崖っぷちの男のレビュー・感想・評価
全86件中、21~40件目を表示
推す、が。
とても良くできたB級映画。
ラストにもう一つ捻って欲しかった。
ホテル高層階の外壁にへばりついた男。交渉人が説得にあたるが、その男には目的があり・・・という物語。
WOWOWの公式レビューを見て興味を惹かれて鑑賞。その興味を満足させるに相応しい作品でした。
意外性のあるストーリー展開。手際の良い泥棒シーン。高所でギリギリの交渉を行う二人。緊迫感も爽快感も笑いも味わえる作品です。
元々が荒唐無稽な設定ですから、無理無茶を感じる個所はそれなりにあります。またラストは少し軽すぎるように感じるのが残念ですが、気軽に楽しめる作品だと思います。
豪華キャス
野次馬の使い方が匠!
個人的には、ターミネーター4以来のサム・ワーシントンの作品。
ストーリーや展開は超王道。保険金詐欺に巻き込まれハメられたニックが、黒幕のイングランダーとその仲間の悪事を、弟とその恋人と共に暴くというストーリー。安心して見れるものの、サスペンス作品だと変化球がないストーリーは先の展開が読めてしまうので、ちょっと新鮮さは乏しかったかな。
それでも、飛び降り自殺の演技で注目を集め、イングランダーのビルから目をそらしたり、飛び降りると見せかけて、野次馬を騒がせることで、侵入時の爆発音をカモフラージュしたり、札束をばら撒いて相手が突入するのを遅らせたり、野次馬の使い方が印象的でした。
邦題が…
ワンシチュエーションのサスペンス。
「フォーン・ブース」ほどの緊迫感と説得力はないが、充分にドキドキさせてくれて、最後はスッキリ。
WOWOWで観賞。
いくら主人公がホテルの窓の外に出て大騒ぎになっていようと、向かいのビルで爆弾を使った侵入に気づかないなんてあり得ないだろう。
結果、主人公の無実は証明されたとしても、だからといって脱獄した事実とあれほどの騒ぎを起こしたことに、お咎めなし?
と、まぁ安直ではある。
が、しかし…
上空から摩天楼を垂直に見下ろした映像を冒頭に挟み込んでおいて、主人公が窓の外に出た途端に足下を絡めて地上を見下ろすカットで足がすくみそうな高さを演出。
交渉人との掛け合いと弟たちの侵入作戦の進捗が交互に描かれ、スリルに満ちた展開で楽しませる。
突入隊が配置についたあたりで物語が大きく動き出すと、展開のスピードが一気に上がりサスペンス感が盛り上がる!
主人公の元刑事ニックを演じるサム・ワーシントンは、トム・ハーディーやクリス・ヘムズワースもそうだが、どうも頭が弱そうに見える。
勿論、偏見です。スミマセン😣💦
ついでに言うと、タイタス・ウェリヴァーという役者(お名前は今回知った)が捜査官として出てきた瞬間に「あ、こいつ悪いヤツ」と思った。
エド・ハリスが出ていたのは驚いたが、最近は賑やかし系映画にもよく出ている、「ジオストーム」とか。
色っぽいサービスカットも嬉しい。
主人公を説得する交渉に立った女性刑事リディア役のエリザベス・バンクスは、寝起き姿で色っぽく登場する。
男性刑事たちを相手に、引かない活躍は凛々しい。
弟の恋人を演じたジェネシス・ロドリゲスという女優は、見事なヴァディー‼️
お着替えシーンがサービス。
てな感じで、女性の活躍もありながらのスリルとアクションは勧善懲悪で健全。
警察官のアルバイトが許されてるってことにも驚き。
残念なのは邦題。
なぜこれに限って原題のカタカナタイトルにしなかったのだろうか…
ちなみに、エリザベス・バンクスはプロデュースや監督もこなす才人らしい。
近日公開の新作「チャーリーズ・エンジェル」の監督だそうだ。
今度はボスレー役が女性だと聞いていたが、監督でもあるエリザベス・バンクスが演じたとのこと。
【上質なジェットコースターサスペンスアクション】
リーマンショック!
同僚が無実の罪を晴らそうと努力し、父親の葬儀の際に脱走するニック(サム・ワーシントン)。この脱走シーンだけでもハラハラドキドキ。
ウォーカーという偽名を使い、ホテルの21階から身を乗り出し、警察沙汰となった。交渉人としてリディア・マーサー(エリザベス・バンクス)を指名。彼女は失敗続きで、同僚からも“死神”と呼ばれているほど。しゃべり方もちょっと抜けたような雰囲気でダメ交渉人ぶりを表現していた。
ニックの名前はタバコにつけた指紋により判明し、階下では大騒ぎになると同時にニックの弟ジョーイ(ジェイミー・ベル)が恋人のアンジー(ジェネシス・ロドリゲス)とともに向かいのビルで何やら強盗をおっぱじめようとしている。ニックと連絡を取りながら、何が起こるのかとワクワクさせられる。
徐々に過去の強奪事件の真相が明かされ、イングランダー(エド・ハリス)の悪事も明らかになっていく様子が痛快。ダイヤは盗まれてない!盗まれたことにして、保険金をだまし取るというパチンコ屋などの悪徳業者がよくやる手口。もう一度ダイヤを盗んでしまえば犯罪が露呈するのだ。ニックはイングランダーの下でバイトしてた経緯や、内務調査室にも協力的だったりと、悪事は警察内部にも及んでいた。同僚だったマイク・アッカーマンも芯から腐ってはないこともわかったし、死なないでいてほしいと願ったくらい。
終盤の展開はさらにハラハラ。野次馬たちと一緒になって、おっさんに負けるなー!と声援を送りたくなる。そして決死のダイブ!渡したダイヤが偽物とか、小型の発煙筒みたいなもんが出てくるかと思ったら・・・そこは体育会系なのね。あと、ホテルマンのじいさんが実は父親ってのは蛇足気味。
やってる内容は大事だけどそれほど重く感じなく観られた
映画中の経過時間も(服役中はないにしろ)1日と短くとても観やすかった
展開はある程度先を読めるのでキャストの演技や見せ方をどう持っていくかだがこれ程のクオリティは高いほうだと思う
ジェイミー・ベルがトム・ホランドをダンディな大人にしたようでとても好みでした
脚本の人、頭良すぎ
サスペンスジャンルのあ行から順に観ていく途中で出会った作品。
この映画の凄いところは、ストーリー登場するキャラクター達の行動(姿)と本当の姿が異なる点である。映像だけ観るとするなら、主人公は悪役に見えてしまう。キャラクターそれぞれの過去の出来事を踏まえ、今、目では見えないストーリーが繰り広げられている。
また、本作品はずっと主人公視点の映画とは違い、様々なキャラの視点から見せられるためよりいっそう裏の(本当の)あらすじがわかりやすい。しかし、伏線がわざと分かりにくくされているため、一瞬の隙も見逃せない。
ジャケットからは想像できないストーリーである。
物語が粗い
総合60点 ( ストーリー:40点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
たとえ25年の刑期があっても、父親が死ねば特別に刑務所を出て葬式にだけは出席出来る。そこから始まる緊迫の活劇が途切れることなく続く。
しかし物語がかなり粗い。葬式の場でのあまりにわざとらしい弟の行動で主人公の脱獄計画があったのはすぐにわかるが、あれでは本当に脱獄出来るだけのものだったのかは怪しいところだ。車を失ったのにどうやって捜索を潜り抜けたのか気になる。
それに特にどうやって全体の計画をまとめたのかがさっぱりわからなかった。厳重な金庫室の図面と防犯設備の情報をどうやって手に入れ、爆発物はどうやって調達したのか。出来の悪そうな素人くさい弟はどのように潜入のための専門的技術を身につけたのか。その中に本当に探している物があるのかをどう知ったのか。そこにそれがある確証がなければ、普通は命を賭けて計画を実行する気になれないでしょう。そして一体誰がこんな大それていて詳細な計画を作成出来たのか。刑務所で2年も燻っていた主人公? 情報もないのに無理。けっこう冒頭から疑問符だらけで成り行きを観ていた。
しかも最後の最後で、父親はどうやって死んだことになったのか。教会も警察も騙して代わりの死体を用意でもして葬式を出したのか。こんな無茶なことが続くと現実感が無さ過ぎてひいてしまう。もうちょっと喜劇風に作っていればそれでも許せるのだが。相棒の刑事や宝石商の社長の行方もほったらかしになっていて気になった。そもそも盗みが目的ならばこんなに目立ったりしないでこっそりと盗めばいいだけなのではないか。
ただし状況の描写はそれなりに緊迫感はあった。活劇もあったしその部分での面白さはあった。
予告観なきゃよかった…
それなりに楽しく見ることができます。 でもよくよく考えるとどうにも...
終始ハラハラで退屈しない良展開
素人のMission Impossible
全86件中、21~40件目を表示