劇場公開日 2013年3月23日

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シュガー・ラッシュのレビュー・感想・評価

全111件中、81~100件目を表示

4.0大人でも楽しめる作品、いや大人こそ!

2013年5月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

映画を観終わった後、隣の隣に座っていた小さな男の子は、「話がちょっとわかりづらかった、、、」と両隣の両親にこぼしていた。大人の私には、テンポもよく、登場人物(?!)達の心の機微も非常によく描かれていて、観ていてとても楽しめたのだが、逆に、子供には少し難しかったというのは、なるほど、うなづけた。つまり、アニメといえども、大人が本気で作った、大人のためのエンターテイメント作品なんでしょうね。こういう作品、いいですね。

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821

4.0最新技術で作られた、夢の懐かしゲーム

2013年5月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

既存のゲームのあのキャラが出てくる!!!という宣伝に惹かれて見てきました。

残念だったのは、「女の子向け」であるかのように宣伝されていた所で。
ファミコン世代、かつてのゲーム少年としては、「男の子が見ても十分に楽しめる」作品だと思った次第です。
悪役が「もう嫌だ」と自分のゲームを飛び出すというのは、子どもならずも共感出来る部分。

シュガーラッシュ、レックイット・ラルフなどメインになるゲームはオリジナル作品ではあるものの、ゲームの登場人物が夜な夜な集まって交流を持っているというシチュエーションは、子どもの頃に夢見た世界。
その意味では、大人が十二分に楽しめる子供向け。
いや、子どもには解らないだろうという小ネタ満載の、最新技術で作られた懐かしさを感じる映画。
大人向けの子どもアニメが多数作られる日本に影響されたのか?と思わなくもない。

伏線の張る方も絶妙で。そうとは感じさせない、綺麗な伏線の見本のような作品。
伏線を張るだけ張って回収しないような昨今の流行作品を見慣れた人間にとっては、新鮮で清々しく感じることと思います。

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はち公

4.5素直に楽しんだ。

2013年4月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

ディズニーらしいファンタジーと、ヒールの悲しい宿命が良いバランスで描かれていた。
ヒールっていうのは個人的には、悪役っていう考えで、あくまでも役であって本当の悪とは違うと思う。誰しもができるなら、ヒーローになりたいという気持ちを少なからずもっていると思う。虐げられ、敬遠され続けるのを望む人なんか殆どいない。只、ヒーローになれる人は限られている、それは紛れもない事実。なりたいと願う像と実像は違う事が殆ど。悲しいけど、自分には自分のあるべき姿がある。誰かのおかげで、誰かがいる。悪役がいるからこそ、ヒーロー役がいる。ただし、自分の役割がわかっても、それを受け入れることはとても難しい。そんな時、必要なのは自分を認めてくれる存在。だから、ヒーローになりたいということよりも、本当に欲しいのは自分を認めてもらう事だと思う。
私のヒーローってメダルをみた時は、ありきたりと思いながら、本当に感動した。そこまでのストーリーの持っていきかたがよかった。
ゲームのキャラクターが、色んなゲームを行き来するターミナルとかワクワクする演出や小ネタとか楽しい部分も多かった。
ヴァネロペちゃんはキュートに描かれてたし、ラルフも哀愁がでてた。
とにかく入り込んでしまった。

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マ神

4.5ディケイド「ゲームの世界か…」

2013年4月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

プロレスにせよ何にせよ、つくりごとの世界における不文律は、主役と悪役との間に明確な信頼関係が築かれている事。

ヒーローが一人で存在できるゆえんはないし、悪役もまた然り。

誰かを、何かを守りたいと言う気持ちが魂として燃え始めた瞬間、ヒーローは生まれる。

この映画を見た後、ゲーセンに行ってラッシュを探したくなるのではないでしょうか。

ただ、一つ気になったのがヴァネロペ含め、シュガーラッシュの世界の住人の指が四本しかなかった事。
ミッキーの指も四本しかないし、これは何かの暗示か…?

ついでに言うと、ザンギエフは悪役ちゃうで笑!!

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智哉

5.0シュガーラッシュ

2013年4月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

私、こういうのを待っていたんです!!!!

ゲームの世界の裏側など、二次元など、

そういう映画を待ってたんですよ!?

感動して、面白くって、もういっかい見たくなってしまった映画です!

もっと人気が出て、1位になってくれないかなぁ、

っと、思った作品でした。

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yukiyukirock

5.0ゲームがやりたくなった

2013年4月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

原題から邦題のシュガー・ラッシュにしたのは大正解だと思う
Wreck-It Ralphとか客入らないよね(でも2を作ったらどうすんだろうか)

流石ディズニー
夢があって笑えて少し泣ける、最高の娯楽作品

レトロゲームのキャラクターもかなり出てくるし
見ていて飽きない、意外なゲームのパロディもある

是非劇場で見るべき

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tabletap

4.0わかりやすくて、ちょっと捻ってあって。

2013年4月20日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

幸せ

見るのは、止めておこうと思っていたのだけれど、
見た方々の評判がとっても良いので、見に行った。

登場人物が皆、ゲームのキャラらしくて、それでいてとてもキュートで。
とっても可愛い。

悪役会合な~んてあったりして。
そこに、クッパを見た時は、何だかとっても嬉しくなっちゃった。
そういえば、マリオカートっぽい場面もあったりして。

絵の色が、すごく可愛い色だし、キャラもそれぞれ工夫してあって。

単純なストーリーかと思えば、少し捻ってあって、でも、わかりやすくて。

悪役だからって、悪い奴とは限らない。
そうだよね~。
≪役≫だもんね~。

何だかとっても、癒される作品でした。

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りりー

5.0悪役が悪い奴とは限らない

2013年4月10日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

併映の台詞のないラブストーリー、「紙ひこうき」のクオリティからして、想定年齢の高さを感じさせます。
「こんな割に合わない仕事やってられないよ」と一度でも思ったことのある、ファミコン世代にはどハマり間違いなしです。
しかし、映画やゲーム、マンガの世界は実は魅力的な悪役無くしてロングランにはなり得ないのです。皆さんが好きな作品を少し思い浮かべただけでも、それはきっとあると思います。

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がらだま

5.0さすがディズニー!

2013年4月9日
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ディズニー映画ファンなので、公開してすぐに見に行った。期待通り、いや、期待以上のワクワク感と感動だった。ゲームは普段やらないけど、クッパが出てきたときは、思わず、おぉ!クッパ!可愛い!と思ってしまった。

こうなってほしい!正義が勝ってほしい!この人とこの人はくっついてほしい!っていうみんなの願いがちゃーんと最後に叶うのがディズニー映画のいいところ!絆とか愛とか笑いとか、すべてが揃ってる映画です!わたしみたいにベタな展開が好きなひとや、ディズニー映画が好きなひとにはぜひおすすめですっ!

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さっくりんこ

5.0神映画

2013年4月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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楽しい

この作品は、私が今まで見た映画で一番「神」

と思った映画でした。

不満なところは一切なく、すべてが素晴らしかったです。。

やっぱりディズニー感が出ていますね~~♪

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ヴァネロペ

4.0ゲームの世界の愉快な仲間たち

2013年4月8日
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鑑賞方法:映画館

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笑える

楽しい

 最近はピクサー製作の映画ばかりがヒットし、本家のディズニーも“ピクサーっぽい”アニメ映画を作るようになった。今回もその例に違わず、いかにも今時の3Dアニメーションに仕上がっている。だが「シュガー・ラッシュ」はそこに“ディズニーらしい”ウィットやストーリーを盛り込むことに成功した。

 そもそも題材からして興味をそそられる。ゲームの世界を舞台としたアニメはありそうでなかった。こういう“人間が見ることのできない世界”というものの設定などは見ているだけでも面白い。ゲームセンターの筐体から筐体へプラグの中を移動し、開店時間には持ち場につく。仕事が終わると、他のゲームの住人と呑み交わし、また次の日に備える。非常にユーモア溢れるストーリーだ。

 主人公のラルフはそれらのゲームの一つ「Fix-It Felix, Jr.」の悪役である。仕事柄、周囲の人からのイメージも「悪役」であり、不器用なものだから何をしても空回り。典型的な「憎めないやつ」である。この序盤で特筆すべきは、ラルフがなぜ「ヒーロー」になりたいのか、自分でも正確に説明できない点だ。とにかく表面的な勝利主義に走りがちな人々を、(ユーモアに富んでるが)辛辣なジョークでさりげに批判している。

 細かい点では数々のゲームへのオマージュに溢れていることが見ていて楽しかった。ドット画の2Dゲームから、高解像度の3Dゲームまで。ありとあらゆる場面・キャラクターが登場するのに、それぞれが違和感なく共存し合うところも良くできていた。
 何回か舞台が変わるのも、(少々忙しい気もするが)視覚的な楽しさに貢献している。「シュガー・ラッシュ」というカラフルなゲームがメインに来ていることもあり、3D効果も存分に発揮されていた。

 問題点を挙げるなら、「シュガー・ラッシュ」に入ったばかりのところで展開が少しもたついているようにも感じた。ラルフとヴァネロペの交流は確かに重要だが、実際に2人が仲良くなるのはその後だから、もう少し省略できたのではないだろうか。
 それでも別々のストーリーを上手く一つにまとめあげていたのは上手かった。様々な敵が存在していると、大抵ストーリーがごちゃごちゃになるが(「カーズ2」はその典型例)、「シュガー・ラッシュ」はその点完璧であった。

 キャラクターも好感が持てるし(大王にだけはイライラさせられたが)、子供も大人も楽しめるアニメ映画の見本のようだ。
 でもそこに込められたメッセージは、大人向けの極めて現実的なものだ。ネタバレになるから言わないでおくが、これほどしんみりとしたエンディングもなかなか見られない。

(13年4月7日鑑賞)

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キューブ

5.0話が良く出来ていると感じました。

2013年4月7日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

この映画は2回見ました。

非現実的な世界を、あたかも現実かのように見せる技術はさすがディズニー。
また、今回は物語が良く練られており、自分が最後まで寝ずに見る事ができた貴重な映画です。

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kakunakisekai

1.5オチが全てを台無し。

2013年4月6日
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鑑賞方法:映画館

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とにかく世界観が素晴らしかった。ゲーム世界の裏側で、他のゲーム間を行き来していると言う世界は夢がある。それぞれのゲーム世界で個性の違ったキャラクターも良かった。ドット絵キャラたちが、コマ落ちした動きをしている演出もいい。ジョークや小ネタも本当に面白かった。コーラのマグマのネタはツボだった。
だが、ラストのオチで、全てが台なしになった。そして、不正な特殊能力を持ったチートキャラに共感しようとしていた事に失望した。まったく最後に裏切られた。アレでは、悪役の方が正しいとさえ思った。とても残念だった。特殊能力がなくならない限り、問題は解決していない訳で、ゲームの外には出られない事にかわりはないのだ。
また、吹替版のみの公開と言うのもヒドイ。字幕派の私でも、否応がなく吹替版を見せられた。オリジナルのジョン・C・ライリーの顔をデザインに取り入れているのに、山寺宏一の声は全く合っていなかった。もっとオッサンの声だと思う。山寺宏一が悪い訳ではないが、ディズニー・ジャパンは何でもかんでも、彼に頼り過ぎではないだろうか?他のキャラに、吉本芸人をキャスティングするのも止めて欲しい。素人の吹替えに金を払っているつもりはないのだ。安易な吹替キャスティングにも失望した。それが嫌だから字幕を見ているのに、ディズニーの選べない配給の仕方が残念でならない。

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まじさん

1.0残念ながら・・

2013年4月3日
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鑑賞方法:映画館

難しい

6歳の娘と観に行きました。
娘は、Hero's Dutyの場面で、暗い画面・怖い戦闘の設定・女軍曹の迫力と言葉の乱暴さに、怖いと泣きだしてしまい、始まって15分足らずで出てしまいました。
帰ってからも、怖いシーンが忘れられない・・とずっと言っています。

ちなみに娘は「パイレーツオブカリビアン」等、平気で見れるのです・・。
ここでの評価は、さすがディズニーだけあってクオリティも高いし、内容も深いものだという高評価でしたが、
娘はおそらく、ゲーム場面での迫りくる恐怖(普通のゲームを楽しむ人が面白いと感じる部分)が怖かったのだと思います。

娘は、ゲームを一切したことがありません。
ゲームに慣れている大人や、一般の人には「なにが怖いの??」という感覚なのでしょうが
初めて、Hero's Dutyのようなゲームが登場した時代には、同じような感覚を覚えた大人も居たのではないでしょうか。
私達が慣れ切って麻痺してしまっている感覚について、考えさせられる結果になりました。

途中で退出したために、映画の評価はできません。
確かに最後まで見れたら、私個人としては感動し、いい映画だったといえたかもしれません。

しかしあの場面を子どもが怖がる、と言うことは決しておかしくはない気がします。

ディズニーであるがゆえに、考えさせられた出来事でした。

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sakura

5.0本当に大切なものとは何か

2013年4月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

怖い

流石ディズニー

この作品は深い話でした

自分とは何か 本当に大切なものとは

考えれば考えるほど

深く深くなります.

悪役だからこそ 見えてくるものがあるし 悪役だからこそ出来ることもある

自分探し

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コマッツー

4.0素敵な時間を過ごせる映画です!

2013年4月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

とっても楽しめた映画でした!

いろいろな伏線が散りばめられていて、適切な場面できれいに回収していくので集中力のない私も最後まで見ることができました。

またラルフとヴァネロペの友情も感動的で泣けました。

ぜひおススメしたい映画です!

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イデリン

5.0とにかく夢があって、日本愛を感じる作品!

2013年3月31日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

日本の原宿カルチャーやゲームに影響を受けている監督の作品というだけあって、日本らしさがちりばめられている作品。

内容も本当に夢があって、今までにないもの!
トイストーリーにちかい要素があるけれど、わたしとしてはもっと興奮した。子供むけだと思っていたけれど、これは大人にもぜひ見てほしい作品。むしろ、大人がみたほうが興奮するかもしれない。

DVDがでたら買います。

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BB

3.5悪役だって自己実現したいんです

2013年3月31日
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楽しい

悪役は悪役だから悪役なのであって、そこに疑問を挿し込もうなんてディズニーの根本に挑戦しようという意欲作。
ゲームのキャラクターとして役割が定められている一種の階級社会で、その役割に不満を抱いている悪役ラルフが主人公。その相棒もバグを含んだイレギュラーということでゲーム内でつまはじきに。
日陰者な二人が、いかにして自分を見出すかという「自分探しの旅」的な映画。

普通に考えたら「ゲームなんだから四の五の言うなよ」となるところに、悪役が集まってのグループ・セラピーという形でヒューマニズムを提供、一気に人間らしい感覚を植えつけるあたり、さすがはディズニーさん、手管を熟知していらっしゃる。

ラルフがそんな按配で冒険のたびに出るのだから、パートナーも純真なだけじゃ務まらない。
というわけで、本作のヒロインはこまっしゃくれた小娘を配置。初登場の短いシーンでラルフを手玉に取りつつ、ほっとけないポジションを確保。
おいおい本当にイレギュラーなキャラなのかと思わせるインパクト。ラルフのデカさに対比してちっちゃくてカワイイというデザインもイカす。
計算され尽くされていて、この辺は本当にディズニーですよ、奥さん。安心して子どもにも見せられますね。

ただ上っ面こそディズニーなものの、そこはディズニーたる所以のアレな部分もないわけじゃなかったりする。
端的に言うと保守的な階級社会の尊重といった価値観。
残念なことに、本作ではその雰囲気がそこかしこに秘められている。

映画『シュガー・ラッシュ』としてはチョイ役ながら、それぞれのゲーム内キャラクターとして主人公を張ってるフェリックスは、FPSゲームのガイドとして主人公に近い立場の女性軍人・カルホーンと恋に落ちてしまう。
だけど二人は異なるゲームのキャラクター。その恋は許されない・・・と思ったら、おいおい、そっちに流れるんかいなという具合。
そのくせ本作で主役のラルフは、とりあえずのヒロイズムは満たしつつも、ゲームとしては元鞘という按配。

なーんか釈然としないのだよね。

本編の主役が、「悪役は悪役だから悪役」という一方、「ヒーローはヒーローだからヒーロー」を地でいってしまってるんじゃないか。
言い換えるなら、悪役はその役割に拘束されるが、ヒーローなら愛か勝利か自己犠牲のいずれかの条件を満たしたらルール曲げてもハッピーエンドという流れが適用されてしまっているんじゃないかと。
最初に架空の人物にヒューマニズムを与える手腕が際立っただけに、本作の主役たるラルフには、もうちっとヒーローらしいエンディングを提供してやってくれよと思うわけで。

もちろんディズニーのアニメだから、落ち着くところには落ち着いて、一応はおさまりよく愛と自己実現を満たしてくれるのだけど。
何しろ小ネタが微に入り細をうがつが如くなので、観客としても期待ゲージが増してしまう。
たとえばレトロなゲームではキャラクターがカクカクした動きをするし、カートレースのシーンでは日本の配管工カートを連想させる演出がてんこ盛り。
またゲームのメインとなる舞台はお菓子の国なのだけど、コーラ&メントスという危険な組み合わせも設定に盛り込まれていて、分かる人はいちいちニヤリとしてしまうこと請け合い。

そういうあれやこれやが丁寧に作りこんでいるだけに、逆に階層社会的な価値というのも浮いて見えるあたりが少しばかしアレに思えてしまう。
ディズニーはファンタージを提供するが、その根本に強いているのは保守的な価値観なんだと改めて考えさせられた次第。格差が浮き彫りになりつつある日本ないし世界だからこそ、そういうデリケートな部分を見せ付けられると、大人の観客は苦々しい思いになってしまうかもしれない。
むしろ、子どもだから気づかないだろう的なことになっちゃうと、ファミリーで鑑賞した際、どんな感想を持つんだろうと余計な心配までしてしまう。

表面の甘-い部分だけ見ていれば、まったく問題なく幸せな気分になれるだろうが、社会的に高い関心を持った目で観てしまうと、着色料や合成甘味料がドバドバ入った菓子を知らずに食った気分になるかもしれない。

では評価。

キャスティング:5(吹き替え版ラルフの山寺宏一はうまい)
ストーリー:7(まったく違和感なくサクサクと。しかし背後の保守的な価値観は鼻につく)
映像・演出:8(時代背景の違うゲームを一つの映像で表現する技術力)
恋愛:8(子どもらしい純愛とオマケ的に安直なのと二つ楽しめる)
階層社会的な価値観:7(暗喩的に挿入)

というわけで総合評価は50点満点中35点。

裏側に秘められた事情を無視してディズニー満開で楽しめる人にはオススメ。
やっぱりディズニーだからと子どもと鑑賞したい人にはオススメ。

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永賀だいす樹

4.5大人が楽しめるファミリー映画

2013年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

家族での鑑賞

子供共々 いい感じに心掴まれて
爆笑しながらストーリーにドはまりし
ラス前は 快いホロリに・・・・

予定調和も心地よく
AKBの♪シューガラッシュ×2♪って口ずさむ帰路

近場では吹き替え3Dのみの上映だったので
3D吹替でしたが、2Dのがカラフルで良いかなと思いました。

どちらにしろ劇場鑑賞がオススメです。

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たむさん

5.0おかえり、ディズニー!

2013年3月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

ディズニーが再び栄光を取り戻したことを立証した作品。

内容はまさに「トイストーリー」のゲーム版といった感じです(^o^)
まず、ディズニー映画の中にクッパやソニックが登場するのが新鮮でした(笑)ストーリーが面白いのはもちろんなんですが、各ゲームの世界観を見事に表現しています。
最後のシーンは大人でも泣けます!!
今回の作品は特に1つ1つのキャラクターやシーンを細かく丁寧に作ってるなという印象で、アニメーターのこだわりを感じました

ここ最近、興行的にも面白さ的にも陥落していたディズニーがついに復活を果たしたと自信を持っていえる作品です!!
ディズニー好きじゃなくても満足出来ます!!本当に面白かった!
今年のアカデミー賞のアニメ部門はなんでシュガーラッシュではなくて「メリダとおそろしの森」なのでしょうか・・・?不満です。

ぜひ家族やカップルやみんなで観て頂きたいです!

キャラクターはヴァネロペが特に可愛かった(^^)d
映画見終わったあと、登場するキャラクターみんな好きになるはず

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有馬隼人