カラスの親指のレビュー・感想・評価
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どんでん返し
結末のどんでん返しもあり、騙し騙されテンポが良い作品でした(^-^)/
阿部さん、好きな俳優さんです!村上ショージさんの演技を始めて見たのですが、とても良かったです!でも、少し上映時間が長いかなぁ。
阿部ちゃんと村上ショージの役柄逆でもよかったかも
実は○○だったという噂を聞いていたのであえてこれは
あらすじを読んでから劇場へ向かった。
うむ、なるほど。ところどころちょこちょこ伏線を張っているのね。
そして最後につながっていくと。
最後のシーンかな。村上ショージさんの長セリフのところは。
途中の会話の中でもちょこちょこキーとなること言っていたけども、
最後のシーンは本格的俳優である阿部ちゃんほどオーラはそれほどない
村上ショージにセリフを言わせた分ちょっと味が薄れてしまったかな。
なのでそこから逆に考えると二人の役柄は逆でもよかったかな?
と思ったり。
あとやっぱあの子の親が誰かと考えたら阿部ちゃんの方が合うし。
親子のつながってるー感はあまり出てなかったから。
けど、なんとなくほっこりじんわりさせて頂きました。最高に感動ってまでは行きませんでしたが。
それにしても石原さとみ。以前「使命と魂のリミット」でクールな研修医役やってたけども、それを思い出しながらこの映画では真逆な役柄だなーって思いながら観てました。
能年玲奈ちゃんもあのカッコ一瞬わかりませんでした。
カラスの償い。
一部主要キャストのナゼ?が、最後にあ、なるほどね~となる作品。
しかし、残念ながら成功しているとは、言い難い。。
阿部ちゃん主演ということで大いに期待した本作、
徹底したコメディ詐欺作品かと思いきや、そうではなかった。
原作を知らないので、この長さで適当なのか分からないけど、長い!
飽きるわけではないが、おそらくはこの長さにする必要性があったと
そう思いながら観続ける観客に…あの結末かい?という感じだった。
どちらかというと詐欺より人情モノに近い。
どの配役も悪党と呼べる体がなく、冒頭の競馬場の行が一番面白い。
あーこのままトントンとテンポよく進めば良かったものを、描きたい
部分は全く別のところにあった感じである。物語自体が悪いわけでは
ないので、どっちに期待をかけるか。で感動の類が変わってくる作品。
私は徹底して詐欺色一辺倒に構えていたため、
ラストの種明かしで(なるほどねと思いつつ)更に人情劇に巻き込まれ、
これカラスの償い作品かよと、実はその直後に観た「ドリームハウス」
の後半20分とよく似た感覚に陥った。つまり、いい話すぎるのである。
全く悪意のない騙しに騙された観客は、感情の持って行き場を失う。
よーし!そうきたかと膝を打つ(はずの)場面を失ってしまうのである。
それが監督の狙いだったなら、ある意味成功なのかと思うが、
一度完了したと思わせて、もう一度ひっくり返す。小気味良い演出が
冴え渡る瞬間のはずが、パズルが嵌るほどスッキリとはしてこない。
それ以前の流れが説明不足に終わっているため(長いのに)え?あれは
どうなったの?何そんな普通でいいわけ?と勘ぐってしまいたくなる。
親指は…の説明じゃ、きっと涙を浮かべてしまう人もいたんじゃないか。
確かに冒頭から親心に関しては心を砕いた脚本と演出だった。
うーん…でも私は、もっと違う方面を期待してしまったんだよな。
村上の演技はハテ…?という位だが、台詞覚えが大変だったそうだ。
あれで出身が仙台、ってところでやっと笑えた^^;
まひろ役の能年玲奈が愛らしくも完璧な演技で姉?をかわしていた。
ポイントは、なんといってもラーメン屋ね(よく見ておきましょう)
タンメンが美味しそうだったなー。
(プロの詐欺師って確かにエ?と思う人が多い。怖い女も増えたよね)
長い(`・д・´)そして残念(;´∀`)
語り口や映画全体を通した雰囲気は俺は好き(゚∀゚)アヒャ
ただ・・・
長過ぎ(;・∀・)
この手の映画で170分は長過ぎだろ!!!ヽ(`Д´)ノプンプン
知り合いの保証人になってしまったことで闇金から取り立てられて仕事をなくし、逆に闇金にスカウトされて取り立て屋になってある女を自殺に追い込んでしまった阿部ちゃんが、せめてもの罪滅ぼしで金をその娘に送っていたが・・・
話が強引過ぎやしないか??ォィォィヾ(゚д゚;)
まずその2人の娘は成長するまでどうやって生活してきた???
母親が自殺した時は確実に小学生くらいだろ???
親戚に引き取られて行って、成長してから自立したということなのかも知れないけど、仕事とかどうしてんのかね???(;´∀`)
妹は手慣れた手つきですりを実行してるけど、後になってその設定が生かされるのかと思いきや全然生かされてない!!!
料理が上手いという設定も生かされてない!!!
取って付けたみたいな設定だなΣ(゚Д゚ υ) アリャ
お姉ちゃんの石原さとみも、単にヘラヘラしてるだけで特技らしい特技もねえし( ´_ゝ`)
「今まで散々我慢してきたのに、また我慢しなきゃいけないの?」
「私たちもう我慢するのやだよ~~~・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン」
・・・てめえいつ我慢してたんだゴルァ━━━(メ`皿´)━━━!!
そして5人の共同生活が始まって、さらに猫が舞い込んで「トサカ」っていう名前を付けて可愛がるけど、まずその名前も( ゚Д゚)ハァ?
そのトサカ、死んだと思いきや実は・・・( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?
実際は頭の毛が黒いけど白く塗ってって、そんなのすぐ気付かれるだろ???工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工
でも死骸としてカモフラージュするためにトマトピューレと骨付き肉を使ったというのは上手い!!!(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチと思った。
しかし阿部ちゃんも村上ショージも、経験豊富な詐欺師な割にはいとも簡単に内緒話を姉妹に聞かれてるし(;´∀`)
阿部ちゃんのアパートが火事になった時も、あれは発煙筒みたいなのを使って煙を炊いてただけって・・・そんなの後ですぐ分かるだろうが!!!
阿部ちゃん公園で寝た後戻ったりしなかったのか???
でも5人で暮らしてる一戸建ての借家には本物の火を付けるんですな(ノ∀`)アチャー
劇団を使って大がかりな引っかけをしてたって言うけど、その設定無理があり過ぎる(・´з`・)┌
闇金屋の鶴見辰吾もさあ~・・・あんな怪しい連中が盗聴器を仕掛けてる可能性があるなんて言うのを聞いて何も思わんのかね?(;・∀・)
前半のいかにも悪どい雰囲気良かったのにな~(´・ω・`)
刑務所入っててかなり丸くなったんですかね?
警察に密告した阿部ちゃんを恨んで執拗に付け狙ってると思ってたけど、全然歯牙にもかけてなかったわけね( ´_ゝ`)フーン
でも子分の小坂大魔王のルックスと立ち振る舞い、そしてこのキャストの意外性は良かった(゚∀゚)
「あんたずいぶん若いな~。その年でこんな専門的な仕事良くできるな~┬|д゚)ぁゃιぃ」
「・・・私、社長の娘なんです。」
これ嘘じゃなくて本当だったんですね(´∀`*)ウフフ
ここは(゚д゚)イーヨイイヨー
盗聴器を外すふりをして金をふんだくるのかと思いきや・・・
「その金を俺によこせ!!!」
エェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエライコッチャ
なぜそこでそれをやるんだ???
娘が落下して重傷を負ったと思いきや・・・と言うのも強引だな~~~~~(・ω・)
それで救急車を呼ぶふりをして逃げおおせて・・・
つうか石原さとみいつ変装して、いつ隣の部屋に行ったの???
確かに所々に色々伏線は張り巡らしてあるし、ラストで村上ショージの口から全部ネタバレが説明されるけど・・・
「詐欺なんてやる奴は最低です。」
・・・あんた詐欺で儲けた金使って色々工作してたろうが!!!!( ゚Д゚)ゴルァ!!
しかも阿部ちゃんがそのからくりに気付くのが、例の3人からもらった手紙を読んで煙草を吸いながら煙越しに一戸建ての家を見て
「・・・出来過ぎだな・・・出来過ぎ(*゚Д゚) ?」
何でそこでおかしいと思うのか意味が分かりません(ll-艸-)ァリャリャ
つうかこの時点じゃまだからくりを分かってないはずなのに、何で普通に生活できてるんだ???
殺されるかもしれないと隠遁してるならまだしも、その辺り脚本がほんとに雑(;・ω・)
でも回文の伏線、父親からの手紙の下りは大変(∩´∀`)∩スンバラスィ♪
何と行っても村上ショージの演技が非常に(・∀・)イイ!!
これが映画初出演で俳優デビューと言うけど、ほんとに自然に演技ができてて、さらに若干おかしいけど標準語も使いこなしてるところもさすが!!!
阿部ちゃんとタンメンを食うシーンほんとにうまそうだし、実は過去に壮絶な経験をしてるというプロ中のプロの「カラス」なわけだけど、そういう暗い部分を全く感じさせず飄々とした感じがいいですね~~~~゚+。゚(・∀・)゚。+゚イイ!!
阿部ちゃんの演技も大変良かったイイネ♪d('∀'o)
そして納得いかない点がもう1つ。
この映画の予告編で流れてたシーン
石原さとみ「もう騙されちゃってるもんね(´∀`*)ウフフ」
阿部ちゃん「俺が!?( ゚Д゚)ハァ?」
・・・何でこれが本編に入ってねえんだ????
予告編のためだけに撮ったシーンなら別取りにせいや!!!!
村上ショージの演技が見られたのは貴重だし、伏線の張り巡らし方は上手いとも思うけど、いかんせんご都合主義過ぎるし何より長過ぎ(;´Д`)
テレビの2時間ドラマなら面白いと思ったかも知れないけど、映画にするならこの話なら2時間以内にまとめて、もっと話の整合性を取らないと駄目です。
まあでも「THE村上ショージ映画」としては大変いいと思う。
しかし長いですね~~~~(;・∀・)
キャスティングが絶妙。
阿部寛さんと村上ショージさんの詐欺師コンビ。
阿部さんはともかく、村上ショージさんは大丈夫なんかなぁ~~。
スベリ芸人やのに・・・。
と思っていたのが、見事に裏切られた。
朴訥とした喋り方。
大阪弁を喋らない村上ショージさんに、最初から違和感あり。
でも、それが計算されていたものだったとしたら・・・。
嬉しい誤算だった。
河合まひろを演じた能年玲奈さん、落ち着きぶりはお見事でした。
河合やひろを演じた石原さとみさん、ノー天気なお姉さんを好演。
存在感があるようで、なさそうで、とっても良かった。
貫太郎を演じた小柳友さん、物に動じない様子がステキかと思えば、慌てっぷりも良い。
純真な青年を好演。
勿論、阿部寛さんは、言うまでもない。
七変化まではいかないけれど、いろいろな姿を披露してくれた。
くたびれたサラリーマン、エリートサラリーマン、学者・・ どれも楽しませてもらった。
凸凹コンビ、サイコー。
誰もが皆、懸命に生きているのが良いし、懸命ゆえに可笑しい。
ストーリーの方は、先が読めちゃったので、少々退屈した。
こんな時は、「推理小説をたくさん読むんじゃないよ」と思ってしまう。
もう少し時間を短くして、余計なことを考える暇を与えなければ、もっと良かったと思う。
カラスにも意味があり、親指にも意味があるなんて、知らなかった。
心に傷を負った者が集まって、家族のように暮らすだなんて、すごくステキ。
ほんわり心温まる作品は、イイね。
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