「インドの底力を凝縮したような映画\(◎o◎)/」ロボット 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
インドの底力を凝縮したような映画\(◎o◎)/
インド映画と言ったら『ムトゥ踊るマハラジャ』くらいしか観たことないからかも知れないけど・・・
この映画インド映画としてはかなり斬新な映画だと思う(^_^)
機械的で金属的なOPにヒンディー文字が出てくるのがかなり新鮮Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
内容は彼女をほったらかしてロボットを作ってる科学者が、成果を認めてもらうため感情をロボットに埋め込んだらその彼女を好きになって奪い取ろうとするあまり悪い科学者の所に行って利用されて、自分で分身をどんどん作って大騒動を巻き起こすという、どこかで観たことあるような話。
所々に色んな映画の影響が見て取れます(^O^)
『ロボコップ』、『ターミネーター』、『アイ・ロボット』、『ブレイド』、『トゥームレイダー』、『トランスフォーマー』、『アイアンマン』『インディ・ジョーンズ』、『バットマン』・・・
さらに怪獣映画とか西部劇の要素も入ってるかな?
まるでハリウッド超大作を観てるような感覚になった。
インド映画独特の歌とダンスのシーンも、ロボットを出すことでかなり斬新に映る(^O^)/
さらにダンスシーンの映像がまた綺麗でさらに金属感と機械感が際立って(・∀・)イイ!!
火事現場で救助活動をするシーンの火事の規模もでか過ぎ(゚∀゚)
そして蚊が血を吸ってごめんなさいと謝るしょーもない演出もΣd(゚∀゚d)イカス!
クライマックスで街全体を停電にして充電させないようにしたら車を襲ってバッテリーから充電したり、警察隊の銃を分捕りまくって何十丁も一気に打ちまくる豪快な攻撃もスンゲェ──―Σ(゚∀゚ノ)ノ─―─ッ!
何度も何度も破壊プログラムを打ち込んでも即復活して、挙句の果てにはロボットが何体も合体して馬鹿でかいボールになったりコブラになったり・・・
もう何でもありですよこれ(゚∀゚)アヒャ
細かいことは気にしないで、とにかく好きなものの要素をぶち込んでしっちゃかめっちゃかやってくれてる。
2時間半と上映時間は長いけど、何も深いことは考えずに楽しめます(∩´∀`)∩ワーイ
でもそれだけじゃなくて、ちゃんとロボットの哀愁も感じられるし、細かい心理描写もちゃんと描いてる。
ラストでロボットが自分で自分を分解するシーンは結構泣かせます。・゚・(ノД`)・゚・。
かなりご都合主義だけど、それがまたΣd(゚∀゚d)イカス!
ただちょっとアクションシーンが長過ぎて飽きてくるかな~(;・∀・)
とにかく今のインドの持つ国力の豊かさと映画製作の力のでかさが良く分かる映画です( ゚д゚ )