「闇に堕ちるのは・・・」マレフィセント ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
闇に堕ちるのは・・・
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アンジェリーナ・ジョリーには、強い女がよく似合う。まさにこれですね、
とは言うものの、本作品はちょっと違う?
「眠れる森の美女」がどんな話か忘れちゃったけど、本作品はそのヴィランが主役ということで・・・
どんな悪かと思っていたら、なんか違うぞ。
【ネタバレ】
人間の闇の部分に翻弄される妖精っていうイメージが強いかな。
アンジェリーナ・ジョリーは確かに強い妖精で、悪魔をイメージするような角も生えてるんだけど、なんか、可哀相にしか思えない。
結局、欲に取り込まれていくヒトのために、傷つけられてばかり。
そんな中でオーロラとの出会いが彼女を癒していくような。思い起こせば良い話なんだけど・・・
見ている時には違和感しか感じなくて、何を見せられているんだって変な気持ちばかりだった。だからかな、楽しめた感じもなく、面白みも無かった。異型の生物がたくさん出てくるファンタジーって、結構好きなんだけど、本作品には引き込まれる事も無かった。
ヴィランだと思っていた彼女には、ワルを感じない。呪をかけたはずのオーロラを救おうとする。マレフィセントと幼なじみで恋仲にもなったオーロラの父は、闇に取り込まれ彼女を追い詰めていく。
一見、ハッピーエンドと思えるラストなんだけど、そこに行き着くまでのヒトとの葛藤を思うと、素直に喜べなかった。
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