「生きるうえで大切なことを教えてくれる、そんな傑作。」最強のふたり 松本一輝さんの映画レビュー(感想・評価)
生きるうえで大切なことを教えてくれる、そんな傑作。
昨日は映画を見たあと、余韻をずっと感じてました。
そのくらい本作はとんでもなく僕の心に響いた作品でした。
世代や価値観、環境や人種まで、全くと言っていいほど類似点がない2人ですが、だからこそ人として真の絆で結ばれている2人の関係が尊いというか、とんでもなく素晴らしかったです。
実際に僕らの人生においても、全く同じで、趣味も価値観も合わないやつなのに、何故か親友になってた。とか、全然世代が違う人なのに、めちゃくちゃ仲が良かったりする。だとか、ありますよね。
人間誰しも欠けているんですけど、それをお互い補っていく生き物なので、だからこそ原題にUntouchable(手の届かない)とつけたのかなと。
100%理解できることなんてできないし、完全に手が届くことなんてありえないんですけど、100%に、完全に、少しでも近づくように僕らは日々助け合いながらすごしているんですよね。
僕も自分の人生において、もっと相手に優しくしたり、向こうの立場で物事を考えていこうかな、なんて思わされました。
この映画、1週間仕事で疲れたな〜っていう金曜の深夜に見ることをオススメします。秒で疲れが吹っ飛びます笑
2人と同じ環境では、一緒に暮らせないんですよ。
でも2人とも誰よりもお互いのことを理解し合っている。
ラストのシーンもお互い固い絆で結ばれながらもお互い別々の人生を歩んでいく。というのがとても好きです。Untouchableでした。
最強のふたり最高でしたわ!
フランス映画、ヌーヴェルヴァーグとリュック・ベッソンくらいしか知らなかったんですけど、これを機にもっと見てみようかなと思いました。
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