THE GREY 凍える太陽のレビュー・感想・評価
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男の死に様
作品冒頭で主人公の置かれた状況や心情をナレーションで説明するのは正直うまくない。本作は後半にいくほど面白くなるので、冒頭をこの様にしたのは製作サイドの何らかの事情があったのだろうか。
飛行機事故から始まるサバイバル劇の前に主人公の半生をダイジェストでもいいから描いておれば、観る側も主人公への感情移入がしやすく、もっといい作品になったと思われ、少々勿体ない気がした。他の登場人物についても然り。
自死を図るほど人生に絶望した男が死の淵に立たされた時、いかなる行動に至るのか。人の生き様を問いかける結構深い内容。映像も美しく、良作だけにやはり作品前半の出来が勿体ない。傑作になり損ねた作品。
神などいないことを実感させてくれる映画(笑) 飛行機✈️墜落、狼襲...
神などいないことを実感させてくれる映画(笑)
飛行機✈️墜落、狼襲来、次々とやってくる試練。リーアムの存在感が光るサバイバルアドベンチャー。狼、いすぎじゃない?あんなに人を襲ってくるものなの?結末が気になりすぎる。
SUN TV吹替版鑑賞 本日より濃厚接触者生活です。感染も時間の問題か(笑)
いい映画でした
生きてこそとレヴェナントとロストが混ざったような映画でした。次から次に苦難が降りかってきて、最後はいったいどうなるんだろうとドキドキしながら観ていました。
ラスト15分ぐらいがとてもよかったです。
あの終わり方でよかったと私は思います。
テーマは家族愛?
そんな終わり方!?ってラスト。
『特攻野郎Aチーム』の監督が、再びリーアム・ニーソン主演で製作。
Aチームの派手な内容とは違い、前半は会話劇、後半は雪山サバイバルという地味な作品。
ホントに地味な作品なのでオススメできないけど、どうしても見たいのなら、真夏のめちゃめちゃ暑い日に、エアコンをガンガンに効かせた部屋で見るのが良いかもね~
少しは涼しく感じるかも(?)
とりあえず、みんな家族を想って生きてるって言いたかったのかなぁ~?
生への執着
アラスカの雪山に飛行機が墜落。7人の男たちが奇跡的に生き残るも、そこは凶暴な狼の群れの縄張りで…。
最近アクション映画への出演続くリーアム・ニーソン主演なので、狼をバッタバッタ倒す単なるアクション映画かと思いきや、違った。本格的なサバイバル映画。
極寒の雪山の映像が真に迫っている。
自然は時として人間の脅威になる…映像からしっかり伝わってくる。
狼はただの狼ではない。人間の血の味を覚えた殺人狼。
群れで主人公たちを見張り、急襲し、非常にスリルが盛り上がる。
極寒と狼という過酷な状況の挟み撃ちの中、雪山からの脱出を試みるが、一人また一人と命を落としていく…。
今作でのリーアム・ニーソンはタフではあるが、「96時間」のような超人ではない。
絶望し、神を罵り、神に助けを乞う。
愛する人を失い、一度は自殺を考えた主人公。
が、過酷な状況に放り出され、生き残ろうとする。
どんな苦しみの中でも、人は生にしがみつく。
これは一見サバイバル・アクションであると共に、生への執着を描いたドラマ。
締め括りも良い。
「凍った太陽」って邦題、誰がつけた?
大好きなリーアム・ニーソンが頑張ってます。極寒の環境において、狼ハンターの言葉は貴重だ、最初、仲間は彼の言葉を信じなかった。だが、絶望の中でこそ、人間は助けあい、信じ合うのだ。確かに、解りづらいストーリーだし、中だるみや曖昧な設定への突っ込みも理解できるが、60才近いオヤジの頑張りに私は素直に敬服いたします。だからこそサバイバル+モンスタークラスの狼との死闘は安易な邦題をつけて欲しくなかった。確かに映画館での1800円は高いかも知れない。しかし、彼が頑張ったからいいじゃないですか。同じ中年の星に乾杯したい。
この話は
この話は実話じゃないと意味がない様な話じゃね?
って言うのが第一感想。
スネに傷を持ってるリーアムニーソンの細かい説明一切なし
父親の下りも中途半端
しかも最後はえっえっ何何?どうなったの?って感じでした。
作り話なら割り切って最後どうなるのか教えてくれ。
変な所でリアル感出すくせに設定自体はかなり適当。いっそクリフハンガーみたいなハチャメチャアクションてきな方向のほうがまだましだったような。
スタローンだったら、劇中仲間の一人を置いて去るシーンがあるのだけど、
「お前を一人には絶対させない!死ぬ時は一緒だ!」とかいっておぶっただろうなww
96時間を観ていたので、ジャケットのニーソンが構えてる姿に変な期待をしてしまったのがいけなかったのだろうか?w
リドリースコットが製作なのだが、プロメテウスも然り最近は駄作作ってるなぁって感じです。
残念
引き込まれる様な
様々な評価に十人十色と言えど心を痛めたので投稿します。
極寒の地への墜落から生還するために、その時、その瞬間から皆が事態を共有し生きるため努力するが…という単純明快なストーリーです。
しかし狼や寒さに倒れる、ただ狼と闘うだけでは無く精神的に追い詰められ次第に困窮して行く様は何か鬼気迫るものを感じました。
途中リーアムニーソン氏演じる主人公の回想場面が幾度かありましたが、想像を膨らませ無限とまでは言いませんが彼の人生が一体どの様なものだったのだろうか?と言った事を思う事も映画の面白さの内の一つであると言う事を再度認識させられました。
最初から主人公等への設定を求めている方にはお勧めはしませんが、想像力を働かせる事も楽しいことですよ!
残念
『生きてこそ』みたいな展開。
けどここでは主人公中心。なにやら思いにふけってる様子だけど、あまり心情は深く表現されてない。
出てくるのは狼だけ。しかも序盤は暗がりだから、なんやようわからん。
後半ちょっと盛り上がるけどね。でも結局何が起こるわけでもなし。
期待はずれというか肩透かしというか。残念な映画。
観た私の心も凍えてしまう映画だった!
「う~ん、言いたい事は解るのだが・・・?」果たして映画として評価出来るのだろうか?
と言うのが正直なこの映画を観終わった時の感想だった。
この映画を私は試写会で観ていたので、好きに成れなかったその気持ちを素直にレビューにする事に無料で映画を観ていて、その作品に対して酷評を書く事に罪悪感を憶えてしまい、その後、結局中々レビューを書けずにこの2カ月を過ごしていたのだ。
通常ならば、1800円を払い映画を観ているのだから、無駄なお金を他の人が払わなくて済む様につまらない作品は、酷評するのが、親切で良いのか、しかし映画は、一人一人感性が違うので、同じ作品でもみんなが同じ評価で無い事を思えば、正直に感想を述べても良いのかも知れないが、しかし自分の書いたレビューを読んだ人がもしも、その酷評を読んでその映画を観るのを止めてしまう事が有ったとしたら、大いに迷ってしまうのだ。
今は経済の低迷で、映画界全体が冷え込んでいるのに、自分は映画によって人生を楽しく過ごして来たけれども、その映画産業に対して申し訳ない気がして、自分がレビューを書いている、その意味と、書いた内容に対する責任とは何だろうか?と考えさせられる日々だった。
さて本題のこの作品の感想なのだが、何故私が好きに成れないでいたのかと言えば、主人公の生き様の根底にあるものがハッキリと描かれていない事だった。何度も回想シーンで、愛する女性との死別らしきシーンが登場し、そしてまた幼少期に父親からは愛情をたっぷりと受ける事無く大人になった事が画描かれるが、しかしその経緯が不明なのだ。
つまり現象だけが描かれるだけで、そこに至るまでの人間性が全く描かれていない点が不満だったのだ。しかもこの手のサバイバル映画で、一人ずつ登場人物が減って行く場合は、
主人公は生き残るので、話の結末は見えているにも関わらず、2時間観客を引っ張るには、このテーマではネガティブでやりきれないのだ。
リーアムを起用していながら、この程度の映画では残念な作品としか言いようが無い!
「赤ずきん」のようなお伽話では無い、リアル狼の逆襲からのサバイバル恐怖体験映画と言うところなのだろうが、尺が長いし、変化に乏しい。
まあ、人生で、ある日突然起こる不慮の事故で人々はどの様にサバイバルし、どの様な行動と判断を下して行くのかと言う点を一人ずつ減って行く人々を描く中で、もし自分の身に現実に事故が起きたなら、自分はどう生きる事を選ぶのかと考える参考にならなくもないのかも知れないが、しかしこの映画敢えて観る必要性を感じる事が無い映画だった事を明記しておこう。
しかし、映画は一人一人嗜好の差が有るので、観たい人は観て確かめるのも一つの方法だろう!さてあなたなら、どう評価するのだろうか?
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