「貴賎も障害も超える友情」最強のふたり Easter党さんの映画レビュー(感想・評価)
貴賎も障害も超える友情
ドリスのストレートさに初めは戸惑いを感じましたが、それは彼が誰に対しても、相手が金持ちだろうが障害を持っていようが関係ない「一人の人間」として接している。
「人類皆平等なんて絵空事抜かしてんじゃねえぞ。俺とあんたは違う。それが何だ?面倒だからとりあえず一服しようぜ」みたいな(笑)
ドリスとフィリップの関係の変化は
平等・助け合いの精神が実は強者から弱者への押し付けであったり
貧富の差が益々広がる実社会を無視した性善説や共同体への風刺を感じハッとしてしまいた。笑
ドリスにはTPOもへったくれもないんだけど、もっと大切なことを彼からは感じてしまう。周りも気づけば彼の魅力にハマっていきます。
節々にブラックユーモアがあり、中には意味はわかるけど感覚的に笑うというより「あぁ」みたいなリアクションにもなってしまった…笑
人との関わり方を含め、自分の心を見直す映画でした。
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