したショーンに島で披露する”恋の胸筋ダンス。”そして、ウクレレ片手に披露する生声の”What a Wonderful World。”
これが、良い声なんだなあ・・。-
・爬虫類の卵の上に立ったシーンや、金が降り注ぐ火山に娘カイラニを大学に進学させるために、単身で掛けるシーン等も笑えるが、何だか良いのだなあ・・。
ー カイラニにショーンが”親が介入して来るのは面倒なんだよね‥”と言うのに対し、彼女が答えた台詞
”全然介入しない親より余程、増しよ!”なんていう会話のシーンも親子の関係性を示唆しており、何となく沁みちゃったりするんだよね。-
<今作は、前作に引き続き、ジュール・ヴェルヌの「神秘の島」を下敷きにした壮大なアドベンチャー作品なんだけれど(前作は「地底旅行」。)こういう作品を観て大人は童心に帰り、子供は冒険の楽しさを知ると思うんだよね。
このシリーズは今作で終わりなんだけれど、夢のある良いシリーズだと思ったよ。>
空想科学とファンタジーを融合
センター・オブ・ジ・アースをTVで観たので続編と言う本作もまた観たくなりました。続編と名乗っていますがジュール・ベルヌ絡みとショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)が出ている位で全く別の話ですね。
ベルヌの「神秘の島(1874)」とありますが中身はこれまた別物、リンカーン島はアトランティック大陸の一部だったという設定や「ガリバー旅行記」のリリパット国や「宝島」のイスパニョーラ島と同一というから頭が混乱、確かに島では動物や昆虫の大きさが逆転、猫位の象や恐竜のような襟巻トカゲなど突飛なサイズ。クリーチャーものでは昔は昆虫ミュータントが大人気でしたから王道の復活、色んな奇妙な生き物が出てくるのも見どころですがミツバチに跨っての飛行は素晴らしいアイデア、アマツバメとの空中戦は見どころでしたね。海中では鮫の襲来かと思ったら巨大電気うなぎ出現、何故電気と思ったら大事な伏線と見どころ満載。
ショーンの冒険を助ける前作の叔父さん役のブレンダン・フレイザーよりドウェイン・ジョンソンの方が遥かに頼りになるので安心して観ていられます、ただ胸筋ぴくぴくは頂けませんがね。
耳のせいかガイド(ルイス・ガスマン)のおやじさんの名がガバチョに聴こえ懐かしいひょうたん島を思い出しました。
ドウェイン・ジョンソンのWhat a Wonderful World( この素晴らしき世界)の替え歌も良かった、見掛けに依らず甘い声にびっくり。
神秘の島が海底二万哩のノーチラス号の母港というのはお約束、祖父役のマイケルケインさんはTVシリーズでネモ船長を演じていた縁での出演でしょうかね。ただ本作のノーチラス号は昔観た形と随分違い翼が大きくて飛行機のようでした。
何度か観ている筈なのに忘れた頃に観なおすと再発見も多くて面白さの工夫の数々に舌を巻きました。空想科学とファンタジーを融合させた絶品でした。
早送りで見ている気分…(笑)
ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」を3D映画化した「センター・オブ・ジ・アース」の続編。
「地底旅行」はタイトルだけ、「神秘の島」をベースに、「海底2万マイル」など他のヴェルヌ作品をリンクさせた内容。
ハラハラドキドキのアドベンチャーと言うより、アトラクション。
劇場時の3Dを意識した映像作り、象は小さくトカゲやハチが大きい“神秘の島”の世界観などなど、見ていて楽しい。
肩の凝らない娯楽作。
だけど、どうしても気になる点が。
展開、早っ!(笑)
テンポがイイじゃなく、まるで早送りして見ている気分。
“神秘の島”から謎の暗号を受け取った青年ショーン。
↓
養父ハンクとソリが合わない。
ハンクはたまたま暗号解読のエキスパート。
↓
あっさり暗号を解読。
それはショーンの祖父の救難信号。
“神秘の島”の座標をも特定する。
ここまででざっと10分。
島に行きたいショーンにハンクは反対するが、距離を縮める為、二人で冒険に出る。
↓
あっという間にパラオへ。
現地人ガイドとその美人の娘も加わり、いざ目的の島へ。
↓
嵐に遭う。
↓
嵐の中に呑まれ、気付くと、そこは“神秘の島”!
ここまででざっと20分。
文にすると長いが、実際はポンポンポンと進んでいく。
尺が短いので、これ位がちょうどなのかもしれないけど。
“神秘の島”って誰も辿り着けなかった島じゃないのかい?…という事については敢えて触れまい。
島に到着してからは先にも述べた通りアトラクション。
なので、ご都合主義とツッコミのオンパレード。
祖父とも運良く再会、危機また危機を超人的に回避、巨大ハチだっていとも簡単に乗りこなす。
そんな冒険の中で、ショーンはガイドの娘とイイ雰囲気になり、ハンクとも絆を深める。
元から仲良かったんじゃないのかい?…という事については敢えて触れまい。
水没する島からノーチラス号に乗って脱出!
場面転換すると、早半年後。
ショーンはガイドの娘と恋人関係になり、ハンクとも仲睦まじい。
滞在期間は数日、感覚は90分。お急ぎのアトラクション的冒険旅行、いかがっスか〜?
1とは違って
3冊の本がヒントとなって、、謎解きがはじまる。
前回と同様、恋愛、ドキドキ、驚き、家族愛が、わかる。
ストーリーの流れも前回と同じでしたね。
子供と見たのですが、冒険の本を読みたくなったと、、謎解きもよいものですね。
3Dの映像はきれいで迫力がありました。
笑いがところどころあって、、楽しめる映画でした。
全5件を表示