鍵泥棒のメソッドのレビュー・感想・評価
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コンドウの「ノートを書く姿に」感動
香川照之はほんと演技が上手い。
話の中で、チンピラ役を指示されカメラに向け銃口を向けるシーンがあるのだが、いまにも引き金をひきそうな迫力ある表情にドキドキしてしまった。その他にも「記憶喪失で謙虚な役者」「記憶が戻って頼れる殺し屋」をうまく演じ分けていた。表情でここまで感情を表現できるとは、ほんとすごい役者さんだ。
話の中身としては、コンドウが少しでも記憶の手掛かりを掴もうと愚直にノートに書き留めていく姿勢、何事にも前向きに取り組む姿勢に感銘を受けた。こういう人が成功を掴むのだろうな。
殺し屋はでてきますが、家族で安心して観られる娯楽作品です!
内田けんじお得意の後出しジャンケン的なアレじゃなくてなかなか良かっ...
内田けんじお得意の後出しジャンケン的なアレじゃなくてなかなか良かった。「人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇」ってのを実感できた。小さいスクリーンで観る事をお勧めします。
便利屋
おもしろい…どうかな?
おもしろい様に作られているけど
クスッとも笑えなかった
香川と広末の二人の会話のおもしろさはある
スリル感がすくなかったかな~
アフタースクールの方がドキドキ感
騙された感の爽快さがあったような
気がする
映画というより芝居のよう
クズで売れない役者の桜井武史と、完璧な殺し屋コンドウの人生がひょんなことから入れ替わってしまいます。
ストーリーは至って単純明快でわかりやすく、伏線回収も綺麗です。
映画というよりは芝居を観ているような感覚ですね。
堺さんと香川さんの掛け合いも絶妙で半沢直樹とはまた一味違った印象を楽しめるでしょう。
そんな簡単に人間は入れ替えられねーよ。とか入れ替わったあと隣人に挨拶行って何で大家に聞きにいかねーの。とかツッコミどころは多数ありますがコメディということでご愛嬌。
もう少しストーリーに捻りや展開があった方が僕は好きですが、のんびり見る分にはまぁ普通に楽しめるかと思います。
※蛇足ですが桜井武史という名前はMr.Childrenの桜井和寿さんと小林武史さんから取ったのでは?と思ってしまう・・・。
アフタースクールとはまた一味も二味も違う
内田けんじ氏の前作「アフタースクール」とはまた一味も二味もちがい、視聴者をだますような仕掛けはありません。
とにかくよくできています。
星5つの価値はありますね。
みんないい人
いやー面白かったー、という作品。
そもそも脚本が素晴らしいし、笑いありハラハラしつつ、ややどんでん返しの感動あり、いろいろな要素が詰まっていた。入れ替わった2人の人間性に引き付けられる、うん、みんないい人!
72点
実に面白い、これは間違いなく残り続ける名作です。
特に香川照之が一番光っていた。
特に記憶を取り戻し、元の家に帰って待ち伏せしていた時の顔つきは、大好きなインファナルアフェアのリメイクであるダブルフェイスそのものだった。
脚本とテーマ、起承転結が綺麗で映画として完成度が高いと思った。
是非
「全部なっとくして、生きてる奴なんていないよ」
ダメな男と、デキる男。
整理整頓され、キチッとした日常シーンを見るのが大好きな僕からすると香川の役は気持ち良過ぎる。
ダメ男役の堺もいらっとするくらいのダメ男!
(つまり名演技なんだと思う。)
ストーリーもテンポも良く、小さな笑いがちょこちょこあり楽しかった。
ダメでも良くても、最後は恋だし、愛。
それでハッピーになればええやん!
俺も、そこでもハッピーにならんとな‥
この映画はiTunesで購入予定。
スクリーンで観なかった事を悔やむほど
まず思うのがキャストがみんな濃い、加えてキービジュもピンとこないボヤけた感じ。これは野暮ったそう。
主題歌が吉井和哉だったので気にはなっていたのですが、当時見送った覚えがあります。
しかしこの度プライムで見かけ、これも何かの縁と観てみる事に。
そうして始まってみると、当初思っていた印象とは全然違っていました。
それはもう最初っから面白い。
やはり濃いキャラクター達の散りばめた伏線と、いくつものギミック。
小物に至っても、ラジカセやブラウン管のテレビが懐かしい。この時代設定はいつなのだろう?
Vの取り違えには本当に笑ってしまった
アラートと恋心のシンクロ、更にそれをエンドロールにも挟み込むなど最後まで細やかな演出がみられる、実に面白い作品でした。
それはもうスクリーンで観なかった事を悔やむほど。見事な作品でした。
アイディアはどこから?
売れない役者と凄腕の殺し屋の人生が逆転するなんて、どこからそのアイディアが生まれたのか。
ただのコメディでは終わらず
やる気も根気もない人はなにをしてもうまくいくはずもなく ただただ自分の人生に悲観するばかりではいけないんだ
楽して成功する訳ないんだと。
リメイク版の韓国編LUCK LEYみましたが、そちらとくらべると恋愛要素が強く。
井上綾子演じる森口瑤子さんの演技が怖いくらいハマってた
キューンとしました!
事前情報なく、タイトルだけ知っているという状態で観賞。
勝手に泥棒を生業とした人の話だと思っていたので、全然違ってびっくりました(笑)
状況や環境、うまくいかないと色んなもののせいにしがちですが、きっとそういうことではなくその人が「どう生きていくか」という事が大切なんだな、と思わされました。
あまり多くネタバレしない方が良いとは思いますが、観たあとキューンとしました。
ムロツヨシは……ありです
強面でどんな仕事も完璧にこなす殺し屋(便利屋)のコンドウが銭湯で転倒。
そしてまさかの記憶喪失。
それをいいことに、売れない役者の桜井は彼のロッカーの鍵を自分のものと入れ替え、人生を交換しようとする。
そんな中、早く結婚相手を探したい香苗は、記憶喪失中のコンドウ(桜井)にアタック。
桜井の“泥棒”から3人はヤクザのゴタゴタに巻き込まれていく。
これは発想の勝利ですね。
他人を名乗って生活する、入れ替わりという一見普通の設定で、ここまで複雑に話を展開させていくのは流石でした。
細かい部分など、つくりはかなり上手い。
監督、作品ともに評価されるだけのことはあります。
しかし、私はあまり内田監督が合わないというのが今回はっきりしました。
決してつまらないわけではないですが、なんだか物足りないというか。
自分の理解不足なだけかもしれませんが、「え?それで終わり?」と言いたくなってしまう。
ただ、『アフタースクール』よりは好きでしたし、面白かったです。
だって半沢と大和田常務ですよ。
この2人の共演面白くないわけない!
なりすます堺と豹変する香川、そしていい具合に物語を掻き回す広末。
この3人の芝居だけで何時間でも観てられます。
まさか恋愛映画だったとは、しかもあの2人の。
銭湯行ったら、石鹸には気をつけましょう!
堺雅人と香川照之の最高傑作❗️
3回目の鑑賞。
何度見ても面白い。よくこんな脚本思いつくなあと感心します(内田監督)。堺雅人のダメ男役も大ハマリですが、殺し屋と好青年を演じ分けた香川照之が秀逸!ちょっと不思議ちゃんの役を演じた広末涼子さんもこの作品になくてはならない存在です。荒川良々もコメディ顔なのに、ダーク役で逆に面白い。ラストで広末涼子、堺雅人の隣人のキューンスイッチが入るシーンが最高。吉井和哉さんの曲もこの作品に本当にピッタリで、内田監督あっぱれです。
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