「差別とは何か」最強のふたり marさんの映画レビュー(感想・評価)
差別とは何か
ある意味バディ・ムービー。
実話ベースという事でストーリー的に飛躍はないけれど、
これほどまで心に刺さるのは実話だからこそだろうか。
さて原題を直訳すると「触れられないもの」。
有色人種と白色人種、富裕層と貧困層、健常者と障がい者、など
それらの間にある格差というか差別をテーマに描いた作品。
介護人・ドリスの、生き生きと表情豊かな演技が特に素晴らしく
作品全体の説得力を何倍にもさせていたと思う。
それにしても考えさせられるのは、「差別とは何か」。
もっといえば、どこまでが「配慮」でどこからが「差別」?
そんなことは深く考えないで、自分らしく、人と関わっていこう。
鑑賞後は、作品からそんなメッセージをもらった気がした。
コメントする