シュガー・ラッシュのレビュー・感想・評価
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ディケイド「ゲームの世界か…」
プロレスにせよ何にせよ、つくりごとの世界における不文律は、主役と悪役との間に明確な信頼関係が築かれている事。
ヒーローが一人で存在できるゆえんはないし、悪役もまた然り。
誰かを、何かを守りたいと言う気持ちが魂として燃え始めた瞬間、ヒーローは生まれる。
この映画を見た後、ゲーセンに行ってラッシュを探したくなるのではないでしょうか。
ただ、一つ気になったのがヴァネロペ含め、シュガーラッシュの世界の住人の指が四本しかなかった事。
ミッキーの指も四本しかないし、これは何かの暗示か…?
ついでに言うと、ザンギエフは悪役ちゃうで笑!!
シュガーラッシュ
私、こういうのを待っていたんです!!!!
ゲームの世界の裏側など、二次元など、
そういう映画を待ってたんですよ!?
感動して、面白くって、もういっかい見たくなってしまった映画です!
もっと人気が出て、1位になってくれないかなぁ、
っと、思った作品でした。
ゲームがやりたくなった
原題から邦題のシュガー・ラッシュにしたのは大正解だと思う
Wreck-It Ralphとか客入らないよね(でも2を作ったらどうすんだろうか)
流石ディズニー
夢があって笑えて少し泣ける、最高の娯楽作品
レトロゲームのキャラクターもかなり出てくるし
見ていて飽きない、意外なゲームのパロディもある
是非劇場で見るべき
わかりやすくて、ちょっと捻ってあって。
見るのは、止めておこうと思っていたのだけれど、
見た方々の評判がとっても良いので、見に行った。
登場人物が皆、ゲームのキャラらしくて、それでいてとてもキュートで。
とっても可愛い。
悪役会合な~んてあったりして。
そこに、クッパを見た時は、何だかとっても嬉しくなっちゃった。
そういえば、マリオカートっぽい場面もあったりして。
絵の色が、すごく可愛い色だし、キャラもそれぞれ工夫してあって。
単純なストーリーかと思えば、少し捻ってあって、でも、わかりやすくて。
悪役だからって、悪い奴とは限らない。
そうだよね~。
≪役≫だもんね~。
何だかとっても、癒される作品でした。
悪役が悪い奴とは限らない
併映の台詞のないラブストーリー、「紙ひこうき」のクオリティからして、想定年齢の高さを感じさせます。
「こんな割に合わない仕事やってられないよ」と一度でも思ったことのある、ファミコン世代にはどハマり間違いなしです。
しかし、映画やゲーム、マンガの世界は実は魅力的な悪役無くしてロングランにはなり得ないのです。皆さんが好きな作品を少し思い浮かべただけでも、それはきっとあると思います。
さすがディズニー!
ディズニー映画ファンなので、公開してすぐに見に行った。期待通り、いや、期待以上のワクワク感と感動だった。ゲームは普段やらないけど、クッパが出てきたときは、思わず、おぉ!クッパ!可愛い!と思ってしまった。
こうなってほしい!正義が勝ってほしい!この人とこの人はくっついてほしい!っていうみんなの願いがちゃーんと最後に叶うのがディズニー映画のいいところ!絆とか愛とか笑いとか、すべてが揃ってる映画です!わたしみたいにベタな展開が好きなひとや、ディズニー映画が好きなひとにはぜひおすすめですっ!
ゲームの世界の愉快な仲間たち
最近はピクサー製作の映画ばかりがヒットし、本家のディズニーも“ピクサーっぽい”アニメ映画を作るようになった。今回もその例に違わず、いかにも今時の3Dアニメーションに仕上がっている。だが「シュガー・ラッシュ」はそこに“ディズニーらしい”ウィットやストーリーを盛り込むことに成功した。
そもそも題材からして興味をそそられる。ゲームの世界を舞台としたアニメはありそうでなかった。こういう“人間が見ることのできない世界”というものの設定などは見ているだけでも面白い。ゲームセンターの筐体から筐体へプラグの中を移動し、開店時間には持ち場につく。仕事が終わると、他のゲームの住人と呑み交わし、また次の日に備える。非常にユーモア溢れるストーリーだ。
主人公のラルフはそれらのゲームの一つ「Fix-It Felix, Jr.」の悪役である。仕事柄、周囲の人からのイメージも「悪役」であり、不器用なものだから何をしても空回り。典型的な「憎めないやつ」である。この序盤で特筆すべきは、ラルフがなぜ「ヒーロー」になりたいのか、自分でも正確に説明できない点だ。とにかく表面的な勝利主義に走りがちな人々を、(ユーモアに富んでるが)辛辣なジョークでさりげに批判している。
細かい点では数々のゲームへのオマージュに溢れていることが見ていて楽しかった。ドット画の2Dゲームから、高解像度の3Dゲームまで。ありとあらゆる場面・キャラクターが登場するのに、それぞれが違和感なく共存し合うところも良くできていた。
何回か舞台が変わるのも、(少々忙しい気もするが)視覚的な楽しさに貢献している。「シュガー・ラッシュ」というカラフルなゲームがメインに来ていることもあり、3D効果も存分に発揮されていた。
問題点を挙げるなら、「シュガー・ラッシュ」に入ったばかりのところで展開が少しもたついているようにも感じた。ラルフとヴァネロペの交流は確かに重要だが、実際に2人が仲良くなるのはその後だから、もう少し省略できたのではないだろうか。
それでも別々のストーリーを上手く一つにまとめあげていたのは上手かった。様々な敵が存在していると、大抵ストーリーがごちゃごちゃになるが(「カーズ2」はその典型例)、「シュガー・ラッシュ」はその点完璧であった。
キャラクターも好感が持てるし(大王にだけはイライラさせられたが)、子供も大人も楽しめるアニメ映画の見本のようだ。
でもそこに込められたメッセージは、大人向けの極めて現実的なものだ。ネタバレになるから言わないでおくが、これほどしんみりとしたエンディングもなかなか見られない。
(13年4月7日鑑賞)
話が良く出来ていると感じました。
この映画は2回見ました。
非現実的な世界を、あたかも現実かのように見せる技術はさすがディズニー。
また、今回は物語が良く練られており、自分が最後まで寝ずに見る事ができた貴重な映画です。
オチが全てを台無し。
とにかく世界観が素晴らしかった。ゲーム世界の裏側で、他のゲーム間を行き来していると言う世界は夢がある。それぞれのゲーム世界で個性の違ったキャラクターも良かった。ドット絵キャラたちが、コマ落ちした動きをしている演出もいい。ジョークや小ネタも本当に面白かった。コーラのマグマのネタはツボだった。
だが、ラストのオチで、全てが台なしになった。そして、不正な特殊能力を持ったチートキャラに共感しようとしていた事に失望した。まったく最後に裏切られた。アレでは、悪役の方が正しいとさえ思った。とても残念だった。特殊能力がなくならない限り、問題は解決していない訳で、ゲームの外には出られない事にかわりはないのだ。
また、吹替版のみの公開と言うのもヒドイ。字幕派の私でも、否応がなく吹替版を見せられた。オリジナルのジョン・C・ライリーの顔をデザインに取り入れているのに、山寺宏一の声は全く合っていなかった。もっとオッサンの声だと思う。山寺宏一が悪い訳ではないが、ディズニー・ジャパンは何でもかんでも、彼に頼り過ぎではないだろうか?他のキャラに、吉本芸人をキャスティングするのも止めて欲しい。素人の吹替えに金を払っているつもりはないのだ。安易な吹替キャスティングにも失望した。それが嫌だから字幕を見ているのに、ディズニーの選べない配給の仕方が残念でならない。
残念ながら・・
6歳の娘と観に行きました。
娘は、Hero's Dutyの場面で、暗い画面・怖い戦闘の設定・女軍曹の迫力と言葉の乱暴さに、怖いと泣きだしてしまい、始まって15分足らずで出てしまいました。
帰ってからも、怖いシーンが忘れられない・・とずっと言っています。
ちなみに娘は「パイレーツオブカリビアン」等、平気で見れるのです・・。
ここでの評価は、さすがディズニーだけあってクオリティも高いし、内容も深いものだという高評価でしたが、
娘はおそらく、ゲーム場面での迫りくる恐怖(普通のゲームを楽しむ人が面白いと感じる部分)が怖かったのだと思います。
娘は、ゲームを一切したことがありません。
ゲームに慣れている大人や、一般の人には「なにが怖いの??」という感覚なのでしょうが
初めて、Hero's Dutyのようなゲームが登場した時代には、同じような感覚を覚えた大人も居たのではないでしょうか。
私達が慣れ切って麻痺してしまっている感覚について、考えさせられる結果になりました。
途中で退出したために、映画の評価はできません。
確かに最後まで見れたら、私個人としては感動し、いい映画だったといえたかもしれません。
しかしあの場面を子どもが怖がる、と言うことは決しておかしくはない気がします。
ディズニーであるがゆえに、考えさせられた出来事でした。
本当に大切なものとは何か
流石ディズニー
この作品は深い話でした
自分とは何か 本当に大切なものとは
考えれば考えるほど
深く深くなります.
悪役だからこそ 見えてくるものがあるし 悪役だからこそ出来ることもある
自分探し
素敵な時間を過ごせる映画です!
とっても楽しめた映画でした!
いろいろな伏線が散りばめられていて、適切な場面できれいに回収していくので集中力のない私も最後まで見ることができました。
またラルフとヴァネロペの友情も感動的で泣けました。
ぜひおススメしたい映画です!
とにかく夢があって、日本愛を感じる作品!
日本の原宿カルチャーやゲームに影響を受けている監督の作品というだけあって、日本らしさがちりばめられている作品。
内容も本当に夢があって、今までにないもの!
トイストーリーにちかい要素があるけれど、わたしとしてはもっと興奮した。子供むけだと思っていたけれど、これは大人にもぜひ見てほしい作品。むしろ、大人がみたほうが興奮するかもしれない。
DVDがでたら買います。
悪役だって自己実現したいんです
悪役は悪役だから悪役なのであって、そこに疑問を挿し込もうなんてディズニーの根本に挑戦しようという意欲作。
ゲームのキャラクターとして役割が定められている一種の階級社会で、その役割に不満を抱いている悪役ラルフが主人公。その相棒もバグを含んだイレギュラーということでゲーム内でつまはじきに。
日陰者な二人が、いかにして自分を見出すかという「自分探しの旅」的な映画。
普通に考えたら「ゲームなんだから四の五の言うなよ」となるところに、悪役が集まってのグループ・セラピーという形でヒューマニズムを提供、一気に人間らしい感覚を植えつけるあたり、さすがはディズニーさん、手管を熟知していらっしゃる。
ラルフがそんな按配で冒険のたびに出るのだから、パートナーも純真なだけじゃ務まらない。
というわけで、本作のヒロインはこまっしゃくれた小娘を配置。初登場の短いシーンでラルフを手玉に取りつつ、ほっとけないポジションを確保。
おいおい本当にイレギュラーなキャラなのかと思わせるインパクト。ラルフのデカさに対比してちっちゃくてカワイイというデザインもイカす。
計算され尽くされていて、この辺は本当にディズニーですよ、奥さん。安心して子どもにも見せられますね。
ただ上っ面こそディズニーなものの、そこはディズニーたる所以のアレな部分もないわけじゃなかったりする。
端的に言うと保守的な階級社会の尊重といった価値観。
残念なことに、本作ではその雰囲気がそこかしこに秘められている。
映画『シュガー・ラッシュ』としてはチョイ役ながら、それぞれのゲーム内キャラクターとして主人公を張ってるフェリックスは、FPSゲームのガイドとして主人公に近い立場の女性軍人・カルホーンと恋に落ちてしまう。
だけど二人は異なるゲームのキャラクター。その恋は許されない・・・と思ったら、おいおい、そっちに流れるんかいなという具合。
そのくせ本作で主役のラルフは、とりあえずのヒロイズムは満たしつつも、ゲームとしては元鞘という按配。
なーんか釈然としないのだよね。
本編の主役が、「悪役は悪役だから悪役」という一方、「ヒーローはヒーローだからヒーロー」を地でいってしまってるんじゃないか。
言い換えるなら、悪役はその役割に拘束されるが、ヒーローなら愛か勝利か自己犠牲のいずれかの条件を満たしたらルール曲げてもハッピーエンドという流れが適用されてしまっているんじゃないかと。
最初に架空の人物にヒューマニズムを与える手腕が際立っただけに、本作の主役たるラルフには、もうちっとヒーローらしいエンディングを提供してやってくれよと思うわけで。
もちろんディズニーのアニメだから、落ち着くところには落ち着いて、一応はおさまりよく愛と自己実現を満たしてくれるのだけど。
何しろ小ネタが微に入り細をうがつが如くなので、観客としても期待ゲージが増してしまう。
たとえばレトロなゲームではキャラクターがカクカクした動きをするし、カートレースのシーンでは日本の配管工カートを連想させる演出がてんこ盛り。
またゲームのメインとなる舞台はお菓子の国なのだけど、コーラ&メントスという危険な組み合わせも設定に盛り込まれていて、分かる人はいちいちニヤリとしてしまうこと請け合い。
そういうあれやこれやが丁寧に作りこんでいるだけに、逆に階層社会的な価値というのも浮いて見えるあたりが少しばかしアレに思えてしまう。
ディズニーはファンタージを提供するが、その根本に強いているのは保守的な価値観なんだと改めて考えさせられた次第。格差が浮き彫りになりつつある日本ないし世界だからこそ、そういうデリケートな部分を見せ付けられると、大人の観客は苦々しい思いになってしまうかもしれない。
むしろ、子どもだから気づかないだろう的なことになっちゃうと、ファミリーで鑑賞した際、どんな感想を持つんだろうと余計な心配までしてしまう。
表面の甘-い部分だけ見ていれば、まったく問題なく幸せな気分になれるだろうが、社会的に高い関心を持った目で観てしまうと、着色料や合成甘味料がドバドバ入った菓子を知らずに食った気分になるかもしれない。
では評価。
キャスティング:5(吹き替え版ラルフの山寺宏一はうまい)
ストーリー:7(まったく違和感なくサクサクと。しかし背後の保守的な価値観は鼻につく)
映像・演出:8(時代背景の違うゲームを一つの映像で表現する技術力)
恋愛:8(子どもらしい純愛とオマケ的に安直なのと二つ楽しめる)
階層社会的な価値観:7(暗喩的に挿入)
というわけで総合評価は50点満点中35点。
裏側に秘められた事情を無視してディズニー満開で楽しめる人にはオススメ。
やっぱりディズニーだからと子どもと鑑賞したい人にはオススメ。
大人が楽しめるファミリー映画
家族での鑑賞
子供共々 いい感じに心掴まれて
爆笑しながらストーリーにドはまりし
ラス前は 快いホロリに・・・・
予定調和も心地よく
AKBの♪シューガラッシュ×2♪って口ずさむ帰路
近場では吹き替え3Dのみの上映だったので
3D吹替でしたが、2Dのがカラフルで良いかなと思いました。
どちらにしろ劇場鑑賞がオススメです。
おかえり、ディズニー!
ディズニーが再び栄光を取り戻したことを立証した作品。
内容はまさに「トイストーリー」のゲーム版といった感じです(^o^)
まず、ディズニー映画の中にクッパやソニックが登場するのが新鮮でした(笑)ストーリーが面白いのはもちろんなんですが、各ゲームの世界観を見事に表現しています。
最後のシーンは大人でも泣けます!!
今回の作品は特に1つ1つのキャラクターやシーンを細かく丁寧に作ってるなという印象で、アニメーターのこだわりを感じました
ここ最近、興行的にも面白さ的にも陥落していたディズニーがついに復活を果たしたと自信を持っていえる作品です!!
ディズニー好きじゃなくても満足出来ます!!本当に面白かった!
今年のアカデミー賞のアニメ部門はなんでシュガーラッシュではなくて「メリダとおそろしの森」なのでしょうか・・・?不満です。
ぜひ家族やカップルやみんなで観て頂きたいです!
キャラクターはヴァネロペが特に可愛かった(^^)d
映画見終わったあと、登場するキャラクターみんな好きになるはず
笑って泣いて、夢中で楽しみました
観て良かったです!にこにこ笑顔、なのに涙がポロポロ。最後まで楽しかったです。
アーケードゲームの悪役・ラルフは、長年の嫌われ役にウンザリで…。
思えばラルフやヴァネロペの抱える孤独はかなりのものなんだけど、ポップな世界の中でソフトにテンポ良く描かれ、険しい気分にならず共感しながら彼等の気持ちに寄り添っていけました。
<シュガー・ラッシュ>までラルフを追いかけてくる<Fix-It-Felix>のフェリックスと<Hero's Duty>のカルホーン軍曹もまた、主人公に負けないナイスなキャラクター。それぞれの特長がしっかり生きていて、お見事でした。
ゲームの世界はとっても楽しくて。悪役集会のメンバーも会場も愉快で、序盤からさっそくワクワク。
3Dで体感するゲームシーンは想像以上に迫力でしたし、音楽もピッタリでした。
夢中になり過ぎて思わず声をあげたチビッコも居たけど、私も夢中になってたのであまり気にならなかったよ。
みんなで楽しめる、とても素敵な映画でした。
当然ですけど、良く出来ています。
良かった。
面白かったです。
幼児向け映画からの卒業を宣言した6才の女の子に、ステップアップ出来そうな作品をということで、本作に注目しました。
実写版の子供向け映画という線も考えましたが、本作にして大正解だったと思っています。
3Dメガネをかけて、最後まで飽きることなく良く集中して観ていました。
内容的にも、難しくないのにしっかりした作りで、伏線の張り方や回収も子供にも分かりやすく、しかも大人が観ても「おぉっ」って思うところもあったりして、子供から大人まで十分に楽しめるのはさすがでした。
笑わすところは笑わす。泣かすところはちゃんと泣かす。子供向けだとしてもしっかりした世界観や、作品の奥行きや幅を感じさせる。(この作品の場合ゲームセンターの描写やラルフが悪役仲間と愚痴る描写がそれ)
そんな当たり前のことを当たり前に、ごく自然に作り上げているところにこの作り手達の真剣さとクオリティの高さを痛感する。
子供だからこそ、本当に面白い映画とそうでない映画を感覚的に見分ける。
子供は真っ直ぐな視点と心で映画を観る。だからこそ良い映画を見せたいと思う。
この「シュガー・ラッシュ」は自信を持って薦められる映画らしい映画だと思います。
楽しさ面白さ微笑ましさいっぱい!
これはただただ面白い!
ゲームの映画化は腐るほどあるが、ゲームの中の世界を舞台にしたのは新鮮。「トイ・ストーリー」のゲーム版のよう。
数々のゲームキャラクターたちが“共演”し、まるで「ロジャー・ラビット」のような楽しさ。
何と言ってもワクワクするのは、懐かしのゲームキャラクターたちの特別出演。
クッパにベガにザンギエフにソニック…。
他にも、あのキャラクターやこのキャラクターもチラチラと登場し、目移りしてしまう。
いやはや懐かしい。昔からの旧友に再会した気分。彼らは昔、確かに友達だった!(笑)
そういった楽しみだけではなく、ちゃんとストーリーも面白いのが好感。
レトロゲーム“フィックス・イット・フェリックス”で長年悪役を演じ続けてきたラルフは嫌気が差し、正義のヒーローになりたくて自分のゲームから飛び出す。
やがて辿り着いたのが、お菓子の国のカーレースゲーム“シュガー・ラッシュ”。そこで、おませな少女ヴァネロペと出会い…。
自分自身の存在に悩むラルフの姿は、今の世の我々の代弁。
出会ったヴァネロペは明るく前向きだが、欠陥プログラムで仲間外れにされている。
そんな孤独な二人が出会って育んでいく絆は、分かっちゃいるけど感動し、微笑ましい。
また、自分のゲームを飛び出したラルフの勝手な振る舞いが、ゲームの世界の危機を招く事に…という教訓と、在りのままの自分に恥じる事はない…というメッセージをソツなく織り込み、とてもイイ。
レトロゲーム“フィックス・イット・フェリックス”の雰囲気はとことん懐かしく、リアルアクションゲーム“ヒーローズ・デューティ”は「バイオハザード」のようにハード、“シュガー・ラッシュ”はカラフルでポップでキュート…その美しい映像表現と巧み技術には目が釘付け。
レースシーンも迫力満点。
レトロゲームの主人公とリアルアクションゲームの女軍曹が恋に落ちたり、“シュガー・ラッシュ”を牛耳るキャンディ大王の正体など、面白さ楽しさてんこ盛り!
映画やアニメやゲームが嫌いというよほどのひねくれ者でない限り、あらゆる世代の人が満足出来る事間違いナシ。
ほんの数年前までピクサー頼みだったディズニー・アニメーション。
しかし、「プリンセスと魔法のキス」「塔の上のラプンツェル」、そして本作と、またノッてきた!
短編アニメ「紙ひこうき」も素晴らしい!
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