アルバート氏の人生

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アルバート氏の人生

解説

「彼女を見ればわかること」「美しい人」のロドリゴ・ガルシア監督が、自由を得るために男性として生きなければならなかったひとりの女性の姿を描いたドラマ。主演のグレン・クローズは2011年・第24回東京国際映画祭の最優秀女優賞受賞(映画祭上映タイトル「アルバート・ノッブス」)、第84回米アカデミー主演女優賞ノミネート。独身の女性が自立して生きることがまだ許されていなかった19世紀アイルランドのダブリン。人付き合いを避けて静かに暮らす内気な執事アルバートは、貧しく孤独な生活から逃れるため、性別を偽り男性として生きる道を選んだ女性だった。しかし、ある日、ハンサムなペンキ屋のヒューバートと出会ったことから、アルバートは自らを偽り続けて生きることに悩み始める。共演に「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ、「キック・アス」のアーロン・ジョンソン、「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」のジャネット・マクティアら。

2011年製作/113分/PG12/アイルランド
原題または英題:Albert Nobbs
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2013年1月18日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第84回 アカデミー賞(2012年)

ノミネート

主演女優賞 グレン・クローズ
助演女優賞 ジャネット・マクティア
メイクアップ賞  

第69回 ゴールデングローブ賞(2012年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) グレン・クローズ
最優秀助演女優賞 ジャネット・マクティア
最優秀主題歌賞
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(C)Morrison Films

映画レビュー

5.0アルバート氏の生き方をどう思うか。

Mさん
2022年10月2日
Androidアプリから投稿

落ち着いた印象の本作。みんなはアルバート氏の生き方をどう思うのだろうか。

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M

4.5女性の地位

2022年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ジャーニー

3.5パパ活の悲しき末路

2022年1月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

女性だが男性としてホテルの執事をするアルバートが、同じように男性として生きる女性に出会うことで自らも誰かと共に生活する夢を見ていく話。

同性愛だったりLGBTQの人たちの話って無駄に綺麗に描かれがちだけど、今作はアルバートが恋愛下手すぎて普通にめんどくさいおじさんなのが良い。こういうパパ活に上手く利用される感じは、たとえ女だったとしても同じ。異性愛者と変わらないダサい姿を描くことで、マイノリティが実はマイノリティでは無いことが示されてる気がする。

アルバートのセクシャリティは最後まで明確に定まることは無いものの、恋愛においての行為が完全におじさんだし、プロポーズの言葉も「世話する」から結婚してという風に男性性前面に出てちゃってるので、アルバートに自覚がなくてもやっぱり男なのかなと思った。

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せつこん

3.0生き方に共感

2021年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

重々しい時代に、必死で生きる姿が感動を呼びます。
その時代背景の割に、そこはかとなく漂うユーモアもあって、特に、序盤の「えっ、そうなの?」という展開には興味を惹かれ、つい続きを見ずにいられない展開で、見せ方が上手いな、と思いました。

映画は、決してハッピーには終わりませんが、登場人物がそれぞれていねいに描いてあり、落ち着くとこに落ち着く感じです。

じっくり、腰を据えて、彼?の人生を見るのもいいでしょう。

2014.6.22

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うそつきカモメ