「キャスト良し。次回作に期待」パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 nagiさんの映画レビュー(感想・評価)
キャスト良し。次回作に期待
ストーリーに関しては何も言わないことにしておこう。
『パイレーツ』は娯楽作品であって、内容のすばらしさよりもアクション、CGの素晴らしさ、時折挟まれる笑いが魅力なのであろう。
『パイレーツ』1〜3までは長尺にも関わらず、非常に楽しく観れたが、ストーリーの薄さは回を追うごとに顕著になっていく。まぁ、豪華な顔ぶれがスクリーンで一挙に見られるだけで良いのである。
まずキャストについてだが、予告の段階から私を驚かせたのは、ウィルとエリザベスの息子のヘンリー役であるブレントン・スウェイツである。彼を以前から知っていたわけではないが、予告で彼の顔を見たとき、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイの面影が窺えた。本当に、二人のどちらにも似ているのである。この配役には驚かされた。
そして、パイレーツ恒例の、「超絶美人ヒロイン」だが、キーラ・ナイトレイ、ペネロペ・クルスに続いて、本作では誰だ、さすがにネタも尽きたかと思われたが、さすがハリウッド。超絶美人はまだまだいるのである。カリーナ役のカヤ・スコデラーリオがこれまた死ぬほど可愛い。彼女の顔だけで120分もつのではないか?また好きなアクトレスが一人増えた。
残念だったのは、肝心のジャックがうろちょろしているだけでどこにも見せ場がないことである。キーラとオーランドも、サラザールのついでに呪い解いておいたよ。という感じの扱い。
しかし、これが次回作の布石になっているのであればこの多少強引なほどの過去キャストの復活は納得はできる。バルボッサは好きだったが、今回は綺麗な最後を迎えてしまったため、期待はできないが...
次回作、ついにアイツが復活を遂げるのか?期待を込めて☆3.5に。