「最新技術で作られた、夢の懐かしゲーム」シュガー・ラッシュ はち公さんの映画レビュー(感想・評価)
最新技術で作られた、夢の懐かしゲーム
既存のゲームのあのキャラが出てくる!!!という宣伝に惹かれて見てきました。
残念だったのは、「女の子向け」であるかのように宣伝されていた所で。
ファミコン世代、かつてのゲーム少年としては、「男の子が見ても十分に楽しめる」作品だと思った次第です。
悪役が「もう嫌だ」と自分のゲームを飛び出すというのは、子どもならずも共感出来る部分。
シュガーラッシュ、レックイット・ラルフなどメインになるゲームはオリジナル作品ではあるものの、ゲームの登場人物が夜な夜な集まって交流を持っているというシチュエーションは、子どもの頃に夢見た世界。
その意味では、大人が十二分に楽しめる子供向け。
いや、子どもには解らないだろうという小ネタ満載の、最新技術で作られた懐かしさを感じる映画。
大人向けの子どもアニメが多数作られる日本に影響されたのか?と思わなくもない。
伏線の張る方も絶妙で。そうとは感じさせない、綺麗な伏線の見本のような作品。
伏線を張るだけ張って回収しないような昨今の流行作品を見慣れた人間にとっては、新鮮で清々しく感じることと思います。
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