進撃の巨人 ATTACK ON TITANのレビュー・感想・評価
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あなたの神は誰ですか?
あなたは神を信じますか?
原作信者?アニメ版信者?それとも町山智浩信者?ライムスター宇多丸信者?あ、そうそう忘れてた、前田信者?
本年度邦画最大の話題作は、観るものの試金石となる大変な珍品。
傾向からすると、原作信者は設定で怒り、アニメ版信者は、ミカサ萌えに終始するため論外。町山信者は、今まで信じてきたものに疑いを持ち、自己を見失い大混乱。宇多丸信者は、週末まで語らない(笑)。非常に分かりやすい行動だな、おい。
オレ?前田信者。
というのはウソで、そう、しんざん信者。
本作、邦画の伝統芸と怪獣映画のノウハウをホラーの定石に当てはめて、ある部分、ギャグにして茶化し、ある部分、大真面目に繰り広げるという荒技のブサイク加減に爆笑する映画となった。
少なくとも、前提は「ファンタジー」な設定をどう笑ってあげられるか、それに尽きる。
脚本は渡辺雄介+町山智浩。
オタにはクソ扱いされる脚本を安心安定クオリティで生み出すが、業界である意味最も「堅実」な渡辺氏と、映画オタからすれば、クソ映画を最も多く観た、クソ映画を知り尽くした「神」町山氏のコラボ?こそが、本作の最も楽しい楽しみ方。
その化学反応が面白いか、どうかはさておき、なかなか手はこんでいる。
例えば、公開直前の予告に、エレンが絶叫する一コマがあった。これを見てライトな観客はドキドキし、映画オタは、ああ、また邦画のクサイ絶叫かよ!と思うであろう、あのシーン。
しかし本編では、ここでエレンが絶叫するぜ!という時に、横ヤリ入って、「いやいや、あんた、だまんなさいって」「あ、ごめんなさい。。」って、エレンを黙らせる。
邦画の伝統芸を、ギャグにしている引っ掛け。なかなかやるじゃねえか。
また予告時、大不評だった立体機動装置による飛翔シーンのダメダメCGも、本編では大分改善されている。
(ただし、飛んでる全身を正面から撮るダメダメカットは残ってた。)
そう、予告と本編の使い分け、扱いがなかなか戦略的。氏ぬ氏ぬ詐欺の逆バージョンとでも言おうか。ムキ出し巨人は見せ場ではなかった!というのは十分なサプライズだと思う。
実際本編は巨人の重量感、恐怖感、キモイ感はホントよく出ており、特にエレンが巨人化しての、他の巨人を殴り倒すシーンは、
日本ならではの特撮技術の結晶で、「パシフィックリム」、「GODZILLA」ではこぞって逃げ回っていたダイナミックな映像を、真正面から見せてくれる。そこは大いに誇っていい。
また、ホラー映画としての、作品の立ち位置も心得ており、内容的に「無意味」だが、ホラー映画的に必須な定石として、「わざわざご丁寧に」用意された欲情したオンナや、エッチしてるヤツらは巨人に喰われる、というところや隊長が指示出し中に喰われる、という定番もあり、笑かしてくれる。
登場人物がこぞってバカなのは、特撮映画であり、ホラー映画だからだ。正直ズルいが、そりゃ、しょうがない。
うるさい映画オタが、またいつもの渡辺雄介氏の脚本かよ!でこき下ろす、を承知の上で、自己満足な映画オタなネタを散りばめ、後で、そいつらに、最初のバカにした脚本が、実はスゲー凝ってました!って、言わせたいかのような、製作陣のイヤラシイ感じが透けて見える。
話の筋以外は「公開後しばらくしてから」脚本の凝りように目を向かわせようとするとは、樋口監督、イヤラシイ。
そこを笑わずして、どこを笑う?
役者について
原作知らないが、主人公エリンの童貞臭満載は原作者希望の改変の最も大事な点だと思うが、演じる三浦くんが意外にも、ちゃんと童貞に見えて素晴らしい。だからこそあの童貞の心からの絶叫寸止めがより楽しくなるのだ。
水原希子さんもイイ。再登場時の「飼われてる」感がイイ。
それらに比べると、石原さとみさんは、演じやすいキャラ故、ほめる理由は皆無。
追記
もちろん
・そもそも兵士がいるが壁に見張りがいない
・その文化レベルでは立体起動装置は作れるが、なぜ生体レーダーは作れないのか、さっぱりわからない
・人間の声には反応、車の音は気にしない巨人
・締め出したことがあるなら、その方法は記録があるだろう
ハナっから言ってもしょうがない問題は山積。この辺までもがギャグか?と言われると、まず違う。
ただしそれは、原作にはちゃんと説明があるのか?と言う質問にまともな答えが返ってくることを期待するのと同じくらいムダな突っ込みだ。
さあ、あなたは誰を信じますか?
追記2
巨人の存在について
原作しらずの勝手な解釈だけど、映画で観る限りは、人間の憎悪から成り果てた姿、ということに見える。
(エレンの場合は、ミカサへの逆ギレのようにも見えるようにしてほしかったが)
つまり、「世界は残酷だ」というのは、「無慈悲な弱肉強食の世の中」「壁の外からの恐怖」というだけでなく、巨人の襲撃は、人間の憎悪の醜さが招いた事態、もっと言うと、「巨人こそ正義」という帰着点に落とすことも可能なわけだ。
流石のライトコミックだ 『虚人 対 半人』
エロ・グロ・ナンセンス
そのものを売りにした大日本帝國が世界に誇る
3Dアニメ!
壁が2枚あるから、
アクションが2回取れて、
1時間半位のお話になる。
世界観がキャッチーなだけで、所詮根底に流れるは日本のお化け屋敷がルーツだと感じた。
ストーリーの展開は正に専守防衛で、立派なプロパガンダ映画になっている。
流石のライトコミックだと思う。
でも、日本の伝統だからね。
しかし、この捕食者は普段は何を食べているんだろう。
独断の追記
巨人を東洋系の縄文人の様相にした理由。
黒人とか白人にしてしまうと人種的なヘイトになってしまうから。
日本映画の現状だとすれば、世界に誇れるだろうか?
特撮がなかなかで、ワイヤーアクションに爽快感も。樋口演出も悪くなく、水原希子と三浦春馬が魅力的
樋口真嗣監督による2015年製作(98分)の日本映画。配給:東宝。
原作漫画は読んでいない。そのせいと期待薄だったせいも多分あるが、巨人の人間捕食シーン等特撮に顕著な違和感も無く、結構面白かった。ヒロインのミカサ役である水原希子が魅力的。また主人公エレンを演じていた故三浦春馬(1990〜2020年7月18日)の演技もかなり良かった、合掌。また、長谷川博己、三浦貴大、石原さとみも頑張っていて、好感を覚えた。
立体機動装置とかいうワイヤー・アクションで、空中を飛んで巨人をやっつける描写に一種の爽快感があり、特撮がかなりgood。血飛沫が飛ぶ残酷な場面が続出するせいもあるかもしれないが、樋口監督の演習もダレがなく、イイじゃんとの感想。シン・仮面ライダー、シン・ウルトラマンを見比べた時、シン・ゴジラが良かったのは、意外と樋口演出の貢献かとも思えてきた。
監督樋口真嗣、特撮監督尾上克郎、原作諫山創。脚本渡辺雄介、町山智浩、製作市川南、鈴木伸育、共同製作中村理一郎 、原田知明 、堀義貴 、岩田天植 、弓矢政法 、高橋誠 、松田陽三 、宮田謙一 、吉川英作、 宮本直人、 千代勝美。エグゼクティブプロデューサー山内章弘、プロデューサー佐藤善宏、ラインプロデューサー森賢正、プロダクション統括佐藤毅 、城戸史朗、撮影江原祥二、照明杉本崇、美術清水剛、録音中村淳 、田中博信、扮装統括、柘植伊佐夫、装飾高橋光、特殊造型プロデューサー、西村喜廣スタントコーディネーター、田渕景也、編集石田雄介、テクニカルプロデューサー、大屋哲男VFXスーパーバイザー、佐藤敦紀 、ツジノミナミ、音響効果、柴崎憲治、音楽鷺巣詩郎、主題歌SEKAI NO OWARI、スクリプター河島順子、助監督足立公良、制作担当斉藤大和音楽プロデューサー北原京子、撮影(特撮セカンドユニット)鈴木啓造 、桜井景一、照明(特撮セカンドユニット)小笠原篤志
美術(特撮セカンドユニット)三池敏夫、操演(特撮セカンドユニット)、関山和昭スクリプター(特撮セカンドユニット)黒河内美佳、助監督(特撮セカンドユニット)中山権正。
出演
三浦春馬エレン、長谷川博己シキシマ、水原希子ミカサ、本郷奏多アルミン、三浦貴大ジャン、桜庭ななみサシャ、松尾諭サンナギ、渡部秀フクシ、水崎綾女ヒアナ、武田梨奈リル石原さとみハンジ、ピエール瀧ソウダ、國村隼クバル、高橋みなみ、KREVA。
ここまで酷いとは
立体機動装置のアクションシーンは良くできていて巨人化したエレン、超大型巨人のデザインは素直にかっこいいと思えるしキャスト
の配役も合っていたと思うけどそれ以外
が酷く感じた 街並みも原作と比べて発展して無さすぎだし遠目から見える壁もハリボテ感が強い、キャラも酷く彼氏?が巨人に殺され復讐のため爆薬を乗せた車を巨人に突っ込む
というのはイライラした。爆薬が人類存続にかかっているのにそんな大事なものを個人的な復讐のために使った挙句1、2体しか倒せてない。 特に酷いと思ったのはミカサが死にかけのエレンを見捨てるシーンでも酷いと思ったのにエレンの死を知ったミカサが感情に任せて巨人を倒すシーンを見ても「お前が見捨てたから死んだのに感情的になる理由がわかんない」という思いだった。中盤はほとんど退屈なシーンが多く原作を知らない人が見ても面白いかどうか分かんない作品だった
キャストは神
原作既読済。アニメも見てます。率直に言うと酷かったです。しかし酷いのは殆どというか全て脚本で、キャストや美術、巨人の再現度などはほんとに素晴らしいと思います(キャストは神とは言いましたが、ミカサが水原希子さんなのは解せぬ…)。脚本が全てなんです…。脚本が良かったらもっと成功したと思います。意味が分からないのは最初でミカサが死ぬところですかね。マジで意味わからんかった…。
個人的に三浦春馬のエレンは好きでした。
主題歌もかっこよかったです。
進撃していない巨人
内容がひどいと有名だったのでずっと気になっていた。
結果、ひどすぎる。
まずなぜオリジナルストーリーにしたのか。
映画で進撃の巨人をするということは、新規よりも
ファンの人が多く見に来ることが予想されたはず。
ストーリーが意味不明。
ソウダのおっさん? シキシマ隊長? 誰だそれは。笑
巨人との戦いよりも、味方の喧嘩のほうがしっかり描かれているように感じたし
立体機動の爽快感がない。
キャラの性格が原作と全く違い、キャラ崩壊している。
エレンがなぜ巨人を倒したいと思っているのかも全然伝わってこない。
これは新規で見に来たとしても、面白いと思えないのではないか。
巨人の気持ち悪さは伝わってきたが
とにかく話の内容がしらけている。
クソ映画。
え‥何故そこまで低いかわからなかった
えーと
すみません💦私は普通に面白かったです。
ちなみにアニメの進撃の巨人は見た事がありません。役者さんも良かった。本郷奏多くんはびっくり。彼は悲壮感ある表情がすごく合う‼️違う出演している作品見たくなりました。
特撮も今まで観たなかでは良かったと思う。
もっとひどいの…ありますよね💦
ただ、アニメも見ている家族からすると、どうしても納得できないところがあると…アニメと違う、想像していた作品ではない。
でも、それは原作者さんの意向でオリジナルストーリーに変更したと言っていたので仕方ないっていうかアニメと違ってあたりまえ?っておもいました。
あ、ハンジ役の石原さとみはハマリ役だった
三浦春馬も今までとは違う一面がみる事ができたかなぁ、アクションできるって。
全体としてちょっと暗くて表情が見られない場面があったりしましたが面白くみさせてもらいました
先ずは、表題から変えましょうか?
原作無視の限度が度を超えすぎてる
車があるのに、なんで立体機動で巨人倒すの?
タンクレベルにして効率良く倒して、うなじを銃で乱射すればい~じゃん
人物相関図も原作無視、ここまで無視するなら「進撃の巨人」を抜いて
「ATTACK ON TITAN」だけでい~じゃん
巨人がなぜか居ます、近代兵器で駆逐していきます~でい~じゃん
先入観なく見れば普通の日本映画
まず先に原作ありきで話をするのはやめて適当に思った事書きます。
悪い所
同じ題材を元に制作した別のお話、時代背景や設定が良いだけにまとめ方が下手くそだなぁって言う日本映画の特徴をまとめたような映画です。
主人公が「駆逐してやる!」と強く思える程の心理描写がない。
急な寝取られ描写。
うなじへの攻撃にブレイドを使う事の意味、重火器でも狙えると思った。火薬が無いからと言う設定で良かったのでは?
人の声に敏感なのに車の走行音はフルシカトの巨人さん。
全体的な説明不足の為にキャラ愛が出ない。
謎の巨人を一本背負い。
自己中爆発女。
夜中のうちに火薬持って帰還すればよかったのでは?。
良い所
日本映画にしてはわりと戦闘シーンは好きな部類。
エンディングがカッコいい。
予告が1番面白い。
主人公口説かれる所のお尻がセクシー。
原作と違いすぎる
特にミカサのキャラが意味わからない
原作と違うことがダメだという訳ではないが、これはない
原作とストーリーが違う、登場人物も少し違う、終始薄暗い、端折っててよく分からない
原作とストーリーが違うのに端折られたら意味わからない
お母さん食べられるシーンは絶対必要
ってか車あるんかい
車が作れるなら結構何でも作れそう
実写版としてはナシ!特撮映画としてはアリ!
"進撃の巨人 ATTACK ON TITAN" 二部作前編。
通常スクリーンで鑑賞。
原作マンガは既読です。
バッシング対策のためか、公開前から「原作を再構築した全く別の『進撃の巨人』です」と原作者も樋口真嗣監督も強調していました。しかし予防線を張っていたにも関わらず、公開と同時に非難轟々の嵐が吹き荒れ、それに反応した樋口監督のツイートが大炎上したのを覚えています。
酷評している方々の気持ち、よく分かります。巨人遭遇のホラー描写は原作そのままで、実写ならではの恐怖演出で好感が持てました。ですが、良いなと思えたのはこれくらい。
キャストが日本人なのも、舞台が日本なので無理矢理納得出来ましたが、名前―エレンだのアルミンだのはやはり違和感しかない。潔くシキシマのように日本名にした方がまだマシ…
しかし、特撮ファンの目線に立って観ると「なんと素晴らしい特撮映画なんだ!」と歓喜せずにいられませんでした。
本物と見紛うばかりにつくり込まれたミニチュア。着ぐるみを使った壮絶なアクション。CGとの見事な融合。…
さすが特撮界に革命を起こした樋口監督。「平成ガメラ三部作」のイズムを踏襲し、尾上克郎の手腕も混ざり合ったことでその実力が遺憾無く発揮されていると感動しっぱなしでした。
巨人同士の戦いは「サンダ対ガイラ」を想起させ、興奮が止まりませんでした。肉弾戦の応酬は、これでもかと繰り出される生々しい描写と共にスクリーンから迫って来ました。
諫山創も原作を構想する際に「サンダ対ガイラ」が念頭にあったのは有名なお話。同作を製作した東宝での実写化は、作者自身とても感慨深いのではないかと妄想を逞しくする次第。
[以降の鑑賞記録]
2019/01/14:DVD
※修正(2023/05/07)
どうしてこうなった。
DVDで鑑賞。
前評判(ひどい)を見ていたので心してました。原作とは別モノとして観なくてはいけないのも知ってました。
「ツッコミながら笑ってみようね」と夫と話して臨みました。
笑えなかった……!!
ネタとして観るには生々しく、シナリオや演出があまりにひどい。
そしてグロい。原作もグロいんだけど劇場版は過剰にグロい。
冒頭で映画館を出た人もいたでしょう。
そして登場人物、誰ひとりとして感情移入できない。理解し難い。エレンがただの女々しい男です。
あの謎の恋愛要素たちはいりますか!?
エレンと女の子のエッチシーンいる!?あの意味とは!
シキシマさんとミカサのあの意味ありげなシーンもいる!?
てかなんであんなリンゴ食ってんだシキシマ!
そして謎のヒップホップED。
他にもツッコミどころ満載なのに笑えないんだよ。いやーびっくりしたすごかった…(悪い意味で)。
あ、でも超大型巨人のCGは迫力あって、あそこは良かった。
後編は…観なくていいかな…。
ATTACK ON TITAN
原作を知らない人間からすると、そこそこ楽しめたというのが正直な感想。
なんと言っても巨人のビジュアル。
笑っちゃうし気持ち悪いし怖いし。
恐怖を感じるってのがよくわかる。
そしてそれをやっつけるシステム。
ぴゅんぴゅん空飛ぶし、格好いい。
ただもう、無駄な流れが多い。
そんなところで隊列乱すか?
作戦行動中にセックスするか?
そもそもいくら志願者とはいえ、あんな使えないやつらに最後の希望を託すか?
キャラ設定も漫画からの影響だろうけど、無駄な個性が多い。
その辺が観てて気になる。
近年まれに見るゴミ映画
原作をけがされました。本当にひどい。
まずエレンとミカサの関係性がおかしい。原作ではミカサはエレンのこととなると周りが見えなくなるはずなのに…
シキシマ。こいつが本当に気持ち悪い。役をここまで嫌いになったのは初めてです。というかシキシマってだれやねん。リヴァイの代わりの役ということですが、ミカサと恋仲になっています。謎。
アルミン。金髪でないのは残念でしたが、本郷奏多さんは適役だとおもいます。話し方がアルミンっぽくてよかったです。でもなぜかサシャと恋仲っぽくなってて、???ってかんじ。
ハンジ。石原さとみさんの演技力でなんとかなった感じではあります。
私は原作ファンなのですが、原作を抜きにしたとしてもひどいです。巨人に食われるシーンだけ大人向けであとは薄っぺらい幼稚な話。無駄なお色気シーンもあるし。
今後このような原作を汚す映画が作られないことを願います。
もったいない
アニメが面白かったので原作読んでようやく映画を観た。映画館で観なくて良かった。
なぜ原作通りにしなかったのか分からない。面白くしたくないのか?
エレンがミカサを助けないなんてありえないしミカサがエレンと離れるなんてありえない。
もろCG使ってます!が丸わかり過ぎて悲しい。日本は海外よりそんなにお金ないの?技術ないの?
無駄に恋愛要素入れる必要ある?
キャラクターが良かったのは石原さとみだけでした。すごい見た目も声もアニメのキャラに似てた。
監督はこの出来映えで満足ですか?
巨人がCG 過ぎて恐怖が伝わらない。俳優さんからも。
歌はアニメの歌で良かったのに。
映像は迫力満点
レンタルDVDで前後編まとめて鑑賞。
始まってすぐ、原作と世界観がずいぶん違うことに気づく。エレンが不発弾の上に立っている。
不発弾!そういうモノがある世界なんだ。壁が壊されるときも、ヘリコプターなんぞが壁から落ちてくるし。
それから人類はそもそもこの100年、巨人と接触しておらず、調査兵団なんてものは壁が壊されてから結成された軍隊で(立体軌道装置も壁の破壊以降にハンジによって開発された)、しかも既に全滅してしまっている。
すなわち、エレンたちが入隊したのは確かに軍だが、兵士としてではなく単なる作業員として、なのだということ。
(DVDの字幕を表示させて見ていると、エレンの仲間たちに『作業員』と表示されている)
ということを踏まえれば、この映画に多く見られる「こいつら、なんでこんなにバカなの?」という批判は、「エレンたちは兵士ではなくただの作業員だから」統制がとれてなくて当たり前、ということになる。
でもさ。
そういう変更をしたのなら、しつこいくらいに説明しておかなくてはならないでしょ。
でもそれならなぜ彼らが立体軌道装置を装備しているのだ?という疑問も湧いてくるけど。
巨人の映像は見事。
超大型だけでなく、無知性巨人のただのおっさんおばさんぶりも含めて、映像的な表現は文句なし、と言って良いと思う。
ただ、巨人の恐ろしさ、巨人に対峙した時の人間の恐怖については、ずいぶん薄められてしまった。
熟練の兵士がチームで当たっても勝てるとは限らない巨人が集団で現れたときの絶望感がない。
地面で、しかも斧で巨人に立ち向かったりするやつがいるのが原因だが、それにしてもそいつが巨人を素手で投げ飛ばすシーンは何の冗談だ?
このシーンを見た時点で、制作陣がこの映画をマジメに創っていないことが感じられてがっかりした。
アルミンを庇って食われるエレン、絶望するミカサの眼前に現れるエレンの巨人、胴体が千切れて事切れた彼氏を錯乱して介抱する彼女など、原作から引用したシーンも多いけれど、銃で自殺する兵士のように、必然性がない場面で引用だけしてみました、ってシーンもあったりする。わざわざ叫んで巨人を呼び寄せてしまうエレンを見るに至っては、制作者が原作をリスペクトしているのかバカにしているのか分からなくなってくる。
ま、結論は後編を見てから、かな。
前半部分は、原作とイメージがあまりにも違うので驚いたけれど、後半のバトルシーンは良かった。
初めのところは、いろいろ自分のイメージと違っていて、これは何だ?何を考えているのだ?と思ったくらい、原作無視のストーリーだった。
普通、変えるにしても、最初はオリジナルに忠実に作り、後から徐々に変えていくのが常識。
なぜかというと、いきなり最初から変わっていると、原作読んでいる人(特にファンの人)は抵抗があるから。
多少心を掴んでおいて、徐々に崩していかないと苦しい。
日本マンガ原作のハリウッド映画では度々見かけるけど、日本映画では珍しいパターン。
もしかしたら、日本というよりも、積極的に海外マーケット狙っていたのかもしれない。
人類は突如現れた人を食う不死身の巨人を避けるため、周囲に壁を作って暮らしていた。しかし、最近100年間は、巨人を見た人はいない。ミカサ、アルミン、エレンは壁の外に出てみようと壁に近づく。そこに突然、超大型巨人が現れ、壁に穴を開けてしまった。その穴から巨人が侵入。何段階かある壁の一番外側の農業地区は、瞬く間に巨人に占領されてしまう。その混乱の中で、ミカサは行方不明になってしまった。2年後、農業地区奪還のため、壁をふさぎ、中の巨人を駆逐する部隊が結成され、エレンとアルミンは入隊することになる。しかし戦闘用の爆薬が底をついていたため、先ずは農業地区の火薬倉庫を目指す部隊。そこには巨人から倉庫を守っていたミカサと、シキシマがいた。猛烈な攻撃をしかけてくる巨人達、はたして作戦は成功するのか・・・?
最初の部分は原作と違うけれども、最後の方のバトルシーンは、ほぼ原作通りのイメージだった。
一番見たいのは、実写のバトルだったので、よかったのかもしれない。
かなりえぐい感じになっていて、巨人が人を食うところが、実写では特にえぐい感じになっていた。
でも、『進撃の巨人』は現代社会の閉塞感と残酷なところを表しているのだろうから、それはそれでいいと思った。
原作の方が面白いのだろうけど、原作は長くて訳の分からない話なので、そのまま実写は、ほぼ無理。
定石からは外れているけれども、なんとかバトルシーンまで持っていって、バトルはしっかりやっていた。
原作の主張的なものも、しっかり映像に盛り込んであるので、これはこれでアリだと思う。
特撮技術とメタ構造で楽しめた
原作未読、アニメ版鑑賞済。
事前に駄作駄作と聞いてはいたものの、脚本に参加した町山智浩さんがこの作品でどういう物を描こうとしているのかって言う事を聞いていたので、少し前情報が入った状態で観賞。
巨人を生身の人間にしたり、特撮技術を多く取り入れる事で、PG12の規制の中でも襲われる様が生々しく、より恐ろしく出来ていたし、教会の中の人々が餌食になるシーンはハリウッドに比べて予算が少ない中でダイナミックな映像表現に仕上がってたと思う。
映画には描きたいテーマがあって、物語のそこここにメタファーが散りばめられているって言う事を前提に観ると、今観たからかも知れないけどこの進撃の巨人(の前編)では、"テロリズムをきっかけに憲法改正した日本"って言うメタファーに見えた。
壁は"戦争をしない"と決めた日本の憲法、そこに住む人々は海外の実状を知らない日本人、超大型巨人は海外の保有する核やテロ等の驚異、にそれぞれ見え、終盤エレン自身が巨人に変わるシーンは、日本が海外に対抗する為には核(かそれに類する武装)を保有せざるを得ない時代になってきているってメッセージに感じられた。
町山さんが言う所だと、破られた壁を修復しに行く壁外再建団の作業員は地震と津波によって壊された原発を修復しに行く東電の作業員をイメージしたものらしく、確かにそれを聞くと唐突に牛が出てくるのは、放射能汚染によって人類が全て撤退したチェルノブイリが動物の楽園と化しているって話を彷彿とさせる。
日本の粋を集めたであろう特撮技術や町山さんの脚本など、結構良い素材があるけれど、裏話を聞く限り(メチャクチャとまではいかないまでも)樋口監督が現場で改変してしまっている部分が空回りしてしまってる様にも感じた。
後編(の特撮技術や現代社会へのメッセージ)を観るのが楽しみでもあり、(それが現場の判断でどう変わってしまったか)怖くもある。
疑問がたくさん!
友達が漫画が好きでオススメしてきたので映画だけでも観てみようかなと。けど、首をかしげることばかり。
あのでかい壁作りは巨人がいる中どうやったの?
巨人が入れないような地下シェルターぐらい作るんじゃん?
ミカサ、そんなエレンを恨むか?
つか、あいつが巨人になれることもっと早く言えよ!
昼間車で動いても問題ないんだ。
結局エレンは不死身なの?
大巨人が口から破壊されて「うぉおおおおー」ってどっから声でてん?
なんでチカチカしてんの?
そして、落石は当たらない。。。
ところどころ迫力のあるシーンもあったけど、小さな疑問に邪魔されて、入り込めなかった。
原作ではきっと「壁」やら「巨人」はなにかのメタファーとして描かれてるんだろうなー。
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