「いい映画とは」最強のふたり Croさんの映画レビュー(感想・評価)
いい映画とは
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よく名作と言われる映画は「感動」できるとか、「泣ける」要素があるとか、そういうのを前提にあると思う。実際、自分が見た中で名作だ、と思えた評価の高い映画の全てはそういった要素があった
なので、名作とよく言われるこの映画も「泣ける映画」なのだろうと思って見始めたが、最後まで泣くことはなかった。泣けなくても「いい映画」と思えるものもあるんだ、と実感できる。そういう映画
もちろん、別に泣ける訳じゃなくても「名作」っていう括りはたくさんあるとは思うけど、この友情が尊いもので、互いが互いに、一緒にいると笑顔になれて、「二人が一緒なら最強だ」と思える。その時間を見れる事がこれほどのエンターテインメントになる、というのは中々にすごいことだと
正直フィリップが死んで悲しさ乗り越えて〜的な陳腐なENDだったら星1にしてたかも知れないけど、ただ雇用主ではなく一人の友人の為にデートをセッティングして、笑ってその場を去るドリスでこの映画が終わったことに何よりも意味があると思う
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