「イルカのウィンターと夏休み」イルカと少年 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
イルカのウィンターと夏休み
尾ヒレを失ったイルカと少年の交流を描いた、実話を元にしたハートフル作。
日本劇場未公開。
イルカのウィンターは、“本人”による熱演。
尾ヒレと共に一度は生きる意欲も失うが、助けてくれた少年ソーヤーに心を開き、元気を取り戻していく。
ソーヤーも、元々は内向的な少年。成績もあまり良くなく、せっかくの夏休みも補習を受ける毎日にうんざり。
そんな時、ウィンターと出会う。
ウィンターの姿に刺激を受け、ソーヤー自身も初めて熱中出来るものを見つけ、学校の勉強だけでは得られない何かを得る。
ある時ソーヤーは、ウィンターに人工の尾ヒレを付ける事を思い付く。
試行錯誤の末、遂に…!
人間は環境を壊し多くの動物を絶滅させてきたが、こうやって命を救ったりもする人間の善良さを信じさせてくれる。
ウィンターとの触れ合いを内緒にしていたソーヤーに当初は反対する母、舞台となる海の病院の経営難、存続の為にユニークなアイデアで奔走…などなど、ハッキリ言って話は予定調和。
可もなく不可もなくと言ってしまえばそれまでだが、ファミリーで安心して見る事が出来る良心作。
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としぱぱさんのコメント
2014年1月12日
近大さん
こんにちは。
私もこの作品みました。
まずまずの出来でしたね。
イルカものの作品はハズレなしですね。
利口さを垣間見える作品でした。
前に進む。
アメリカ人が好む作品ともいえます。