オーメン(1976)のレビュー・感想・評価
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タイトルなし
シリーズは1〜4とリメイクまで観ているがファースト鑑賞前のオサライとして1作目だけを観返した。
悪魔の子ダミアンは初見前から知っていたけれど何かの拍子で人間の世界に産まれてきた程度にしか思っていなかったから、極一部ではあるが人に望まれて産まれてきた子だった事には衝撃を受けた。
写真に映る影や山犬から産まれた設定など禍々しくも神秘的で素敵。不気味な歌声も好き。
悪魔のナンバーが導く恐怖の連鎖
"オーメン" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(字幕)。
題名と大まかな内容だけは知っていたので、ずっと観たいと思っていた。公開当時のドリフの剣道コントを再放送で観た時に、ギャグにされていたことをふと思い出した。
悪魔の子。666。黙示録。ザイオン。メギド。なんだか胸がゾクゾクして来るワードばかりが出て来て、そう云うのが好きな自分としてはかなり興味深く観ることが出来た。
本作で描かれる「恐怖」は他のホラーとは一線を画しているように感じた。底知れぬ不気味さがあり、じわじわ這い上って来る恐怖と言うか。でも期待したほど怖くは無かった。
冒頭の幸せそうな外交官一家の描写から一転、乳母の狂気的自殺から次次に死者が出て、不協和音が鳴るのが秀逸。ダミアンの正体に迫っていく過程も非常にスリリングだった。
グレゴリー・ペックが主演であることを知らなかったので、大変驚いた。言うなればB級な本作の内容に関して、彼の重厚な演技がかなりの説得力を齎しているように感じた。
それに何より、ダミアン役の子役がすごかった。悪魔の子ならではと言える狡猾さと、幼い子供本来の無垢さを見事に同居させていて、演技力の高さに心の底から感服した。
※修正(2024/07/21)
6 6 6
キリスト復活を望む人あれば悪魔崇拝をする人もまたありや、記念すべき悪魔崇拝映画の第1弾。
まもなく2006年6月6日
がやって来る※1 。リメイク版もこの日に公開される筈だ、世界が崩壊しなければ。
今ならCGバリバリで大量の殺人場面を見せてくれるのでしょうが何しろ公開当時はまだ‘特撮’‘特殊効果’の時代、それだけに心理サスペンスホラーとしてジワジワと迫って来る演出力は流石リチャード・ドナーと言ったところ。
それでもこの作品には名場面が目白押し。
串刺し来た〜p(^-^)q
三輪車来た〜p(^-^)q
そしてそして遂に首ちょんぱ来た〜p(^-^)(^-^)q
う〜ん素敵なやられっぷり(^-^)v
それにしても【山犬】ですから(笑)リメイクでは女召使いが人間から段々と山犬に変化していくのかな?オリジナルの女召使いはそれはそれで充分に恐いですけどね。
※1 流石に時間がかなり過ぎてしまい、今更感がありますね。
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